食うことに困った事などない 〜トマト色の海に熱湯を注いで3分後〜
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ja
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お知らせ
こんにちは。ひさしぶりの投稿となります。
実は、先日、肺ガン検診をしたのですが、要精密検査、という結果となりました。検診していただいたお医者さんから紹介された病院に行って精密検査(胸部CT)をしました。
ドーム状の機械を背に横たわると、するするする...
実は、先日、肺ガン検診をしたのですが、要精密検査、という結果となりました。検診していただいたお医者さんから紹介された病院に行って精密検査(胸部CT)をしました。
ドーム状の機械を背に横たわると、するするするとその中に体が入ってゆき、息を大きく吸って止めてくださーい、と天井のスピーカーから声がして、その度、キューンキューンと電子的な音がして、おそらく体を輪切りにしてレントゲン写真撮ってるんだろうなあ、なんて思っているうち、検査室のドアがガシャンと開いて、
はいお疲れ様でした、異常ありません、詳しくは後ほど~、
と先生が仰り、あっけなくて、結果がどうでもポーカーフェイスでいよう、なんて心掛けていたキモチが急に萎えて、はぁ、ありがとうございます、と、なんだか情けない声で返事をしながら、緩めていたズボンのベルトを締めたのでした。
診察室での詳しい説明の時にモニター画面に映し出された僕の胸の中の画像は、血管や骨は白、その他は黒、余計な白があったら困るわけですが、そのような余計な白いものは見当たらないことをとても丁寧に説明してもらいました。説明を聞きながら、宇宙空間を漂う輪切りの骨格標本みたいなものを想像してしまって、おまけに台風の日で雨の音が凄かったので、不思議な気分になりました。
ま、そんなこともありましたが、何があってもポーカーフェイスとはいかないでしょうが、僕は人生に妙に期待したりしないように、悔いのないように、ということを大事に思っています。やりたくないことはなるべくやらず、やりたいことはとりあえず何でもやってきました。やれば、自分の程度(そのジャンルにおいて他人に必要とされるだけの向き不向きみたいなこと)というものもはっきりするので、期待や悔い(ああすれば良かったかも、こうすれば楽しかったかも、みたいの)も減ります。程度とは別に、好きな事は続ければいいのだと思っています。ポーカーフェイス、なんか出来るわけないのですが、キモチとしては、明日死んでもまあしょうがないな、くらいにはいつも思えています。勿論、積極的に死にたくはありませんけど。
ニヒル牛マガジンはほんとーーーに好きに書かせていただいて、ほんとーーーに感謝しています。
うっかりほんとーーーに好きに書いたものだから、結構自分が丸裸になってしまって、もう、もしかしたらパンツも履いていないかもしれないくらいです。
というのは、大袈裟ですが、たぶんネタぎれなのでしょう。
投稿した後の自分の記事にどうも悔いのようなものが残ってすっきりしない。
たぶんそれは読む人もそうなんじゃないかなあ?って思うし。
なんだかキモチに余裕みたいなものも無くなってきて、書くのも楽しめない。
それにそれに、悔いとか生きるとか死ぬとか、そういうのがそもそも、時代遅れというか10周遅れというか流行らないんだから、もうやめたら?っていう声が、検査終了後の診察室で見せられた、白黒フィルムの画像の暗闇の部分から聞こえてきました。暗闇からホウキに乗った魔女が顔を覗かせてそう言ったのです。うじうじと自分とやらに関わるよりかアタイといっしょに暗闇を探検した方がずっと楽しいだろうよ!それにそれはきっと新しい修行なんじゃないかね?ってね(ちょっとウソ)。
自分の考え方を覗いてみる読み物、みたいのを書いていたつもりなんですが、今の自分にはそれが限界にきた、ということですね、たぶん。
そんなこんなを考えたあげく、編集長のニコさんやあるさんとかにも相談のうえ、ニヒル牛マガジンの連載は今回でおしまいにすることにしました。
今まで、毎週や時々、ここを覗いてくださった皆様、読んでいただいて、本当に光栄です。誠に、ありがとうございました。
また、連絡差し上げていないマガジンのスタッフの皆様、大変お世話になりました。キョーシュクです。ありがとうございました。
また何処かで皆様にお会いできたら嬉しいです。
では、ごきげんよう、さようなら!良い明日を!
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2013-11-02T08:22:00+09:00
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お知らせ
こんにちは。
誠に勝手ながら、本連載をしばらくお休みさせていただきます。
すみませんが、よろしくお願いいたします!
七尾 太佳史
誠に勝手ながら、本連載をしばらくお休みさせていただきます。
すみませんが、よろしくお願いいたします!
七尾 太佳史
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2013-10-22T18:33:00+09:00
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耳のタコ
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2013-10-16T03:34:00+09:00
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聞く技術006
先週は日本酒イベントに出かけたはいいが、売り切れで酒にありつけなかったのだが、今週、今度は「大江戸日本酒まつり」というのが神田大明神であるということで、リベンジでそれに行くことにしていた。ところが、前日の土曜日に仕事が終わると途端に全身の倦怠感+下...
先週は日本酒イベントに出かけたはいいが、売り切れで酒にありつけなかったのだが、今週、今度は「大江戸日本酒まつり」というのが神田大明神であるということで、リベンジでそれに行くことにしていた。ところが、前日の土曜日に仕事が終わると途端に全身の倦怠感+下半身に力が入らない、という正に風邪の一寸手前な状態となる。思えばその土曜日の午後には奇怪な出来事があって、寝ているとピンポーンとチャイムが鳴るから宅配便だろうと思ってドアを開けるが誰もいない。誰か間違って鳴らして去っていったのだろうと思い再び寝ようとするとまたピンポーンと鳴り、ドアを開けてみるが、しかしまた誰もいない。そしてドアを閉めて5秒後くらいにまたピンポーンと鳴る。だいぶ不可解な気持ちでしかし急いでドアを勢いよく開けるが誰もいない。アパートの2階で、数秒で姿を消せるような構造ではない。チャイムが壊れたのだろう、とその時は思ったのだが、その後深夜に1週間の仕事が終わって急に体具合が悪くなって、そうか、あれは、とりあえず日本酒イベントなんか止しなさい、というピンポーンなのだろう、と妙にストンとその考えがキモチに収まり、結局、日曜日はほとんど寝て、部屋の掃除を少ししてサウナで汗をかいて、また寝た。
聞く技術、なんていう、大袈裟で面倒臭そうな題名で始めた理由を実は忘れてしまったのだが、何かにつけて小さい頃からへそ曲がりな考え方をする性向があるので、そのせいかもしれないし、10歳くらいの頃、そうか!世の中にゼッタイなんて無くて自分の考え方次第なのだ、ということに突然気づいて、それ故このような面倒臭いものの考えになったのだろう、というのはたぶん違って、酒でヘロヘロになりながら気ままに生きる生活を続けて、今更、自分の考え方?ということが謎になってしまった、その続きなのだと思う。そして、この間の参議院選挙である。いや、どうも、あれは自分にとって、なんだかある諦めのキモチをはっきり持った事件で、いや事件というか具体的な選挙結果がどうのこうのではなくて、あれですっかりもう何かを諦めたのは確かで、その何かがわからなかったのだけど、「のんびり」という秋田の情報誌があるのだが、情報誌といっても、ものすごい密度の濃い、写真も充実した読み物で、その最新号06号の巻頭に編集長の藤本智士さんが「…僕はその大前提として「未来っていつ?」というのを今回の選挙で何度も問いたい気分になりました。結果、今回の選挙は「明日、明後日、景気が良くなる」といったとても短いスパンの未来が大勝したのだと思いました。…」というようなことを言っていて、あ、そうそう、これなのだ、と同感したのだ。目先のことしか考えない、のは自分もそうだから、キモチはよくわかる、しかし、そうか、いっせいに全国的にそうなのか、という、今更ながらビックリ、しかし、諦めたのである、という、どうやらそういうことなのだ。もはや、ニッチもサッチもいかない、ならば、自分のニッチを点検してみようかな、他人は変えられないけど、自分がいるぢゃないか、ってなこと。
とかなんとかゴゾゴゾ考えていた最近、K林さんから紹介いただいた「ゴマアブラ」という「肉食アーバン系! 汗かきエンタメソウルバンド! 」にインスピレーションを得た。
そうか
オギャー!
なのだ。
アチョー!
なのだ。
未来とか現在とか過去とかではなくて、いつも生まれればいいのだ。
そういうののおまけが、あるいは添加物が、論理とかテクニックとかなのだ。
オギャー!
アチョー!
説明、じゃなくて、
オギャー!
アチョー!
を繋いでいく、
それでいいのだ、
では、なんのことだかわからないですね、すみません、ヒント、きっかけを得たのですが、まだ
オギャー!
アチョー!
の段階なので、たぶん来週には毛虫になると思います。
せば、まんづ。
VIDEO
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2013-10-09T04:24:00+09:00
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聞く技術005
先週末に「見にけ!食べにけ!湯にけ!秋田けけけ祭り」っていう秋田県の観光キャンペーンが有楽町であるっていうんで行ってきた。会場でお猪口購入して秋田県内70銘柄の純米酒を試飲できる+秋田タパスっていう何とも惹かれるコーナー目指して、さて着いたところが、ほぼ...
先週末に「見にけ!食べにけ!湯にけ!秋田けけけ祭り」っていう秋田県の観光キャンペーンが有楽町であるっていうんで行ってきた。会場でお猪口購入して秋田県内70銘柄の純米酒を試飲できる+秋田タパスっていう何とも惹かれるコーナー目指して、さて着いたところが、ほぼ全部売り切れ。なんだよ〜、がっかり。訊くと、午前11時開場だったのだが、正午までに売り切れたって。3日間のイベントの最終日だったからしょうがないのかもしれないが、たまには昼からお酒でも飲んでいい気分になってやるかと目論んでいただけにズッコケた。気分直しに銀座ライオンの7丁目本店に。初めて入ったのだが、日本最古のビアホール(創業昭和9年)っていう、なんとまあ趣のある店内であることよ。正面のタイルのモザイク画が凝っていて、しかしよく見ると大分シュールだ。半裸の女の人たちが小麦を摘んでいて、背景には工場の煙突。うーむ、モダンというのはどこか奇形的な要素があるのではないか?などと昼酒のぼんやりしたアタマで考えました。 ーーー 聞くぞ〜!と張り切って人の話に耳を傾けると、どうやら意味をすっとばして音声とか音質みたいのに気が行くように思う。しかもそれって気持ちいいのだ。相手の腹のあたりから息が出てくるのだが、最後の方でその空気が具体的な音に変換されて出てくる。ガリガリガリ、ジャージャージャー、たいてい何か震えのようなノイズみたいな成分が混じっていて、というか意味を超えて、それがその音声の本質のような気がしてまう。そんで、それが、嗚呼、心地よいなあ、と思ってしまうのです。かといって、話の内容が理解できないわけではなくて、そっちはそっちで別の場所(脳の別の場所なのかいな?)で処理しているようなので、特に問題は無い。不思議な感覚なのだが、それを楽しんでいる。聞くのが面倒くさいとか億劫とかいう気持ちが消えて、なかなか良い。 そういえば音楽を聞く時は、もともと意味なんか求めていない。求めているのは、うわー!いいなあ、とか、かっこいいなあ、みたいの。歌詞は意味、というより音声込みでのセンスだろう。センスなんてねえ、好き嫌いだから、どう言い様もないけど。 人の話にしても、音楽にしても、2分とか3分とかの音声の一塊りが醸し出すもの、もっともらしくてもなんだか嘘くさいなあ、とか、たどたどしいけど、こいつは聞き捨てならない(とは言わないね)とか。そういうのは聞けば聞くほど、わかる。気がする。 僕の命の恩人(おおげさだけどだいたいあっている)の鍼灸の先生は、治療の時にずーーーっと喋りっぱなしなのだけど、それは何故かとある日尋ねたら、返ってくる声の調子で、体の変化がわかるらしい。主に息が浅いとか深いとかみたいだ。息ね〜、慌てたり、困るとウワズルからなあ。息を聞く、ということも、十分に「聞く」ことなのだな。 そういえば、ダニエル・クオンの新譜は、さっぱりわからない。いわゆる「曲」みたいのは数曲しかない。鳥の鳴き声や、線香花火の音や、小学校の給食の校内アナウンスや足音やため息やその他いろいろの音が散りばめられて、でも全体で何かとんでもない新しい塊りになっている。いったいこれはなんなんだろう?という初めてロック(ロキシー・ミュージック)のレコードを聞いた時と同じ感触だ。わからない、というのは、自分の中にそれが記号化されない、みたいなことなのだろう。いいなあ、と思うのだから、自分の中に似たコードはあるのだろう。それにしても聞けば聞くほど更にいろいろ聞こえてくるという不思議。このCDの公式WEB(らしきもの )には、「耳で聴く映画」、「少量」ずつ聴くことを勧める、とあります。僕は気に入って、毎日「全量」聞いてしまっているけど。 ーーー さて10月です。 そのダニエル・クオンのライブを「秋田ばる七尾」で10/14(月祭)に開催します。去年暮れに続き2回目。本棚的なスペースに演奏者たるダニエル・クオンが正対し、すなわちお客さんには背を向け、礼拝的なスタイルで行う、というようなことを冗談なのか本当なのかわかりませんが言っています。18時開場、19時開演、770円+1ドリンクです。予約制(090−6718−0785、18時〜)となっています。是非、お勧めです。 「いものこフェアー」も開催中!いものこというのは里芋の秋田県の方言ですが、特に横手市山内村産のものは、キメが細かくモチモチした食感であります。今が旬!なのです。定番のいものこ汁(醤油味、味噌味)の他、韓国チゲ仕立て、味噌チーズグラタン、茶碗蒸しのバリエーションでご用意しています。 そして、開店1周年です。なんとかフラフラしながらも地面に激突しないで航行続けています。全くもって支えていただいいているお客様のお陰です。本当にありがとうございます! 開店日の10/15から先着100名様に「秋田限定 あきたこまち使用のオランダせんべい」をプレゼントいたします。先着1000名様でなくて先着10000名様でなくてすみませんが、何卒よろしくお願いします。 すっかり日が短くなったなあ、 せば、まんづ。
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2013-10-02T05:54:00+09:00
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聞く技術004
「清水宏のジャパニーズ・ロッキー」でとんでもない体験をしてきた。なんと目から汗が吹き出て止まらないのである。今はもう止まっているのだが、その日は日付が変わるくらいまでどうにもこうにも汗が止まらなかった。公演中に何度も「演劇」という言葉が使われるが、あれ...
