お知らせ
こんにちは。ひさしぶりの投稿となります。
実は、先日、肺ガン検診をしたのですが、要精密検査、という結果となりました。検診していただいたお医者さんから紹介された病院に行って精密検査(胸部CT)をしました。
ドーム状の機械を背に横たわると、するするするとその中に体が入ってゆき、息を大きく吸って止めてくださーい、と天井のスピーカーから声がして、その度、キューンキューンと電子的な音がして、おそらく体を輪切りにしてレントゲン写真撮ってるんだろうなあ、なんて思っているうち、検査室のドアがガシャンと開いて、
はいお疲れ様でした、異常ありません、詳しくは後ほど~、
と先生が仰り、あっけなくて、結果がどうでもポーカーフェイスでいよう、なんて心掛けていたキモチが急に萎えて、はぁ、ありがとうございます、と、なんだか情けない声で返事をしながら、緩めていたズボンのベルトを締めたのでした。
診察室での詳しい説明の時にモニター画面に映し出された僕の胸の中の画像は、血管や骨は白、その他は黒、余計な白があったら困るわけですが、そのような余計な白いものは見当たらないことをとても丁寧に説明してもらいました。説明を聞きながら、宇宙空間を漂う輪切りの骨格標本みたいなものを想像してしまって、おまけに台風の日で雨の音が凄かったので、不思議な気分になりました。
ま、そんなこともありましたが、何があってもポーカーフェイスとはいかないでしょうが、僕は人生に妙に期待したりしないように、悔いのないように、ということを大事に思っています。やりたくないことはなるべくやらず、やりたいことはとりあえず何でもやってきました。やれば、自分の程度(そのジャンルにおいて他人に必要とされるだけの向き不向きみたいなこと)というものもはっきりするので、期待や悔い(ああすれば良かったかも、こうすれば楽しかったかも、みたいの)も減ります。程度とは別に、好きな事は続ければいいのだと思っています。ポーカーフェイス、なんか出来るわけないのですが、キモチとしては、明日死んでもまあしょうがないな、くらいにはいつも思えています。勿論、積極的に死にたくはありませんけど。
ニヒル牛マガジンはほんとーーーに好きに書かせていただいて、ほんとーーーに感謝しています。
うっかりほんとーーーに好きに書いたものだから、結構自分が丸裸になってしまって、もう、もしかしたらパンツも履いていないかもしれないくらいです。
というのは、大袈裟ですが、たぶんネタぎれなのでしょう。
投稿した後の自分の記事にどうも悔いのようなものが残ってすっきりしない。
たぶんそれは読む人もそうなんじゃないかなあ?って思うし。
なんだかキモチに余裕みたいなものも無くなってきて、書くのも楽しめない。
それにそれに、悔いとか生きるとか死ぬとか、そういうのがそもそも、時代遅れというか10周遅れというか流行らないんだから、もうやめたら?っていう声が、検査終了後の診察室で見せられた、白黒フィルムの画像の暗闇の部分から聞こえてきました。暗闇からホウキに乗った魔女が顔を覗かせてそう言ったのです。うじうじと自分とやらに関わるよりかアタイといっしょに暗闇を探検した方がずっと楽しいだろうよ!それにそれはきっと新しい修行なんじゃないかね?ってね(ちょっとウソ)。
自分の考え方を覗いてみる読み物、みたいのを書いていたつもりなんですが、今の自分にはそれが限界にきた、ということですね、たぶん。
そんなこんなを考えたあげく、編集長のニコさんやあるさんとかにも相談のうえ、ニヒル牛マガジンの連載は今回でおしまいにすることにしました。
今まで、毎週や時々、ここを覗いてくださった皆様、読んでいただいて、本当に光栄です。誠に、ありがとうございました。
また、連絡差し上げていないマガジンのスタッフの皆様、大変お世話になりました。キョーシュクです。ありがとうございました。
また何処かで皆様にお会いできたら嬉しいです。
では、ごきげんよう、さようなら!良い明日を!
