聞く技術000



最近自分でも自分がなんだかかんだかわけわからんちんなのだが、「私」は分裂して、相対的な「私」が無数に浮かぶ海に飛び込んでしまって、パニックにはならないが、多少アップアップしながらプカプカ心地よくなってきたところ、というような。神秘主義者なわけではないけど、化学とは説明しか出来ない、そんな説明できない力みたいなものが働いているのだろうか?

というようなことを考えている最中、モーリー・ロバートソンのブログの最新記事がぴったりはまってきた。

氏が現在構想中の小説は「マインド・コントロール」が主題のひとつだそうで、その背景に関することが書かれている。万有引力の法則で有名なニュートンは、生涯を通じて神秘と錬金術をも追求していたそうなのだが、そこから神秘主義的な面を排除して、純粋で機械的な「化学」が作られ広められたのだが、その排除された神秘主義的な部分が、その後欧米諸国を席巻し、ナチズムにも影響を及ぼし、日本でも天理教、金光教、黒住教、その後の大本教など、「神がかり」による教派神道の成立が相次ぐが、弾圧等される、そして、第二次世界大戦でナチス・イタリア・日本が連合国とソ連に敗退すると、スピリチュアルな力を追い求める暗黒のベクトルはアメリカへと渡る、というところまでが、このブログ、そして氏のTwitterのTLでは現代アメリカ(というか主にCIA)の謀略の数々が、公開文書やYOUTUBEで見られるドキュメンタリー等をもとに語られていて、これがまた興味シンシン、というか、放射能を用いた自国民への人体実験やら途上国への介入(を通じた拷問・処刑・暗殺)、秘密戦争、まったくすさまじい。呆れる。が、しかし、原爆を投下された前と後でやり方は違うけど、上手に日本(人)だって「マインド・コントロール」されているわけで、戦後は「世界とはあんまり関わらないでいいから、お金頂戴ね」、だけど、更にこの後用無しになれば「ガンバッテネ!」って放り出されるんだろうなあ、そうしたらどうなるんだろう?その先は想像力を駆使するしかないのだよね〜、よくわからんけどね〜、でも、ただでサヨナラするわけない、ってことぐらいはわかる。アメリカっていうのは、現実だけど、あくまで歪みの行き着いた「場所」であって、「私」という宇宙が「化学」と「宗教」に引き裂かれて、内ゲバしてる、ってことなんだよ、きっと、なんだかなあ、悲惨、でも、分かれば安心でちゅけどね、、、

<Office Morley>
http://officemorley.jp/

”陰謀そのものを見つめる勇気とは、自分がその構造で恩恵を被る立場にあり、依存し、その陰謀的なシステムを動かす歯車になってせっせと働き、いやむしろそのシステムがあるおかげで自分を確認でき、その中で擬似的な言論の自由を駆使して、生きる手応えを薄っぺらに満喫していることを直視する勇気。”
https://twitter.com/gjmorley/status/369603686248353792

ところで、誰に向かって書いているのか?というのはよく思うことで、具体的な人に伝えるつもりで書いたり、どこかにいそうな人を想像して書いたりもするけど、何か説教めいたことをしたり、発見を伝えたりとかしたいのではないのであって、あるいは「秋田ばる七尾」が好きで好きでたまらなくなってしまうようにみたいな目的を持って書いても(まいんどこんとろーる)いいのだろうが、なんというか、僕のしたいことはそういうことじゃなくて、新しい「私」に会いたい、みたいなアイディアの洪水にいたいってこと。

先週はお盆てことで、盆踊りMUSIC+ROXY MUSICというBGMで営業していた。この組み合わせは単なる思いつきだったけど、あんまり違和感なく繋がった気がする。不思議。僕だけ?ストトンストトン、太鼓やお囃子のリズムっていうのは思考の調子も滑らかになる気がする。リズムと日頃使用している言語っていうのは、お互いに影響しあうんじゃないのかな?ロックのビートみたいのは近代化されつくしていて、なんでも乗せられるみたいな面白さはあるけど、肉体は近代化しないから、しかも日本語なんて近代化しようがない、というか、日本語環境、日本ネイティブでしか楽しめない特権快楽というのもあるんじゃないだろうか?

誰に書いているのか?というのは問いがそもそも不毛なのだろう。誰がどういうふうに読むだろうか?というのが、少しはましな問いだ。今のところの僕は、いろいろ分かりたいという動機があって、分かった「私」をどんどん散りばめたいという、エンターテイメントの反対みたいなのが「私」探し。

さて、これってよく考えると当たり前なのだけど、書く技術よりも読む技術、すなわち聞く技術が大切なのだろう、と気がついて、聞き方について勉強を始めた。聞き方、というのは聞こえ方でもある。そして今更だけど、その最初は自分の状態の把握、になるんだなあ、なるほどなあ、とほほ、しかし、行くのら!(つづく)

Sketches of MYAHK trailer スケッチ・オブ・ミャーク(宮古島神唄の世界)

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七尾太佳史
(ななおたかし)

「秋田ばる七尾」店主。毎週水曜日更新です。


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