「清水宏のジャパニーズ・ロッキー」でとんでもない体験をしてきた。なんと目から汗が吹き出て止まらないのである。今はもう止まっているのだが、その日は日付が変わるくらいまでどうにもこうにも汗が止まらなかった。公演中に何度も「演劇」という言葉が使われるが、あれは演劇というジャンルを隠れ蓑にした暴力的な話芸である。通常、演劇や映画や小説とかは、主にストーリーという道具を使って上手に感情移入の状態に導き、最終的に観客にカタルシスが発生するような仕組みになっているものがほとんどだが、清水宏は最初から最後までこちら側の耳穴を全開にさせて、ダイレクトなコミュニケーションを強要し、それはほとんどの場合成功する。僕はそういう尋常ならぬ状態に尋常ならぬ反応として、目に汗をかきまくってしまったのだろう。泣いて目を真っ赤にしている、と勘違いされるのも嫌だったので、うつむき加減に渋谷の道玄坂を下って駅に向かった。たぶん、何かを語って相手に納得させる、というのではないのだろう。話者の気持ちになってしまう、のでもない気がする。何が何だかわからないまま、何処かわからないが何処かへ強引に連れ出される。たぶん、それだけである。其処で何か説教されたり布教されたりするわけではなく、しかし、公演が終わると、その非尋常の記憶と共に、街中に放り出される。それが催眠術なら、ポンと手を叩いて何事もなかったかのように日常に戻れるわけだが、そういう意味であれは催眠術ではない。もっと恐ろしい。実際怖いもの見たさで行ってしまったのだから、僕もそれなりに恐ろしいものが好きなのだろう。恐ろしいのは、侵入されることである。自分という城の一部を食い破ってエイリアンが侵入してきて、城の作りをいじられる。清水宏がロープを手繰っているジェスチャーを見て、思わず何もあるわけない暗闇の上の方を僕の目はうろうろ探してしまう。ああ、なんて簡単に食い破られてしまったのだろう。ちょっと期待していたとはいえ。 いや、清水宏 論ではないのだ。 そんな尋常ならざる状態ではない普通の日常で、アタマを真っ白にして人の話を聞くということはできるのだろうか?ってことなんだが、真っ白、って空っぽということではなくて、先入観無しに聞くことが出来るのか?ということなのだが、自らそれをするとすれば、聞きつつ相手に成りきる、ということなのではないか。聞こえるものを辿って相手に成ってみる。 それはもしかして、逆清水宏になる、ということではないのか?喋りまくるのではなくて、聞きまくる。自分に理解という隙を与えない。話に犯されることを恐れない、暴力的に、積極的に、聞く、のである。あるいは自分と話すその相手は、ある意味、超スローモーションの清水宏である、 もしかして、清水氏は、日常では、聞き魔、だったりして、 な~んて、勝手な想像。 ーーー 内田樹氏のTWITTERで興味深いのがあったので、転載。 (氏は以前、自分の発言はコピペでも何でも好きに使っていい、と発言してたので、加工はしませんが、ひとかたまりと思われる発言群より) コミュニケーション能力とは「コミュニケーションが不調に陥ったときに、言葉が通じなくなった相手との間になんとか架橋して、コミュニケーションを蘇生させる術」のことです。円滑にコミュニケーションする力ではなく、コミュニケーション・ブレークダウンから逃れ出る力です。 2013年9月12日 - 16:38 そのためのふるまいは一言で言えば「私は私の立場をいったん離れる。ついてはあなたもあなたの立場をいったん離れてはくれまいか」というものです。「私は私が従っているコードを破る。だからあなたもあなたが従っているコードを破ってはくれまいか」と懇請することです。 2013年9月12日 - 16:41 素朴な攘夷論者であった坂本龍馬は開国論者の幕臣勝海舟を斬り殺すために屋敷を訪れました。海舟は「おまえさんがたのようなのが毎日来るよ。まあ、おあがり」と座敷に通し、世界情勢について長広舌をふるいました。それを聞いて龍馬はたちまち開国論に転じ、その場で海舟に弟子入りしてしまいました。 2013年9月12日 - 16:43 海舟は「テロリストを座敷に通す」というかたちで幕臣のコードを進んで破り、それによって龍馬に「一時的に自分のテロリストとしての立場を離れてひとの話を聴く」という立場に誘いました。これがコミュニケーション能力の典型的なかたちです。 2013年9月12日 - 16:44 幕末の逸話をもう一つ。山岡鐵舟は勝海舟の委嘱を受けて、駿府の総督府に江戸開城交渉のために西郷隆盛を訪ねたことがありました。薩人益満久之助ひとりを連れて鐵舟は六郷川を渡り、そこで篠原國幹率いる官軍の鉄砲隊と遭遇しました。そのとき鐵舟は大音声でこう名乗りました。 2013年9月12日 - 16:47 「朝敵徳川慶喜家来山岡鐵太郎、総督府に罷り通る」。篠原はその迫力に気圧されて道を空けたそうです。これも困難なコミュニケーションの架橋を果した希有の例でしょう。鐵舟は幕臣であれば決して口にするはずのない「朝敵家来」という名乗りをなすことで「幕臣のコード」を一瞬離れました。 2013年9月12日 - 16:49 私は幕臣であれば決して口にすることのない「朝敵家来」という名乗りをなして「私のコード」を破った。あなたも私を通すことで「あなたのコード」を破ってはくれまいか。その鐵舟のメッセージを篠原はただしく受け止めました。真のコミュニケーション能力とはこのことだと思います。 2013年9月12日 - 16:54 内田樹@levinassien お互いの主張を「超えて」いいのなら、戦争もそういう手段ってことなのか?なんて一瞬思ったけど、そういう原理原則論を氏は言っているわけではないだろう。その度その度の新しい架け橋のこと、お互いの、お互いを、あきらめない、勇気、イコール自分たちが生き延びる術、みたいなこと、じゃないのかなー?
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2013-09-25T05:10:00+09:00
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いつも読んでいただきありがとうございます。今週の記事は、都合によりお休みします。来週は書きますから、またお立ち寄りください。すみませんが、よろしくお願いします!ナナオ
今週の記事は、都合によりお休みします。 来週は書きますから、またお立ち寄りください。 すみませんが、よろしくお願いします! ナナオ
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2013-09-18T15:25:00+09:00
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聞く技術003
この食品は何キロカロリーです、とかいうことがあるけど、そうはいっても、消化されないと意味がない。300グラムのステーキを食って、100パーセント消化されれば300グラム体重が増えるだろうが、スルスルスルーって胃腸をスルーしてしまえば、食っても食わなくて...
この食品は何キロカロリーです、とかいうことがあるけど、そうはいっても、消化されないと意味がない。300グラムのステーキを食って、100パーセント消化されれば300グラム体重が増えるだろうが、スルスルスルーって胃腸をスルーしてしまえば、食っても食わなくても同じみたいな。 聞く、というのも、そういう面があるだろう。 聞いた、っていっても、何を聞いたのか? 言った側は、それがどれくらい、あるいはどのように聞かれたのかは、わからない。 命令、なら、わかりやすいのかなあ? 手を上げろ、って言われて、手を上げるのは、手を上げないと文句を言われる、あるいは酷い目にあう、という予想があるからそうするわけだが、それは元々そういう上下関係があるからそうするわけで、ふざけあってる友人同士でそんなことを言ったら、うぎゃーって言って逆立ちしたり、ズボンを脱いだりするだろう(しないか)。 ん?聞く、というのは、始めに関係ありきなのか? ニヒル牛マガジンの記事は今回で181回目らしいが、手を変え品を変えながら、結局、僕って何?っていう自分という現象をしつこく飽きもせずに追っているような気がする。それを毎週何人かのヒトに聞いてもらっているのは、これも「関係」ってことなんだろうなあ。聞き続けてもらえていたとしても、消化不良だったり、胸焼けしたり、いろいろあるのだろう。食べてもらえる、いや、読んでもらえるって、本当にありがたいことである。 聞くということでカタルシスが得られたら最高だと思う。 魂の浄化、すっきり感、胸のつかえがとれて涙ホロホロ感、みたいの。 数日前、お客さんに、生ビールの生、って何ですか?って尋ねられて、生って非加熱ってことです、って答えて、じゃあ、コンビニとかの缶ビールとかはみんな加熱なんですか?って続けて尋ねられて、うーーーん、わからなかった。その場で調べてみると(ケンサク)、おや、なんと現在の市販のビールとはほとんど生、すなわち非加熱である。酵母、その他の微生物を濾過する技術が進んで、また、非加熱、というのが売れるから。え?じゃあ、いわゆる樽生と、瓶ビールの違いって何なの?っていうと、どうやら、どっちも生ビールなのだけど、瓶ビールは瓶にビールを詰める時に、樽に比べると空気に触れる(酸化)ことが多いのと、樽生はサーバーから注ぐ時に炭酸ガスを加えることでシュワシュワ感が増すし、きめ細かい泡をつけることができる、っていう違い。何しろとにかく、日本国内の市販のビールはほとんど生っていう、えー、知らなかった!っていうことで僕はひとり興奮してしまって、肝心のお客さんは置いてきぼり、ひとり語るシス。 つーか、聞くべきところが、違ったのかもしらんね。 小学生の頃、夕飯はちゃぶ台を囲んで、というモロ昭和な家だったのだが、あのねー、あのねー、と、その日あったことの説明やら質問やら、僕はひたすらウルサかった。と、ある日、口をつぐんでみよう、というアイディアを思いついて実行したら、とても楽しかった、っていうのを、最近思い出したのだが。 たぶん、聞くのが面倒くさい。そんで早合点、というか、ちょっと聞き出すとアイディアやストーリーが勝手に膨らみ出して、聞くのが続かない。 話す、というのは、ほとんどが、まずは、立て板に水、みたいなもんじゃないのか?立て板の向こうに水がザブンと届くわけないから、まずはチョロチョロくすぐってみる。聞く方も立て板でうまく水を避けながら様子を伺う。 そんなこんな、聞く、というのは「発見」の過程には違いないだろう、 なんてことをブツブツ書きながら寝てしまって、UFOの夢を見た。木造アパートに最初から設置されているような箱型の蛍光灯型UFOが、空から僕の方に降りてきて僕と合体してしまった。 ちょっと宇宙人にいろりろ聞いてみる。 では、また(つづく)。
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2013-09-11T14:03:00+09:00
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聞く技術002
仕事帰りの明け方、少しだけ空が明るくなってきているけど、結構星が見える。月は三日月。アポロだっけ?アソコに行こうだなんて、想像力というのは本当に逞しい。人類って物凄いもんだ。でも、月を見て、アソコに行けたら凄いなあ、とワクワク出来てるうちはいいが、行っ...