実は、先日、肺ガン検診をしたのですが、要精密検査、という結果となりました。検診していただいたお医者さんから紹介された病院に行って精密検査(胸部CT)をしました。
ドーム状の機械を背に横たわると、するするするとその中に体が入ってゆき、息を大きく吸って止めてくださーい、と天井のスピーカーから声がして、その度、キューンキューンと電子的な音がして、おそらく体を輪切りにしてレントゲン写真撮ってるんだろうなあ、なんて思っているうち、検査室のドアがガシャンと開いて、
はいお疲れ様でした、異常ありません、詳しくは後ほど~、
と先生が仰り、あっけなくて、結果がどうでもポーカーフェイスでいよう、なんて心掛けていたキモチが急に萎えて、はぁ、ありがとうございます、と、なんだか情けない声で返事をしながら、緩めていたズボンのベルトを締めたのでした。
診察室での詳しい説明の時にモニター画面に映し出された僕の胸の中の画像は、血管や骨は白、その他は黒、余計な白があったら困るわけですが、そのような余計な白いものは見当たらないことをとても丁寧に説明してもらいました。説明を聞きながら、宇宙空間を漂う輪切りの骨格標本みたいなものを想像してしまって、おまけに台風の日で雨の音が凄かったので、不思議な気分になりました。
ま、そんなこともありましたが、何があってもポーカーフェイスとはいかないでしょうが、僕は人生に妙に期待したりしないように、悔いのないように、ということを大事に思っています。やりたくないことはなるべくやらず、やりたいことはとりあえず何でもやってきました。やれば、自分の程度(そのジャンルにおいて他人に必要とされるだけの向き不向きみたいなこと)というものもはっきりするので、期待や悔い(ああすれば良かったかも、こうすれば楽しかったかも、みたいの)も減ります。程度とは別に、好きな事は続ければいいのだと思っています。ポーカーフェイス、なんか出来るわけないのですが、キモチとしては、明日死んでもまあしょうがないな、くらいにはいつも思えています。勿論、積極的に死にたくはありませんけど。
ニヒル牛マガジンはほんとーーーに好きに書かせていただいて、ほんとーーーに感謝しています。
うっかりほんとーーーに好きに書いたものだから、結構自分が丸裸になってしまって、もう、もしかしたらパンツも履いていないかもしれないくらいです。
というのは、大袈裟ですが、たぶんネタぎれなのでしょう。
投稿した後の自分の記事にどうも悔いのようなものが残ってすっきりしない。
たぶんそれは読む人もそうなんじゃないかなあ?って思うし。
なんだかキモチに余裕みたいなものも無くなってきて、書くのも楽しめない。
それにそれに、悔いとか生きるとか死ぬとか、そういうのがそもそも、時代遅れというか10周遅れというか流行らないんだから、もうやめたら?っていう声が、検査終了後の診察室で見せられた、白黒フィルムの画像の暗闇の部分から聞こえてきました。暗闇からホウキに乗った魔女が顔を覗かせてそう言ったのです。うじうじと自分とやらに関わるよりかアタイといっしょに暗闇を探検した方がずっと楽しいだろうよ!それにそれはきっと新しい修行なんじゃないかね?ってね(ちょっとウソ)。
自分の考え方を覗いてみる読み物、みたいのを書いていたつもりなんですが、今の自分にはそれが限界にきた、ということですね、たぶん。
そんなこんなを考えたあげく、編集長のニコさんやあるさんとかにも相談のうえ、ニヒル牛マガジンの連載は今回でおしまいにすることにしました。
今まで、毎週や時々、ここを覗いてくださった皆様、読んでいただいて、本当に光栄です。誠に、ありがとうございました。
また、連絡差し上げていないマガジンのスタッフの皆様、大変お世話になりました。キョーシュクです。ありがとうございました。
また何処かで皆様にお会いできたら嬉しいです。
では、ごきげんよう、さようなら!良い明日を!
- 2013.11.02 Saturday
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- 08:22
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- by umaumagokkun
今度、東京へ行った時は必ず伺います!!