仕事帰りの明け方、少しだけ空が明るくなってきているけど、結構星が見える。月は三日月。アポロだっけ?アソコに行こうだなんて、想像力というのは本当に逞しい。人類って物凄いもんだ。でも、月を見て、アソコに行けたら凄いなあ、とワクワク出来てるうちはいいが、行ってしまったら簡単にはワクワクしないんじゃないかな?さらに遠くに行こうとする人類って、もうワクワクではない気がする。ま、でも、月に行ったことがあるのは、自分ではないしね、もしかしたら人類が月に行ったなんて全部ウソかもしれないし。今後自分が月に着陸することなんてあるわけないし、人類とは無関係に勝手にワクワクすればいいのだね。人類の歴史とか、三日月見ただけなのに、余計なことを考えてしまったぜ。ついでに、ゴミ置き場に雑誌がたくさん縛って置いてたの見て、エロ本混じってないかなあ?とか余計なこと考えてしまったぜ。明け方にワクワクを考えると止まらないから、とっとと寝るのだが、ちょっと寄り道。 ーーー 高校の倫理かなんかの教科書にも載っているやつで、「マズローの欲求段階説」というのがあるが、今更ながらにこれを眺めてみて、人間そんなに単純ではないと思うが、欲望の種類分けとしてはよく出来ていると思うし、欲望と行動について考えるたたき台としても面白い考え方だと思う。 人間の欲求を5段階にピラミッド状にあらわしていて、欲求は段階を飛び越すこと無く下から順番に満たされていって、ある段階の欲望をいったん満たすとその段階では更なる満足感は得られなくて、次の段階へ進むっていうもの。 実際の人間のココロって、いろんな種類の欲望がその時々でこんな単純なピラミッド状でなく、入れ替わり立ち代わり現れては消えるようなもんだと思う。 この原則とは逆に、自尊心面倒くさいから乞食になってしまおう、ということもあるだろうし、人間のココロの移り変わりは複雑怪奇である。 この欲求段階説が正しいかどうかより、欲望に種類と段階があるという考え方が面白いと思う。そしてお金があればだいたいの欲求は満たされる。だから、金持ちが乞食になれば、堕ちると表現されるし、極貧のテロリストは、ターゲットの命や寝る所を破壊する。 ところで、当たり前だが、鼓膜で音を聞いているわけではなくて、音を意味に変換して、聞いて、いる。 おや、これは、ビートルズの、イエスタデイだな、ポール・マッカートニーの声だな、ドラムの音だな、コーラスだな、ということの他に、うるさいとか、歌詞の内容がどうとか、そのうえで好きとか嫌いとか。 あるいは、誰かのゴシップみたいな覗き見話ならほとんど耳にしっかり入るだろうし、みなさん落ち着いて聞いてください、と言いながらも声が震えているアナウンサーの臨時ニュースは一言一句聞き漏らさないように集中するだろうし。 欲望というより、気分かな?聞く=INPUTすると、「マズローの欲求段階説」的な気分がそれに呼応する。 耳に入る入らない、聞こえる聞こえない、というのは、音がしているかどうか、相手が話しているかどうか、ではなくて、実は(ほとんど)無意識的に、聞く強度、とでもいったらいいのか、取捨選択して、興味のわくこと、その時必要なこと等等、聞く人の欲望に大きく左右される。その話なら聞いたよ、と言う人がいたとして、その話をソラで同じように録音したかのように再生できたとしても、何を聞いたのか、は分からない。分かるとすれば、その前後のその人の欲望(行動)の傾向の変化とかそういうものだろう。 極貧のテロリスト、ならぬ、マネーの虎は、だいたいがピラミッド式の欲望の原則で、楽しそうな話を囁くわけだけど、そこから自由になるのは、たぶん、凄く大変だ。囁くのは虎だけではなくて、ネットニュースの片隅で恋愛指南とかいろいろ、っていうか、世のほとんど、満員電車の理由。 シアワセのピラミッドの形や順番は自分で決めた方がいいに違いない。そして、聞くと、いちいち建て直しになるかもしれない。その両方は、自由だ(つづく)。 ーーー 月曜定休が日曜定休になって第一週目、曜日の感覚がずれている。月曜が火曜みたい、火曜が水曜みたい。 昼夜が逆転の生活、ではなくて、毎日夜更かしして、起きないで昼寝、なのだろう。 そんなことどうでもいいかあ。 そんなもんだ。
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2013-09-04T09:41:00+09:00
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聞く技術001
夕方に咲くアサガオみたいのだろうと思っていた。実際、小学生の頃、庭に植えたユウガオは、薄暗くなる頃に白い花が咲きだして、朝までにはしぼんでいた。ところが秋田県十文字町の農家さんから届いたユウガオはそれではなくて、自転車の籠から大分飛び出すような瓜だった...
夕方に咲くアサガオみたいのだろうと思っていた。実際、小学生の頃、庭に植えたユウガオは、薄暗くなる頃に白い花が咲きだして、朝までにはしぼんでいた。ところが秋田県十文字町の農家さんから届いたユウガオはそれではなくて、自転車の籠から大分飛び出すような瓜だった。咲くユウガオは正しくはヨルガオで、食べるユウガオは味噌汁や炒め物にして、今週はそれがお店で好評でした。 ーーーーーーーーーーー 非常に疲れている時に、人の言うことを聞くのは面倒くさいもんだ。特に、あれがどうしてこうなって×××、なんていう理屈めいたことは、もー後にしてくれー!、という気持ちになる。早いとこ話が終わらないかなあという思いが強くなるから、相手の言っていることや言いたいことを理解するには至らない。もう一方、言う側は、相手が疲れていても疲れが一気に吹っ飛んでINPUTの興味が沸くような、そんな工夫をすればいいわけだが、とりあえず聞き方について、なので、言い方の工夫については、パス。 聞き方の工夫ということ。生身の人との会話に限らず、メールを読んだり、読書したり、ネット上の記事を読んだり、あるいは映像や音楽、そういうINPUT全般について考えてみたい。まずは受ける側の自分の性向というのが要チェック事項だ。聞く、受信する自分という機械の性能や特徴を理解しなきゃな。 聞くというのは自分とは異なる人の発するものを理解するわけだが、あー、知ってる知ってる、わかるわかる的に、相手と自分を安易に同化してしまいがち。理解、というのは面倒くさいからね。特別な勇気がいるような気がしたり、とか。理解が自分を侵食するのではないか、自分が崩れるのではないか、とか。理解する前に反撃しなくては!みたいな。 ところで、自分が何か自分の漠然としたもやもやの正体を探しているような状態、そういうときの「要なんでもINPUT」みたいなのが必要な状況というのはあるが、そういうのは、聞いているのではなくて、単なる材料探し、ネタ探しとしておきたい。その結果、たくさんの材料を仕入れて解決に向けた問いが明らかにになるかもしれない、あるいは、イメージがわいて何かを作るヒントになるかもしれない。しかし、聞くというのは出来るだけまっさらな心の状態で行われるのが良いのだと、今のところ、思う。 とはいっても、なんといっても人間であるから、特に対面の時がそうだが、格好つけたり、恥ずかしかったり、暑かったり、寒かったり、臭かったりということがあるから、ちゃちゃ入れずに、飽きずにしっかり人の話を聞くなんていうのはなかなか難しい。というか、その辺は対話の技術でもある。でもここでは、対話の一場面としての、しかし対話の本質としての、聞くということ、という(半分の)側面を問題にしてみたい。 自分という聞く機械、その性能がどういう癖があるのかを客観的に知っているといいと思う。発せられ、受け取る言葉はいつも喜びに満ちているとは限らない。むしろ恐怖や怒り、不安、危機というネガティブな感情の伴った内容が、聞くことにとっての最大の問題だろう。ネガティブな感情そのものは、今後生き延びていくうえで、アラーム!として、生き延びるために必要な感情であって、そのものは大事な感情である。ただ、それが発せられることと、それを聞くことは、また別のことと捉えなくてはいけなくて、例えば、安易な共感、ということが聞くことにとって障害になることもある、ということ。 その感情や気持ちに焦点をあてて考えたのが心理学ということなのだろうか?あるいは精神分析学とか。フロイトとかユングとか。その歴史をざっと追ってみて面白いと思うのは、最初は霊魂学みたいにちょっと肉体性があるとこから始まって、それが心理とか精神みたいに肉体とは別個の存在みたいに切り出して扱うようになって、現在では意識の流れ、あるいは情報処理の過程としてとらえるようになってきている。感情や気持ちというのは、それは独立して存在しているんじゃなくて、外界との関係であるということ。ならば、聞く、というのを考えるのは、益々面白いことだと思う。言うのが先か、聞くのが先か、どちらが先に起こったのかわからない。しかし、どちらも別々の行為で、同時に同じことが起こったら、ハウリングみたいに、ショートみたいに、それは悲鳴にしかならない、みたいなことになるだろう。 さてね、その感情や気持ちというのは、どういう風に動くものなのだろう?聞き方というのは、話す方と聞く方の相対性理論みたいなものなのだろうか? ーーーーーーーーーーー ところで、またモーリー・ロバートソンの話。先週のラジオ番組(block.fm )で、2020年くらいまでには日本でも大麻が解禁されるだろう、という予想と、その根拠を言っていた。最終的には自由が勝利するのだ、とかそういうことでは勿論なくて、現在の中南米というのは麻薬ギャングが支配していて(武装力もハンパない)、その勢いを止める手段として麻薬(大麻、少量のコカイン、覚醒剤)の合法化が南米、北米で進んでいて(合法化により麻薬の値段を下げ、ギャングの独占を防ぐ)、そうすると今後はギャングのターゲットは麻薬非合法の先進国になっていくから…という。トンデモ話に聞くか、とりあえず聞いておくか、聞いて慌てふためくか、聞くというのは、見ることと同様、結構覚悟が必要なことだなあ、と思う。冷戦以降のCIAが関わって生まれたアルカイダとかこの麻薬ギャングについて、その始まりはたぶん、他者への恐怖(アメリカ、という、「私」分裂症候群の行き着いた端的な場所)で、それを、恐怖を、誰かにそのままの感情で話すことは恥ずかしかったのだろう、っていう雰囲気については想像できるけどねー、そんな簡単なもんじゃないだろうけどねー、支配的な雰囲気に逆らうっていうのは大変だからねー、男たるもの弱音を吐いちゃいけないみたいなねー、ねー、聞いて聞いて!、なんて(あんまり)男は言わないし、黙ってオレの言うこと聞け!ってところで、言う方の負け、なんだけど、ほんとは(続く)。
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2013-08-28T07:01:00+09:00
umaumagokkun
JUGEM
umaumagokkun
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聞く技術000
最近自分でも自分がなんだかかんだかわけわからんちんなのだが、「私」は分裂して、相対的な「私」が無数に浮かぶ海に飛び込んでしまって、パニックにはならないが、多少アップアップしながらプカプカ心地よくなってきたところ、というような。神秘主義者なわけではないけ...
最近自分でも自分がなんだかかんだかわけわからんちんなのだが、「私」は分裂して、相対的な「私」が無数に浮かぶ海に飛び込んでしまって、パニックにはならないが、多少アップアップしながらプカプカ心地よくなってきたところ、というような。神秘主義者なわけではないけど、化学とは説明しか出来ない、そんな説明できない力みたいなものが働いているのだろうか? というようなことを考えている最中、モーリー・ロバートソンのブログの最新記事がぴったりはまってきた。 氏が現在構想中の小説は「マインド・コントロール」が主題のひとつだそうで、その背景に関することが書かれている。万有引力の法則で有名なニュートンは、生涯を通じて神秘と錬金術をも追求していたそうなのだが、そこから神秘主義的な面を排除して、純粋で機械的な「化学」が作られ広められたのだが、その排除された神秘主義的な部分が、その後欧米諸国を席巻し、ナチズムにも影響を及ぼし、日本でも天理教、金光教、黒住教、その後の大本教など、「神がかり」による教派神道の成立が相次ぐが、弾圧等される、そして、第二次世界大戦でナチス・イタリア・日本が連合国とソ連に敗退すると、スピリチュアルな力を追い求める暗黒のベクトルはアメリカへと渡る、というところまでが、このブログ、そして氏のTwitterのTLでは現代アメリカ(というか主にCIA)の謀略の数々が、公開文書やYOUTUBEで見られるドキュメンタリー等をもとに語られていて、これがまた興味シンシン、というか、放射能を用いた自国民への人体実験やら途上国への介入(を通じた拷問・処刑・暗殺)、秘密戦争、まったくすさまじい。呆れる。が、しかし、原爆を投下された前と後でやり方は違うけど、上手に日本(人)だって「マインド・コントロール」されているわけで、戦後は「世界とはあんまり関わらないでいいから、お金頂戴ね」、だけど、更にこの後用無しになれば「ガンバッテネ!」って放り出されるんだろうなあ、そうしたらどうなるんだろう?その先は想像力を駆使するしかないのだよね〜、よくわからんけどね〜、でも、ただでサヨナラするわけない、ってことぐらいはわかる。アメリカっていうのは、現実だけど、あくまで歪みの行き着いた「場所」であって、「私」という宇宙が「化学」と「宗教」に引き裂かれて、内ゲバしてる、ってことなんだよ、きっと、なんだかなあ、悲惨、でも、分かれば安心でちゅけどね、、、 <Office Morley>http://officemorley.jp/ ”陰謀そのものを見つめる勇気とは、自分がその構造で恩恵を被る立場にあり、依存し、その陰謀的なシステムを動かす歯車になってせっせと働き、いやむしろそのシステムがあるおかげで自分を確認でき、その中で擬似的な言論の自由を駆使して、生きる手応えを薄っぺらに満喫していることを直視する勇気。”https://twitter.com/gjmorley/status/369603686248353792 ところで、誰に向かって書いているのか?というのはよく思うことで、具体的な人に伝えるつもりで書いたり、どこかにいそうな人を想像して書いたりもするけど、何か説教めいたことをしたり、発見を伝えたりとかしたいのではないのであって、あるいは「秋田ばる七尾」が好きで好きでたまらなくなってしまうようにみたいな目的を持って書いても(まいんどこんとろーる)いいのだろうが、なんというか、僕のしたいことはそういうことじゃなくて、新しい「私」に会いたい、みたいなアイディアの洪水にいたいってこと。 先週はお盆てことで、盆踊りMUSIC+ROXY MUSICというBGMで営業していた。この組み合わせは単なる思いつきだったけど、あんまり違和感なく繋がった気がする。不思議。僕だけ?ストトンストトン、太鼓やお囃子のリズムっていうのは思考の調子も滑らかになる気がする。リズムと日頃使用している言語っていうのは、お互いに影響しあうんじゃないのかな?ロックのビートみたいのは近代化されつくしていて、なんでも乗せられるみたいな面白さはあるけど、肉体は近代化しないから、しかも日本語なんて近代化しようがない、というか、日本語環境、日本ネイティブでしか楽しめない特権快楽というのもあるんじゃないだろうか? 誰に書いているのか?というのは問いがそもそも不毛なのだろう。誰がどういうふうに読むだろうか?というのが、少しはましな問いだ。今のところの僕は、いろいろ分かりたいという動機があって、分かった「私」をどんどん散りばめたいという、エンターテイメントの反対みたいなのが「私」探し。 さて、これってよく考えると当たり前なのだけど、書く技術よりも読む技術、すなわち聞く技術が大切なのだろう、と気がついて、聞き方について勉強を始めた。聞き方、というのは聞こえ方でもある。そして今更だけど、その最初は自分の状態の把握、になるんだなあ、なるほどなあ、とほほ、しかし、行くのら!(つづく)
Sketches of MYAHK trailer スケッチ・オブ・ミャーク(宮古島神唄の世界)
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2013-08-21T04:30:00+09:00
umaumagokkun
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マボロシ
左手の薬指ちゃんとか脳味噌君とか、ちょっとコートームケーだったかもしれないけど、自分、って何だ?っていう疑問病が再発して、そんな試みをしてみたんだけど。自分は何者なのか?そういう不安感みたいのの最初は、小学校くらいからだろうか?何年何月に生まれて、どこ...
左手の薬指ちゃんとか脳味噌君とか、ちょっとコートームケーだったかもしれないけど、自分、って何だ?っていう疑問病が再発して、そんな試みをしてみたんだけど。 自分は何者なのか?そういう不安感みたいのの最初は、小学校くらいからだろうか?何年何月に生まれて、どこに遊びに行ったとか、友達の名前とか、履歴書みたいのを作っていつもランドセルに忍ばせていたりしたのだなあ。 自分の手、というのは、どこからどこまでが「自分」なのだろう?医学的部品的な「手」を探してもあんまり意味がない。自分の意志で動かすことが出来る範囲としての「手」。自分の歯ブラシ、というのは単なるモノではなくて、自分の口に入るモノ。自分のお金、というのは、これはとっても面白い、自分の財布の中の硬貨や紙幣、「自分の」口座、そんで自分のものである証明が印鑑や暗証番号、パスワード、指紋、静脈認証なんてものまで。 例えば、グーグルとかアップルとかマイクロソフトとかアマゾンとか、(おや、みんな米国の会社)、「個人」が認証でログインしてサービスを使用して、クラウドっていうことでいいのか?でも管理者はあくまでビジネスだから、慈善事業じゃない、クラウド、雲の奥で個人の趣味指向思考性格性癖その他について、調べ上げコントロールし、囲い込む、ってやりかたが、所謂WEB2.0からの。 例えば、音楽。アマゾンのサイトに、商品としての音楽はほとんど用意されている。ユーチューブで無料で聞くこともできる。ダウンロードしたり聞いたり見たりで、「自分の」音楽コレクション。 さて、私の手、というとき、私は手ではない。私=手ではない。私に属する手。私の国、というとき、私は国ではない。私の母というとき、私は母ではない。私のウンコというとき、私はウンコではない。 そして、手や国、母、ウンコそれぞれも「私は」という権利がある。実体があるか無いかコートームケーかに関わらず、私はどこにも在りえる。 手と思っているもの、国と思っているもの、母と思っているもの、ウンコと思っているもの、それらが少しずつ少しずつ、でも確実にある方向へ変化している気がする、ってことを思っているのだけど。 それは境界に関することなのだが、境界が変わると「私」は不安、度を超すとヒステリー、パニックになる。わかりやすい例が失恋(や得恋)。ヒトが生まれたり死んだりというのは本当は最大に境界のはずだけどそうでもないのは、生や死、そのこと自体は理解しやすいように言葉や儀式が整備されているからなんじゃないかな?喜びや悲しみというのは登って降りるだけ。 現在絶好調に進んでいる境界の変化は、市町村合併の個人版みたいの、とりあえず趣味指向思考性格性癖とかで線引きできる個人はガバーッと網ですくい上げて処理されてて、それは物凄く巧妙なプロセスを経たマジックみたいな催眠術みたいな。 いたいけな個人を守る為に、みんなのお金を再分配っていう「国」君は、いたいけ国民君達の相手してたらお金持ちになれないし、ってことで、どんどん違うものになっていっている気がするし、中身が「雲」に乗っ取られ途中なのかも? 国というのは、ある特徴のある文化と空間の中で生きる人達、じゃないかと思うのだけど、そんでそれは上とか下とか、支配と被支配じゃないと思うのだけど、だって、憲法や法律は決めごとであって、議員や官僚は仕事人であって、支配者ではない。だから選挙は「上の人」を決めるのじゃない。実質、党とかは何らかの勢力、利益団体の代表で、そんなのは仕方ないけど、もう、というかとっくにそれは国を超えてしまって、利益(お金)を最大に するにはどうすればよいか、っていう、それだけ、でもそれもそういう「私」の欲望の結晶!? (例えば)「国」は無くなってもいい。大事なものならば、違う「私」となって存在を続けるだろう。大事な事や大事な人や大事な物は、関係や境界に掬われない。 幻肢、というのがあるそうで、事故などで手や足を失って、なのに現実には存在しない手足がそこに存在するという感覚。「在る」というのはあくまで感覚。「無い」のも感覚、どっちも幻。 私とは何か?っていうのは、何か仮説があってそれを検証するといった類の問題ではなくて、人間のワンパターン化の逆、あらゆる「私」の発見なのかもしれない。 文化人類学者の西江雅之さんが何かの本だったかインタビューだったかで「地球上に私の物、私の土地なんてものはこれっぽっちも存在しなくて、結局最後に男と女がいる」みたいなことを言っていたのだけど、夫婦とかじゃなくて、たぶん誰の物でもない男と女ってことかなあ、なんて、思ったりして、「誰か」ではなくて男と女っていう、大事な違いっていう。 違いは共有できない、私物化できない、つきあうことしかできない、それは楽しいね、僕は「私」の為だけの独り言、検索できない思考、志向、嗜好、歯垢、至高、ぐるぐる同じ場所を回りながら、ねずみ花火みたいに。 わざとわかりづらく書いているんではなくてね、わからない。 ロンリテキ、なんてのは、ゲーム、あるいは詐欺。 多様性、なんて、当たり前すぎ。 とりあえずは、建設の反対、解体、「私」の作り直し。
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2013-08-14T05:42:00+09:00
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ロマンス
便所に入ると大抵一匹蚊がいます。パチンと叩いて潰してやろうとN尾君は追ってみるわけですけど、逃げられて見失ってしまって、しょうがないから蚊取り線香を焚くんです。そんで次の日便所に入るとまた蚊がいるの。同じ奴なのかどうかわからないんですけど、フラフラ、っ...
便所に入ると大抵一匹蚊がいます。パチンと叩いて潰してやろうとN尾君は追ってみるわけですけど、逃げられて見失ってしまって、しょうがないから蚊取り線香を焚くんです。そんで次の日便所に入るとまた蚊がいるの。同じ奴なのかどうかわからないんですけど、フラフラ、っと飛んでいるんです。便所のどこかに蚊専用の出入り口があるのかなあ?あるいはオレに気づかれないように背後ぴったりの位置を飛行して、便所に入った無防備なところを狙って血を吸う計画なのかもしれないゾ、オシッコ寸前、あるいはウンコ寸前の人間の血をゲットするのが蚊のロマンなんだよきっと、まったく困った奴らだ、そうか、その時の血こそが優秀な子孫を残せるという伝説があるに違いない、トイレ寸前の人間の血をゲットしたら喜びのプ〜ンという羽音で、そう、血を吸うのは雌の蚊だけだっていうからな、喜びのプ〜ンという羽音で雄の蚊にその事を報告したいのをじっとこらえて、静かに便所を脱出して、近所の水辺で産卵するんだよ、それにしても蚊はいつも絶妙な場所を狙ってくるよなあ、くるぶしの下とか手の親指のつけ根の膨らみとか、そこじゃなくてもいいだろうに、痒くするのを楽しんでいるのかもしれないよ、まったく、蚊の野郎、あんな小っこい体のくせによくもまあいろいろ工夫をするものだ、まあなあ、ただ飛んでるだけじゃあつまんないからな、時々は雲の上まで飛んでったりしてなあ、だったらスゲエなあ、オレよりよっぽど楽しいよ、ロマンティックだなあ、負けたなあ、なんてことを昨日N尾君は珍しく新聞や雑誌やスマホを見ながらではなく、ボーっと単純にウンコしながら考えていました。本とか読みながら便所とか風呂とか、なんだが侘しいからやめてほしいわ。それとかね、例えば外で食事の時とか、お友達と揃って漫画読み出したり、揃ってうつむいてケータイをいじいじしたりするとか、別にいいけど、それよりならそこにクマンバチでも飛んできて大騒ぎになった方がなんだか楽しいわ。プ〜ン、プ〜ン、くだらなくてもなんでもいいから、逞しい知らせを奏でましょう。ロマンを重ねてロマンス。
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2013-08-07T08:08:00+09:00
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ミラーリング
そのうち治るだろうとたかをくくっていたN尾君の不眠症ですが、いっこうに良くならず、伝家の宝刀、N鍼灸院に駆け込みました。こちらには20年くらい前からお世話になっているんです。5年ぶりくらいの訪問だったのですが、その間に5匹いた猫は1匹になってしまい、そ...
そのうち治るだろうとたかをくくっていたN尾君の不眠症ですが、いっこうに良くならず、伝家の宝刀、N鍼灸院に駆け込みました。こちらには20年くらい前からお世話になっているんです。5年ぶりくらいの訪問だったのですが、その間に5匹いた猫は1匹になってしまい、その他近親の方も相次いで亡くされたりと、H子先生ちょっと傷心な雰囲気です。脈を診た後、手足に鍼を少しして、その後は指圧や気功やマッサージ、私は、私の側面を何度も指先側に引っ張っるようにされるのがとてもキモチがいいんです、時々N尾君もやってくれるけど、これは私の生き甲斐のひとつと言っても過言ではないわ!先生はいつものようにひたすら世間話をしながら、でも先生の指や掌からは、先生とは何か違う生き物みたいな温度みたいなものが、私や、私の先のN尾君の指の腹や腕、私に連なる皮さん肉さん達を魅了します。あのねえみんな死んでしまって誰もいなくなって最後にひとりになるくらいなら誰か生きているうちに海に飛び込んで死んでしまおうかしら、なんて縁起でもないことを言われて、N尾君ドッキリしていました。生まれてきたことに何か特別な理由とか課せられた義務とかそんなものは無いんだって気がついて、楽しく生きる、ただそれだけでいいんだ、って最近やっと思えるようになった、そう言うH子先生と同じことをN尾君も時々口では言うけど、たぶん本当に理解していないと思う、私やNOともっと仲良くしないとたぶん楽しくなんかならない、仲です、突然ですけど、爪子は最近こうしてキーボードなんかいじるようになって、ちょっと考え方がいろいろ見えてきたりして、仲、っていうのがもしかしたら他者との家、あるいはもしかしたら他者そのものなんじゃないかしら、って思ったりしています。他者っていうのは、全くの他人、ヨソ、だから例えば、君の失恋の悲しさはわかるような気がする、なんていうのは、他者の関係ではない、気持ちがわかる、というのは自分の感覚で相手を計っている、そういう理解は対象への単なる自分の投影なんじゃないかしら、「わからない」、それが正しくて、私やNOや皮さん肉さんはそれぞれ他者なんです、よそよそしい関係でいいの、思いっきり引きこもりになってその分世界を広く魅力的な遊び場にするの、N尾君っていうのは私達の単なる集合体でもないんです、それは例えば私(爪子)を構成している物質は主にタンパク質ですけど、それを言ったところでなんにもならなくて、部品のタンパク質を爪にしている意味っていうのがあって、その意味のおかげで私は爪子なんです、設計図はDNAかもしれませんけどね、設計図は意味ではないの、あー、脱線しちゃったかしら、っていうか本線なんかもともと無いわよね、でもN尾君に言いたいのは、ここ、この文字のラインに私達は今生きているんです、私やNOを存在させている意味、もしかしてそれはタマシイに関係しているかもしれない、私達を統合している存在。H子先生がいうにはN尾君の今回の不眠症は気と血のバランスが崩れたからだそう、血が上がったわけではなくて、気が下がって相対的に血が低い状態になっているから、気と血、東洋医学の考え方だそうで、気はエネルギー、血は血とかの体液、西洋医学は身体を物の集合として扱うけれど、東洋医学は身体をその時々の状態として考える、どちらが正しいとかではないんですよね、そんなことをボーッと考えながら銭湯でお湯に浸かってると、浴槽の縁の表面の水滴と、目の前を横切るおっさんの毛むくじゃらな足と、水温表示の灯りとかが全部同じ次元に見えてきたりします。世間では国境が無くなって、個人と個人の「国境」が最後の砦、私はN尾君やNOやその他、同じ家の住人達と話し合わなければいけない、理解できないから、でもだから家が必要なのかもしれない、でも理解なんて永遠にゴメンですけど、理解するくらいなら死ぬまで楽しくお話した方がいいわ、だわ。
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2013-07-31T12:33:00+09:00
umaumagokkun
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あなたのつけた足あとにゃきれいな花が咲くでしょう
今週のN尾君はやや不眠症らしく、1、2時間しか寝ない日があるかと思うと10時間寝たりで、爪も休まらない。最近は歯ぎしり音がめっきり姿を消したはいいのですけれど、すかしっ屁のような音を鼻から発するようになって、歯ぎしりよりはいいですけど、それはそれでうる...
今週のN尾君はやや不眠症らしく、1、2時間しか寝ない日があるかと思うと10時間寝たりで、爪も休まらない。最近は歯ぎしり音がめっきり姿を消したはいいのですけれど、すかしっ屁のような音を鼻から発するようになって、歯ぎしりよりはいいですけど、それはそれでうるさいわ。本人が音に気づいて起きてしまうようなプシュプシュプーという変な音。それはさておき、寝付けないと「体は犬、心はシビレエイ」というわけのわからない呪文を唱えている。呪文が功を奏することは無いわね。おまけにそう言うときに限って見る夢は走れない夢、走ろうとするのに足が上がらない、というかどうしても歩く以上のスピードが出なくて苦しい。もう、なんだか全体的に面倒臭いので、いったいどないになってるんか、脳味噌君に訊いてみました。脳味噌君(以下NO)も困っているらしい。眠りについてオレが戦犯みたいに言われるのは困る、と言っています。オレかよ?って。そもそもNOはピュア過ぎるんだと爪は思います。ピュアっていうか、他人知らず、っていうか、他人が無い、っていうか、たぶん、NOはいつも引き裂かれているんじゃないのかしら?NOのインプット、聞こえてくるもの、見えてくるもの、について、それを具体的に特定しているものはいったいなんなのかしら?聞こえてくる「音」、電車の音、車のドアを閉める音、金属のきしむ音、カラスの鳴き声、扇風機、手押し車のガラガラ、車のクラクション、サンダル履きの足音、ビニール袋の落ちる音、赤ん坊の泣き声、、、NOはいつも怖い。予測がNOの一番の仕事?でも未来はいつでも心配の種でしょう?だから希望、スマイルに似たもの、インプットの結果はスマイルの方向に予測したいわよね?!ねえ、NO、NO、そうじゃない?あ、ゴメンね、NO!混乱させてしまったわ。NOは伸び伸びと好奇心いっぱいに知り続けていいんだわ。予測こそはN尾君の「意志」なのよ。必要なのはスマイルの方向の作戦なんだわ。私や、私のいつも隣の小指ちゃんや中指君に、いい匂いのする絵の具でチョメチョメな柄のペディキュアするとか!そんなずっこけは作戦じゃない?おや、今度はラジオの音、チーターですって、私が正しい走り方をお話する時はチーターが走る動画を見てもらいます、手の付け根は肩ではなくてもっと奥の方、足の付け根もそう、あのね背骨で走るんですよ、力を背骨から手足にしなやかにうねる鞭のように伝わらせるんです、そうするととても楽に走れる、オー、NO!N尾君に教えてあげてよ、今晩はチーターの夢がいいわって、私もチーターの爪になりたい!お願いね、、、YES。
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2013-07-24T04:11:00+09:00
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タマタマ
N尾君、最近はタマシイタマシイ、ってウルサいです。私のような爪ごときが言うのもなんですけど、タマシイってったって、実体があるわけじゃなし、どうとでも言えるんだから、考えてもしょうがない。でも左クスリ指の先っちょの爪にも五分のタマシイ、アバウトタマシイち...
N尾君、最近はタマシイタマシイ、ってウルサいです。私のような爪ごときが言うのもなんですけど、タマシイってったって、実体があるわけじゃなし、どうとでも言えるんだから、考えてもしょうがない。でも左クスリ指の先っちょの爪にも五分のタマシイ、アバウトタマシイちょっとは知っています、タマシイ、たぶん今頃の季節のその昔、蚊帳にやって来て透けて見える蛍の点滅みたいなものに違いないのです、今と同じように寝相の悪いN尾君の一瞬の隙を逃さず、その何個かの点滅に目をこらしましたとも。点滅の数が増えたり減ったり、そのうち川の音のする方が薄紫にほの明るくなってきて、蛍の点滅もいつの間にか消えて、でも、これらの光はすべてみんなタマシイの仕業であると爪はわかりました。爪は見てしまいました!爪は間違いませんから、というは嘘で、タマシイについてはどうとでも言えるからいいんです。ああ、でも、N尾君にそんなことはわかりますまいよ!N尾君は脳味噌君をエコヒイキしていましたからね、私には丑三つ時の爪切り時以外は目もくれない、いわんやタマシイについてをやトンと不感症でしたね、持って生まれたタマシイが目減りし続けてすっからかんのちょびちょびになるまで気がつかないなんて!ああ可哀想。脳味噌君の経験なんて井の中の蛙、味噌の中の醤油、私がどれだけ蚊に刺された太ももをカイカイするのに役立ったかなんて考えたことはなかろう。タノシイの素だってタマシイに関係あるに違いないんです。N尾君は知っているサエナイ時はサエナイことに気づかないままどんどん眠くなる眠くなるあなたはだんだん眠くなる。ああ、私まで眠くなってきました。辺りはまだ明るい時間ですけどちょっと一眠り。ほんのちょっとの時間ですけれど、私の一眠りの時間、実は私の先っちょの方が銀色に点滅するんです。それを目撃してしまった日にスクラッチ宝くじを削ると必ず一億円当たりますよ。タマシイはタノシイに違いないんです。おやすみなさーい!
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2013-07-17T08:19:00+09:00
umaumagokkun
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おっぱいとカッパ巻き
山菜のミズやらジュンサイの料理の他、トマトセロリナムル、NEVERギバ坦々焼きそば、夏野菜蒸し煮、鯖味噌粕煮と今週のN尾君は新メニューを乱発していた。脳味噌君が言うには、魚屋で鯖の映像が飛び込んできて鯖味噌煮が食いたくなって作ったけど煮過ぎでガビガビに...
山菜のミズやらジュンサイの料理の他、トマトセロリナムル、NEVERギバ坦々焼きそば、夏野菜蒸し煮、鯖味噌粕煮と今週のN尾君は新メニューを乱発していた。脳味噌君が言うには、魚屋で鯖の映像が飛び込んできて鯖味噌煮が食いたくなって作ったけど煮過ぎでガビガビになって、内臓君に怒られたものだから、N尾君が今度はフライパンで鯖を軽く焼いてから、しかも酒粕を混ぜてさっくり煮たらホックリ軽い鯖味噌煮が出来た、みたいな、何かにつけて成り行きまかせに見えるけど、実際はどうなのかしら?江戸時代は塩鯖を「盆の魚」と称して盆の贈り物とする風習があったというから、ちょっとした鯖つながり。江州(ごうしゅう)音頭という近畿地方の音頭のCDをえらく気に入って聞きまくっていたので新メニュー乱発にはそのことも関係あるのかもしれない。I橋さんからタマネギが体にいい(血圧を下げる)ことを聞いた後にはオニオングラタンキリタンポのアイディアを思い付いてとりあえずタマネギを炒めながらまたしても江州音頭を聞いていたからいろいろ相乗作用なのだろう。その盆踊りだが、元々は仏教行事みたい、そのうち芸能的な念仏踊りとなって江戸時代の初めの江戸では7月から10月くらいまで毎日踊り明かしたというからびっくりです。未婚・既婚に関わらず男女の出逢いの場にもなって雑魚寝とか夜這いとか、そんなこともあって明治以降は取り締まりが厳しくなったって、なんだか楽しそうで羨ましいなあ、なんてN尾君は鼻の下をにょろりと伸ばしているけど、日本ではもともと性は非日常的な特別なもので、レンアイとかケッコンとは違う次元の宇宙的な快楽的なものだったって、それは爪の記憶とも一致するわね。折口信夫によると、盆というのは魂を切り替える時期で、魂を招き寄せて人間の体の中に入れ、不要なものには帰ってもらうのだという、折口の盆踊りの話しに出てくる魂のことは興味深いのお、とN尾君感慨深げにため息をついていたから、もうしばらく江州音頭聞きながらああでもないこうでもないと脳味噌君を困らせるのだろう。ところで今週は3回くらいカッパ巻きを作る夢を見ていたねえ、と脳味噌君が言っていた。おっぱいの形に似ているからじゃないかなあ?って脳味噌君は時々変なことを言う。そういえばSさんという秋田県鹿角市出身の人が花輪ばやしというのは凄くいいですよ、と盆踊りの話題などしていたわけでもなかったのに何故か勧めてくれた。聞いてみたけど掛け声がキチガイみたいで素敵だわ!
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2013-07-10T15:59:00+09:00
umaumagokkun
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誰も彼も脳も、
脳には主語が無い、なんてちょっと言い過ぎじゃないかしら、って思って、脳味噌君に訊いてみたのね、それって本当かしら?なんだかね、脳味噌君も一枚岩では無いみたいね、いろんな人格?脳格みたいのがあるのかしらね、でもどうやらヒトの脳っていうのは思っている以...
脳には主語が無い、なんてちょっと言い過ぎじゃないかしら、って思って、脳味噌君に訊いてみたのね、それって本当かしら?なんだかね、脳味噌君も一枚岩では無いみたいね、いろんな人格?脳格みたいのがあるのかしらね、でもどうやらヒトの脳っていうのは思っている以上に猫や犬や鳥みたいな動物な部分の脳の働きが大半で、そっちの場所の脳っていうのは主語どころじゃないっていうのかしら、あるいは感情とかやる気に直結するみたいな場所、脳味噌君の大部分に「私」は無いんだって、だからね、だましだましでいいの、大事にしてあげないとね、脳味噌君のほとんどは愛だらけ、自己愛ではなくて、自己さえ無い愛、愛そのもの、意味ではなくてね、音は自分にフィードバックする、行動のパフォーマンスに影響する、それは確かね、そんなことより、最近N尾君はウンコの夢ばっかりで大丈夫かなあ?って脳味噌君がぼやいていたわ、昨日なんかニヒル牛マガジンのとある執筆者の方が見守る中、ニヒル牛2の便所(って実際にあるのかしら?)に入って山盛りのウンコ(大き目のバケツ半分くらい)をして、それが半分くらいしか流れないで困っている夢、それはそれは脳味噌君困ったでしょうに!もしかしたらN尾君は屁理屈のメタボ寸前みたいなもんで暴走中よ、暴走暴走暴走暴走暴走、って凄い漢字よね、暴走、愛を守るつもりが暴走、心不全ならぬ脳不全、N尾君はいつも脳不全ぎりぎりなのよ、だけどだから愛なのよ愛、暴走に比べて愛なんて焼け石に水みたいな字面だわ、爪でも思うのよ、あれ?N尾君に爪切られています、なう、調子に乗るな暴走するな、ってN尾君言うけど、あれ、私?どっちかいうと脳君が誘惑するんです、切っても切ってもワクワクワク、誘惑はワクワクするわ、本質的なところでは、今のところ脳味噌君は仲良しに喜びを感じるんですってよ、仲良し仲良し、でもねえ、仲良し仲良し仲良し、じゃあ刺激が足りないわ、爪でさえそう思うのだから、脳味噌君ならなおさらね、でも暴走暴走の脳味噌君をほっといたら破滅よ破滅、内臓君一同も言うだわ、だからね、愛なのよ愛、爪にも愛、もうこれ以上切らないで、肉寸前になってしまう!そうじゃなくて、ダニエル君が言ってるプロセスってそういうことよきっと、プロセスプロセスプロセス、時間をかければいい、ってものでは無い、でも時間はかかる、イメージイメージイメージ、それは適切に楽しくなければ愛ではないから、うわーおーおー、脳味噌君も泣いている、爪子の暴走を止めなさいよN尾!そうか魂が足りないのかもしれない、と思ったN尾君は盆踊りの研究に着手し始めたようだ。
【今日の音頭】おっぱい音頭
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2013-07-03T06:08:00+09:00
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スプレーマム
なんでもいいから感じたことを書けばいいんだよ、ってN尾君は言うんだけど、だけど、爪それぞれに感じ方があるってもんで、私はN尾君の左手薬指の爪なわけですけど、先週は日記みたいにこれ書いていたけど、今週はN尾君ったら仕込みが忙しいとか言っちゃって、とりあえ...
なんでもいいから感じたことを書けばいいんだよ、ってN尾君は言うんだけど、だけど、爪それぞれに感じ方があるってもんで、私はN尾君の左手薬指の爪なわけですけど、先週は日記みたいにこれ書いていたけど、今週はN尾君ったら仕込みが忙しいとか言っちゃって、とりあえず好きに書いてみてっていうから、カツカツと仲間の爪さん達にも手伝ってもらってキーボード押してますけど、私は曜日感覚薄いのかも、N尾君の仕事柄しょうがないのですけど爪が伸びる暇が無い、昼夜構わず爪を切っちゃうんです、だから毎日のリズムが狂っちゃうんです、ああお腹減ったなあ、ってどっかからか尻の上辺りから振動こっちにくるけんど、私も、爪もお腹減ったかも、さてね、M美さんが不眠症の話していて、N尾君が言ったのは、朝起きたら寝不足でも「よく寝た」って言った方がいいらしいよナゼならそれを聞いた脳が嬉しいからっ、て言ったら、そしたらM美さん、あ、それ知ってますけど〜、って、脳は主語を理解できないのがその理由なんですよ、って言ったね、脳は主語を理解できない?って何?ってN尾君が訊いたね、アイツむかつくなあ、って言ったとすると、脳は自分が言われたと思ってしまうんですって、悪口や不平不満を言うと、それを外に向けたつもりが、自分に向けられてしまって、自分が傷ついて疲れるんですよ〜、実際いつも文句言ってる人ってなんか疲れてるし、だからいっしょにいても楽しくないし〜、それにね、そういう人っていつのまにかアタシが悪いみたいに何でも他人のせいにして平気だったり、ほんと嫌ですよね!じゃなかった、嫌な言い方しちゃ駄目なんですよ、ほんとサイコー、ステキ!あれ、それって例の元カレ?とN尾君が聞くと、M美さんは、あ、わかりました?あはははは、サイコーサイコー、キモチイーって、もうほんとに馬鹿みたい、じゃなかった、ナイスなM美さん!そういえば爪のアカを煎じて飲ましたい、っていうのがどうも私は常々引っかかっていて、爪だけにね、引っかかる、爪の持ち主を誉めているのだろうけれども、爪そのものはけなされているみたいなね、だいたい爪のアカって何?鼻クソとか目クソならわかるけど、昔はあんまり人間は爪切らなかったのかしらね?だいたいの人が爪を長く伸ばしていて、爪の裏側にはアカがコケみたいにモサモサ繁殖していたとかね、ちょっと考え過ぎかしら?あ、いけない、そのうち鼻君や目君もここで記事を書いたりするかもしれないから、あんまり変なことは言えないわね、クソ、とかね、悪い言葉は爪にも跳ね返ってくるしね、汚い言葉は自分に跳ね返ってくる、昔のポットン便所みたいなものよ、ウンコ、も跳ね返るわね、フン、っていうのも気取ってるみたいだし、大便、だと正確すぎて本来の意味が違ってしまうし、あ、そうか、けなされているとか気にするからいけないのよね、あら、N尾君ったら、爪のアカが目クソ鼻クソを笑う、とか言いながら鼻クソほじくったりしてるじゃないの!結局、持ちつ持たれつだわよね、目クソ鼻クソ爪のアカ、サイコー!
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2013-06-26T05:56:00+09:00
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アナベル
6/12(水)仕事帰り、寝る前の酒の肴を深夜の西友で物色していたN尾君、ロックオンのマスターと遭遇。(いつもそうなのですが)相手の買い物籠の中身が気になり雑談の合間にチラチラと目が行ってしまいます。ロックオンのマスターは他人の買い物籠を覗き込むなんてこ...
6/12(水) 仕事帰り、寝る前の酒の肴を深夜の西友で物色していたN尾君、ロックオンのマスターと遭遇。(いつもそうなのですが)相手の買い物籠の中身が気になり雑談の合間にチラチラと目が行ってしまいます。ロックオンのマスターは他人の買い物籠を覗き込むなんてことはしません。真っ直ぐN尾君の顔を見ながらニコニコ笑顔を絶やさずっていう、うーむハードロックは流石だなあ、などとN尾君はぶつぶつと呟き、感心しきりでした。 6/13(木) 柔らかうどんに最近ずいぶんとご執心のN尾君ですが、博多うどんに続いて気になっているのが伊勢うどん。有楽町の交通会館にある三重県のお茶屋さんで売っていることがわかって、早速購入してみました。極太でモチモチの茹で麺とタレのセットです。袋の外から眺めて触って、実に美味しそう、と思ったN尾君ですが、一食240グラムあたり300円の計算になることに気がつき、なんだかなあ、と言ってました。とかなんとか、袋の説明の通りに麺を茹でたわけですが、「5分から10分ほどお好みの堅さに」、と印刷してあるのを見て、堅さ、じゃなくて、お好みの柔らかさだろう、と独りごちていました。10分茹でた後お湯を切り丼ぶりにあけ、タレをかけ、刻んだ青ネギをたっぷり散らして。タレは真っ黒で、出汁感はあまり無いみたい。つるつるつる、噛む必要も無いくらいの柔らかさのせいか、伊勢うどんはあっと言う間にN尾君のお腹に消えました。N尾君は、おやこれは不思議な体験だなあ、食事中よりも食後の方が美味しい、と感じていたみたい。味がどうというより、食べた後に満腹感とは別の満足感がある、と、なんだか嬉しそうでしたね。 6/14(金) 仕込み中のN尾君に、冷やし鍋焼きうどん、という単語が突然ひらめいたみたいでした。麺が煮込まれてお醤油色になったような鍋焼きうどんの冷やし版、というアイディアらしい。そんで早速、店の営業時間前にそれを作って食べてみるつもりだったのですけど、結局、作ったのは、ぶっかけ納豆うどん、でしたよ。冷蔵庫にあった納豆を見た途端にアイディアというか予定が変更されたみたい。なんだよお、冷やし鍋焼きうどんってどんなのなのか期待してたのに!今度コンビニで売ってる鍋焼きうどんを半解凍の冷え冷えで食ってみようかなあ、とか言ってたけど。 6/15(土) 石焼き牛ピーマン玄米ビビンバ、というメニューもそろそろ変えてみようと、N尾君は今度は豚トロ塩ビビンバなどというアイディアを思いついたみたい。塩っていうか、柚子胡椒はどうだろう?だけど柚子胡椒というのもありきたりだし、野菜との組み合わせの方が大事かなあ、しかし何しろご飯との相性が大事だから、豚トロ塩昆布ビビンバとか、うーむ、そのうちぴったりくる組み合わせの回答が出るだろう、と、本気なんだかテキトーなんだか、相変わらずブツブツ呟いて、N尾君はそれを、脳内おまかせメニューコース投入、と呼んでいるようなのですが、保留、というか先送りだよね、もっとちゃんと考えればいいのに、って思うのだけど、私の言うことなんか全く耳に入れてくれないからね、もう、ね。 6/16(日) なんか今日は秋田ばる七尾(以下、AKB770)は深夜に盛り上がっていたけど、IさんとCさんの声をN尾君が録音してて、なにしてんのか私にはわからないのだけど、っていうか酒飲んでるお客さんにマイク向けて失礼じゃないのかしらね?なんて、でもみなさん帰られた後に録音聞きなおして、うわあ、すげえ、すげえ、神だ、鳥だ、朝だ、奇跡だ、って、なんのことかわからないけど、N尾君感動しまくってましたね、まあ、でも、良かったね! 6/17(月) それにしてもね、N尾君は寝返りが多すぎるんだよね、日増しに増し増しですよ。AKB770が狭いからね、ネリネリと体クネクネで営業してるから、筋肉コリコリなのかもしれないけど、一晩に20回転くらいしてるかな?ストレッチとかが足りないのじゃなかろうか?マッサージとか昔はよく行ってたらしいけどね、また行けばいいのに。どうせ私が言っても聞かないでしょうけど。っていうか、仕事中もそんなにチョコマカせわしなく仕事しなくてもいいだろう、ってね、自分でもわかってるみたいだけど、セッカチで心配性なのよね。セッカチは性分だからしょうがないのかもしれないが、もういい加減ジジイなんだから、もう少し優雅とは言わないけど余裕な雰囲気の方がいいのにね。間(ま)というのかな?そういうのね、リズムが大事だよ、なんて他人に言ったりするくせにね、まったくね、しょうがない、自分だけの体じゃないのよ! 6/18(火) あ、そうそう、ご紹介遅れましたけど、私はN尾君の爪です。妻、ではありませんよ、爪、です。左手の薬指の先っぽにいます。N尾君のことは知ってるようで実はあんまり知らない。お互いさまかな?しばらくこの場をお借りしていろいろ、主にAKB770にまつわることをご報告します。余計なことを書くと首切りっていうか爪切りっていうか、まあ、切られても平気ですけどね、もともと無神経みたいなもんですし、口下手ですけど、キーボード押すのは得意なんです(特に'S'の字)、とにかくそんなとこです、では、また!【今日の音頭】シトシト紫陽花(アジサイ)音頭 VIDEO
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2013-06-19T08:39:00+09:00
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ブルーファンタジア
6/5(水)じゅんさいというのは日本全域〜アジア、アフリカ、アメリカ等、広く分布しているみたいなのだが、日本については絶滅あるいは絶滅危惧とされている場所がとても多い。水が綺麗な沼に自生するものだから、ホタルがいなくなるみたいに、水が汚くなって絶滅して...
6/5(水) じゅんさいというのは日本全域〜アジア、アフリカ、アメリカ等、広く分布しているみたいなのだが、日本については絶滅あるいは絶滅危惧とされている場所がとても多い。水が綺麗な沼に自生するものだから、ホタルがいなくなるみたいに、水が汚くなって絶滅してしまうのだろう。秋田県三種町というところは、そのじゅんさいの生産量が日本一である。沼を開墾してじゅんさいを栽培している。そのじゅんさいに「生」というものがあることを知ったのは、去年のことで、三種町の近くに住んでいる友人から送られたものを食べて、そのプリプリ感にビックリ&感激した。昔は生じゅんさいの流通が無かったのか、あっても子供だから興味が無かったのか、まあ生きているうちに味わえてよかったね。じゅんさいを鍋仕立て(きりたんぽみたいなお醤油味)で食べるのも去年初めて食べてみて、じゅんさいが柔らかくぐったりしてしまうだけだろう、なんてたいして期待していなかったのだが、いっしょに入れる鶏肉の脂分等とのマッチングなのか、じゅんさいの葉のまわりのゼリーのトロトロ感が増して、これまた感激。僕は今ではじゅんさいの食べ方としては鍋が一番好きだなあ。じゅんさい摘み取り風景(安藤食品さんのサイトより拝借) VIDEO 6/6(木) お酒の味にそんなに好き嫌いは無い。最近は仕事が終わってから寝る前に熱燗を飲むことが多いが、西友で売ってるパック酒の白鶴まる純米、というのがお手頃で気に入っている。飲み屋に行くと、冷酒で興味が沸くのがあれば何種類か飲んで、あとは熱燗とかチューハイ。酔って楽しくなればそれでOK。味のことは、胃腸君達が覚えていて、美味しかったのは、また今度自然に飲みたくなるもんだ。 6/7(金) ところで燗というのは面白い。今日はお客さんといっしょに温める前と後の違いを飲み比べてみたのだけど、温めるとアミノ酸的な旨さが際立つのかなあ、と思う。秋田ばるには現在、天の戸、高清水、雪の芽舎と3種類のお燗用におすすめのお酒を置いている。燗酒コンクール金賞の天の戸は常温でもバランス良く飲み易い旨さがあるけど、温めるとその旨さのバランスがそのままで更に旨さが増す。雪の芽舎はミルクみたいな甘さが出てくる。高清水は温めた方がキリット感が増す。3種類とも好きだけど、オラはなんにしても、燗はとっくり持てないくらいチンチンに熱くしたのが好み。 6/8(土) 目覚ましのアラーム音が鳴ってすぐに起きたくなくてスヌーズにして、次にまたアラームが鳴るまでボーッとしている時に、保留になってるアイディアについて思いを巡らせると、3次元とか4次元的とでもいったらいいのか、いろんな考えが同時に奥行きを伴ってくっついたり離れたりして面白い。とはいえ、超能力とかではないわけで、自分の知ってる範囲での発想だから、そこに更に情報(知識や交際、体験、実感、サウナ)をぶち込んでまた明日ボーっとして、そんなことを繰り返して、そのうち現実的に無理のない新現実、みたいな一塊の発想の種が生まれるに違いない。 6/9(日) 柔らかいうどん、の話をFさんとしていたら、伊勢うどんって食べたことはないけど、そういうのみたいだよ、っていうのを聞いた。伊勢参りに来た人用ってことで、疲れた胃腸にも優しく栄養補給、ぶっといけど柔らかいうどんらしい。甘じょっぱいお醤油味の少な目たれのぶっかけスタイル。調べてみたらば、都内でも10数件、主に飲み屋だが伊勢うどんを食べられるところがある。博多うどん店(こちらも柔柔うどん)のある有楽町の交通会館には三重県のアンテナショップがあって、ここでは伊勢うどんの麺を小売りしてるらしい、ってことで、今度買ってこよう!秋田には稲庭うどんっていう有名な品があるのだが、これはなあ、高価で使いづらいんだけど、検討中ではあるのです。 6/10(月) 定休日。「秋田ばる七尾」というのは秋田の食い物(あるいはそれにまつわるいろいろ)がネタのお店で、秋田の宣伝とか振興とかには興味が無いのである。(結果的に秋田が流行ってもいいけど、それが目的ではないってこと。なによりお客さんが楽しめますように!)そんで、食い物って国境みたいな、県境みたいな、っていうのは関係ないから、秋田っていっても、青森や岩手や山形とどっか繋がっているし、北海道の食材も昔からじゃんじゃん入ってきていて、あるいはその名残みたいな料理とかあるし、海産物は山陰のほうからずーっと北海道まで、同じ日本海側として似ているし、北前船が運んできた京都の方からの食材や調理法も関係しているし、当たり前だけど、秋田だけで完結することなんてほとんど無い。秋田どころか、日本とか国民というのも、なんだかどんどん単なるだいたいの括りみたいになってきているんじゃないのかな?と、今、ここ某飲み屋で点いているテレビでは、山形をアピールするにはどうしたらいいのか?という番組をやっていて、けん玉とスリッパがネタになっていて、あとラーメン、まあ、なんでもいいのだよね。おおまかな括りとその属性。属性はどんどんネタになった方がいいのだよ、だけど、その先はどうすんのかね?おそらくその括りの発する意志、方向性みたいの?(つづく) 6/11(火) ソーメンを始めた。すっきりしゃっきりつーるつる。ギバサのせのオプションもあり(粘)。秋田県山内村三叉の山菜が今週の後半あたりに届きそう。ワラビとミズ。ネマガリタケという細タケノコがこれからだっていうし、山菜はもうちょっと楽しめそうだど!【今日の音頭】ナハナハ暗暗音頭 VIDEO
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2013-06-11T18:34:00+09:00
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オーニソガラム
5/29(水)誕生日の方がいるんですけど、っていう御予約をいただいて、赤飯を炊いた。赤飯に使う豆のアズキとササゲの違いを調べてみたら、アズキの方が色の赤味は強いのだけど、煮ると胴が割れるから切腹を連想させ縁起が良くないとか、ササゲは煮くずれしないし、神...
5/29(水) 誕生日の方がいるんですけど、っていう御予約をいただいて、赤飯を炊いた。赤飯に使う豆のアズキとササゲの違いを調べてみたら、アズキの方が色の赤味は強いのだけど、煮ると胴が割れるから切腹を連想させ縁起が良くないとか、ササゲは煮くずれしないし、神に捧げる、のササゲだから縁起がいい、とか、いろいろあるのだねえ。今回はササゲを使った。誕生日とかなんかありましたら前もってご連絡いただければ赤飯サービスしますよ〜いよい。 5/30(木) デザートのご要望も時々いただくのであるが、アイス系にしろケーキ系にしろ冷凍庫・冷蔵庫が小さいから常備できないし、そもそも自分がデザートとかはほぼ食べないので、皆々様の趣向がわからないし、ってことで、デザート類は持ち込みOKにしました、コーヒーとか無いけど。 5/31(金) 新政の今年の頒布会の最終回第3回は乳酸菌がテーマだったのだが、そのうちの一つ、「山廃モトの純米酒」というお酒の味がとても素晴らしいと感じた。市販のお酒のラベルでもよく目にする「山廃」というのがイマイチ理解できていなかったのだけど、この頒布会用のパンフレットの説明でガッテンした。日本酒を作る最初の段階で酒母(しゅぼ)というもの(酒の母、酒のゆりかごみたいな)を仕込む。ここで雑菌が増えないように天然の乳酸菌を呼び込んで繁殖させるやり方が「生モト(キモト)造り」と呼ぶのだが、その課程で米を摺り潰すのを「山卸し」という。最近は精米技術が進歩して米が溶けやすくなったのでこの「山卸し」の課程はほとんどしなくなった。「山卸し廃止」略して「山廃」ということなのだけど、 6/1(土) ところでこの乳酸菌を自然に発生させるのは時間がかかるし、経験に頼る技術で難しい、ということで、現在では工業用の乳酸液(酸味料)を添加するという手法がほとんどであるらしい。だから山廃、というのはその言葉の意味する「山卸し廃止」ということより、酒母内で雑菌が繁殖しないように酸度を強制的に上げるのに「天然の乳酸菌を使っている」という理解でいいみたいだ(結局、イコール=生モト(きもと)造り)(山廃、っていう言い方をやめればいいのに、と思うけどね)(天然乳酸菌造り、とか言っちゃった方が売れるし分かりやすくてイイと思うけどね)。新政の今回の頒布会のお酒では、この乳酸菌に秋田県の白神山地で発見された「Lactbacillus Sakei」という乳酸菌を使ったそうだ。乳酸菌はその後の行程で死滅してしまうので、出来上がったお酒に乳酸菌が残っていることはないのだけど、自然の乳酸菌を使った作り方の方が、最終的に完成したお酒に含まれるアミノ酸の種類が多く、味わいが濃厚になり、また熟成後の味わいもより深くなるんだって! 6/2(日) それにしても発酵と腐敗というのは、あくまで人間様の都合であって、そこに関わる微生物君にしてみれば、ただ本人が(いや、本菌が)サバイバルしているだけ、なんだよね。人間様に喜ばれるサバイバルは発酵と呼ばれ、そうでないのは腐った、と言われ、おまけに捨てられる。ところで、腐った奴、という言い方はするが、発酵した方、とは言わないね。また、熟女、とは言うが熟男、とは言わないなあ。男は枯れる、とか干からびるもんなのかもねえ。引きこもりのまま優秀な大人になったら、自然乾燥男…ではないね。 6/3(月) 去年約10年ぶりに実家のある横手市に行ったときに、久しぶりに「本場」横手やきそばを食べてみた。何件かのお店で食べて、どこもそれなりに美味しいのだけど、なんだか面白くない。B級グルメで有名になって「横手やきそば」にいろいろ規則ができて(講習会受けて何万円か払い指定製麺業者の麺を使って等をしないとその呼び名を使えないとか)、まあ、しょうがないことではあると思うけど、なんだか面白くない。いや、有名になっていいのだけど、なんだろう?ま、いいんだけど、へそ曲がりの秋田ばる七尾では、見た目は「横手やきそば」だけど、麺が本来は太めストレート麺のゆで麺のところを、細目ストレート麺の蒸し麺で「肉玉ソース焼きそば」でやっている。ちなみに麺は以前吉祥寺のハモニカ横町にお店を出して小売りしていた、三鷹の竹田製麺から取り寄せたのを蒸して使っている。そんで、昨日から「ばる焼きそば」って名前に変えてみた。ちょっと堅めの不思議な食感と甘めの汁だくの焼きそばです。 6/4(火) 生じゅんさいがきたー!もうそんな季節だったのか。さっと茹でて酢の物、プリプリじゅわりな、じゅんさい鍋、どちらも旬ならではの美味しさだ。じゅんさいじゅんさいじゅんさい! さて、ずここここ…っと作ってみました、【今日の音頭】 ぱーにゃん音頭 VIDEO
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2013-06-05T04:33:00+09:00
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ビバーナム
5/22(水)ギバサは男鹿半島産のものを使っているのだが、最近のは粘りが強くて扱いが難儀だ。季節で粘り具合が変わるのだろうか?ボールの中で出汁と混ぜても、粘りに腰があるのが弱まらない。食べるお客さんも難儀であろうと思う。ギバサが切れずに納豆が糸を引くみ...
5/22(水) ギバサは男鹿半島産のものを使っているのだが、最近のは粘りが強くて扱いが難儀だ。季節で粘り具合が変わるのだろうか?ボールの中で出汁と混ぜても、粘りに腰があるのが弱まらない。食べるお客さんも難儀であろうと思う。ギバサが切れずに納豆が糸を引くみたいに伸びて、ギバサ・ラインとでも呼ぶべきであろうか、皿から唇まで1メートくらい、蜘蛛の糸みたいにピヨーンと伸びて光り輝いていたりする。キャー、何これ!?ってびっくりギョーテンするお客さんもいらっしゃる。食べづらくてスミマセン。しかし、その方がお友達を誘って再来店してくださり、おまけにギバサをまた注文していただき、「これ面白いのよ」、なんていうことをそのお連れさんに言ってるのが聞こえてきたりすると、粘ってもいい!と思いますね。 5/23(木) おもちゃみたいなシンセサイザーが届いて組み立てて(といっても、ネジで部品を連結させるだけ)、そんで音が出たら、これがなんと相当に楽しい。たぶん鍵盤ではなくて、こういうのはなんと言ったらいいのかなあ?スチールギターみたい?金属板をスティックでなぞるだけでそれなりの音が鳴る。ピュルルルーっていう電子音が、出始めの頃のテレビゲームの音色とかメロディー、あるいはYMOみたいな音で、楽しくてだいぶ熱中してしまう。僕の弟はドラマーで、以前、ドラムを始めた理由を尋ねたときに、習っていたピアノが面倒臭くてこれ(鍵盤)を一度に弾くにはどうしたらいいのか考えたら「ドラム」になった、って答えたのを思い出したのだけど、このおもちゃシンセのピュルルルーが楽しいのも、たぶんそれと似た理由だじゃないのかなあ、なんてことを思った。こつこつと何かを上手になる、みたいのが嫌ってことなのかなあ、センスだけでなんとかなるもんじゃない、っていうのもわかっちゃいるけどねえ、たぶん、どひゃひゃひゃ〜、うぎゃー、って叫んでしまえばいいじゃないか、みたいなことかなあ、衝動、か?でもねえ、料理なんかもそうだけど、段取り、絵なら下書きなのかな、そういうのは端折っても上手くいかないからなあ。あ、違うな、目的とか目標がとりあえず無い状態でアバウト方向性重視で進め!ってことかも(つづく)。 5/24(金) シンセサイザーのピュルルルーはとりあえず何にも似てないからいいのかも。バイオリンとかオルガンとかギターとか太鼓の音って既に何かしら色というかイミがついてる気がする。ワンワン、ニャーニャーって言えば、人間はそれが犬や猫の鳴き声と思う、っていうのと似ているかな。以前、Uルルさんと、フライパンとかまな板の側にマイク繋いでおいて、その音を増幅して飲食店のBGMにしたら面白いなあ、とか話したのを思い出したけど、ちょっとだけ、でいいんだけど、ちょっと変な感じを作ってみたいのだなあ、「表現」とかじゃなくてね、空気。 5/25(土) 最近の秋田ばる七尾、では4〜50分毎にBGMに盆踊りがかかるようになっているのだが、その瞬間、何が起こったの?!ってかんじで、ポカーンとされるお客さんが時々いらっしゃる。慣れると気分転換になって面白いとも言われる。突然の音頭はプログレみたいに聞こえることもある、と思うのは僕だけだろうか?ところで今日気がついたのだが、音頭って、リズム→メロディー、って順番じゃなくて、メロディー→リズム、っていうか、リズムというよりは、メロディーの合いの手としてのリズム(っていうか太鼓)なのかなあ、って。最初にメロディ(というか唄)ありきなのかも。うーん、実際はそんなことはないだろうな、せいぜいモチツモタレツだろうよなあ。なんて、どうでもいいことかもしれないが、というより、なぜに僕はオンドオンド言ってるのか?(つづく) 5/26(日) わかりやすい飲食店っていうのは、例えば戦争後の焼け野原に始めたスイトンの店とか、亡命した異国で始めた祖国の料理店とか、あるいは、わかりやすい歌手っていうのは、お金稼いで親に家を建ててあげたいとか、生き延びる為に、っていう理由ですることって、わかりやすい。僕も食う為に食い物屋をやっているわけだけど、どうもわかりづらい。自分で言うのもなんなのだが。熱い、冷たい、暑い、寒い、辛い、甘い、明るい、暗いみたいなリアルの部分をくっきりさせたらいいのかもね、なんてことをブツブツ言うから、わかりづらいのだね。 5/27(月) 定休日。吉祥寺、新宿、有楽町と買い出しの後、交通会館の地下で博多うどんの店に。初めての前回はごぼう天うどん、今回は丸天うどん。麺もふわふわだが、この丸天という丸い薩摩揚げみたいのもとても柔らかい。博多から取り寄せているという。ほんと、僕はこの全体的なふわふわ柔柔感が好きだ。柔柔食堂とか出来るもんならやってみたい。 5/28(火) きりたんぽを作るときの芯になる「きりたんぽくし」を手に入れた。今までは割り箸を束ねてそこに潰した米を巻き付けて焼いていたのだが、これだと巻き付けるのがやりやすそうだし、焼くと杉のいい香りがしそう。きりたんぽって工夫次第でいろんな創作料理が出来そうなもんだけど、今まで何故だか「それはやめておこう」という気持ちがあったなあ。さてさて、なんだか、この杉の棒がアイディア脳を突っつきそうな気がしてきたぞー。
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2013-05-29T06:59:00+09:00
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アルストロメリア
5/15(水)SKさんのご実家(秋田県五城目町)から山菜を送っていただいた。アイコにシドケ、ウド。採ってすぐだからなのか、大きく育つ前だからなのか、灰汁がほとんど無い。アイコ(ミヤマイラクサ)は山菜の女王とも呼ばれているのだが、クセや苦みが少なく食べやす...
5/15(水) SKさんのご実家(秋田県五城目町)から山菜を送っていただいた。アイコにシドケ、ウド。採ってすぐだからなのか、大きく育つ前だからなのか、灰汁がほとんど無い。アイコ(ミヤマイラクサ)は山菜の女王とも呼ばれているのだが、クセや苦みが少なく食べやすい。僕はシドケ(モミジガサ)の独特の苦みが好き。こちらは山菜の王様といわれている。茹でてお浸しでお客さんに少しずつサービス。2日で無くなってしまった。 5/16(木) にらマンジュウ、ってなんでマンジュウなのか?点心に詳しいA咲さんによると、焼きショーロンポーみたいなもんだから包みものの点心ってことで、マンジュウなんじゃないかって。さて「納豆にらマンジュウ」をメニューに入れてみて、食べた人の感想として、味はいいのだけど、マンジュウというより焼き餃子でしょう、という意見をもらい、それじゃあネーミングを変えてみるか、ってことで、納豆の「粘る臭い」をNEVER93といういう表現にしたらいいのではないか?というM沙さんの思い付きをそのまんまいただいて「NEVER93焼餃子」にした。どうかなあ?と心配だったのだが、ローマ字メニューが他に無いせいで目立つらしく、そこそこ好調な出だしである。 5/17(金) バンバンジーならぬギババンジーというメニューを作った。蒸し鶏とたたきキューリに、甘辛酢味付けしたギバサをトロトロたっぷりかける。もう少し気候が暑くなったら威力発揮するのではないか?と期待している。見かけ倒しのなんちゃってメニューと認知されるかなあ、と心配はしていない! 5/18(土) 鳥取から生ホタルイカが多めに手に入ったので沖漬けを作った。ホタルイカの目とクチバシと軟骨をとるのは細かい作業で面倒なのだが、こういう単純作業は嫌いではない。タマネギの皮を延々と剥き続けたりとか、単調な仕事が嫌いな人は料理の仕事は向かないと思うし、続かないだろう。時々イカ墨がピューって飛んだり、タマネギの中が一枚一周だけ傷んでいたり、単純に単調というわけでもないし、ラブではないがピースなココロになれる時間。 5/19(日) 去年の秋、開店準備してる頃、店の備品のゲームを探しに東急ハンズに行ったら売場にオモチャみたいなシンセサイザーを見つけて、いじってみたら面白くて欲しくなったのだけど、なぜだかとりあえず買わないでおこう、って思ったということがあったのだが、デニス・イワノフ氏のクラフトワークの記事を読んだら急にやっぱり欲しくなってネットで探してみたらば「別冊大人の科学マガジン」というのの付録のがそれで、三千円弱なら買っちゃうか、ってことで注文しちまったい。 5/20(月) シンセサイザーって知人の家でいじったことがあるがどんなものだったかあんまり記憶に無い。夢の楽器、みたいに騒がれていた気がするが、欲しいとか思ったことはなくて今更どうしたわけなのかねえ?ビートルズもアビーロードでシンセを初めて導入したっていうお話をお客さんから聞いて、改めてCD聞いてみたら、なるほど、ヒヤ・カムズ・ザ・サンやビコーズで鳴ってっるピュ〜とかポ〜っていうのがそれらしい。楽器を弾く、というより音を作るとか操るってかんじなのかな?僕は音楽作りたいわけじゃないなあ。なんかきっかけ探し。店内の音頭環境を良くする、常時盆踊り的な、というのが手探り状態のキーワード。 5/21(火) 人と人が会う、話をするというのは、いつでもそれなりにキンチョーを伴うもんだと思うけど(照れとかも含めて)、そういうことの潤滑油とかキッカケみたいのが実は大事だなあ、と思うのだけど、そういえば、科学の授業で触媒というのを習ったなあ、科学反応を促進するけど、自身は変化しないっていう物質。お酒を作るときの酵素もそんな働きだったはず。自分が他人の触媒になったり、あるいは自分の考えに酵素的アイディア(?)を投入してみたり、触媒的潤滑油的発想っていいぞ、とか突然メモメモ。
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2013-05-21T00:16:00+09:00
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マーガレット
5/8(水)なんだなあ、いつも五月ってこんなにポヤヤ〜ンな気分だったかなあ、なんて、僕だけかもしらんが、ポヤヤ〜ン。行者ニンニク、コゴミ、花ワサビ、フキノトウ、ウルイ、タラノメ、コシアブラ、フキ、ワラビ等、山菜がいろいろと八百屋に並びだしましたねえ。と...
5/8(水) なんだなあ、いつも五月ってこんなにポヤヤ〜ンな気分だったかなあ、なんて、僕だけかもしらんが、ポヤヤ〜ン。行者ニンニク、コゴミ、花ワサビ、フキノトウ、ウルイ、タラノメ、コシアブラ、フキ、ワラビ等、山菜がいろいろと八百屋に並びだしましたねえ。ところで山菜ってなんだか面倒感が強い。なんでなのか考えてみたら、生でボリボリとサラダみたいな食べ方がほとんど向かないということと、種類が多くて、それが一時期に出てくるから、何が何やら判別つきづらいというのがあるのではないかなあ。行者ニンニクは刻んでお醤油と韓国唐辛子等を入れたのに漬けて冷や奴の調味料にしてみた。花ワサビはお湯を回しかけて、すぐに薄味の出汁に漬けて蓋をしてワサビの匂いを閉じこめて、これは匂いや辛さイノチなので、予約していただいたお客さんへのサービス品に。 5/9(木) フキは甘じょっぱく煮て、これと紫蘇と生姜でフキ焼き飯。タラノメとかねえ、この辺は天ぷらがなにしろ最高なのだけど、秋田ばるで天ぷらはちょっと難有りなので、パス。フキノトウはさっと湯がいて刻んで味噌や味醂と合わせて火を通してフキノトウ味噌を作った。フキといいこのフキノトウといい、この苦みって、妙に薄味にするよりビシっと濃い味の方が苦み味が引き立つ気がする。 5/10(金) そんで、僕はウドがかなり好きな山菜だなあ。父の仕事は木こりだったので、小さい頃の今頃は学校が休みの日にいっしょに山歩きをしながら山菜採りをした。当たり前だが山というのは畑ではないので、整然とキャベツや大根が生えているみたいのではないね。山菜は突然のように生えている。いや、採りなれている人には突然ではまくて、だいたいの場所の目星があるのだろうが、素人のしかも子供の自分には、草ヤブ樹ヤブをかき分けながら移動するのがやっとで、山菜を「見つける」なんてのは、まず無理。ほら、これだ、と言われてもわからない。ゼンマイとコゴミの区別もつかない。どっちもクルクルかたつむりみたいの、と思うだけ。そんな難しい山菜探しの中でもウドは分かりやすかった。ニョキっと逞しく生えている。しかし、子供でもわかるくらいにニョキっと大きくなっているのは育ち過ぎのもので、食用に採りはしなかったけど。 5/11(土) ウドって東京だと立川が有名だったような?っていう話をIW野さんが言ってたのだけど、調べてみると、「立川うど」っていうもの。立川やその付近の多摩地域の特産品で、横穴式の「ムロ」と呼ばれる場所で日を当てずに白く育てる。軟化うど、とも言うそうな。それに対して野生のウドは山ウドで、灰汁が強いし皮も固い。さてさて、フキノトウ味噌と合わせて、「うどスティック、フキノトウ味噌添え」っていうメニューを作ってみた。皮をキンピラにして付け合わせにしてるのだが、こっちの方が美味しいっていう方も多い。 5/12(日) どうも覇気が無く、こういう時はニンニクラーメンでも食べたらいいのではないかと思い、仕事前にひさしぶりに近所のラーメン大へ。にんにく・野菜増しで、なんて言ってみたはいいが、途中で、しまった大盛過ぎる、と後悔。やっぱり小食スペックな内臓なのであろうか?残すなら麺にして、野菜だけはちゃんと食べよう、とか思いながらもなんとか完食。やればできる!たまには腹12分目も体にいいに違いない! 5/13(月) さてねえ、山菜のメイエベントはミズ、アイコ、シドケであると思うのですね。こいつらはね、一気で時期が来るだろうからな。一気でたっぷり食わねばならんね。しかしねえ、ご飯が進む、とかいうものでもないしね、酒の肴というのもちょっと違うのかなあ、珍味ってわけでもない。季節を食らおう、って感じだろうか。むしろ食べ物ではなくて季節。あれ?もともと食べ物はそんなもんばかりなのかもねえ。なんてことを考えていたら、メイエベント山菜が採れたの便りが秋田より届き、もしや近日中に食えるかもかも。 5/14(火) 水餃子がマンネリなのと、いまいち秋田ばるならでは的な特徴感が無かったので、いろいろケントーの末、「納豆にらマンジュー」っていうのを開始。挽き肉とニラと海老と納豆を包んで蒸して焼いて、芥子ポン酢で食べる。ガリッとジュブッとパホッと旨いと思うけど、さて、どうだんべね!?名前がちょっと違うかな?まんまる納豆餃子、とかNEVER93(粘臭)餃子、なんてのに変えてみようかな〜。
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2013-05-15T14:49:00+09:00
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ブプレリウム
5/1(水)以前、西荻図書館でこのマガジンの記事の為に里芋のことを調べたことがある。そのものずばり「サトイモの絵本」という題名の絵本を見つけたのだが、そこに描かれているたくさんの挿し絵が、これぞ正に里芋だ、って思えるものだった。秋田の、特に山内村の里芋...
5/1(水) 以前、西荻図書館でこのマガジンの記事の為に里芋のことを調べたことがある。そのものずばり「サトイモの絵本」という題名の絵本を見つけたのだが、そこに描かれているたくさんの挿し絵が、これぞ正に里芋だ、って思えるものだった。秋田の、特に山内村の里芋はイモノコと呼ばれているのだが、その絵本の挿し絵はなぜか里芋というよりはイモノコに見えた。で、ふと奥付を見るとイラストレーターの名前に、秋田県横手市出身、とあって、あれれっ、イモノコ現象とでも言うべきか、不思議な出会いに思えて、G芽さんというその方のWebを探してメールしてみたら、すぐに返事を頂き、実家が近所で、しかも高校の先輩だった。そのときは、そのうちお会いしましょう、ということだったのだが、 5/2(木) それから半年くらいして、ロック食堂にIHさんがいらして、G芽さんという方と待ち合わせです、と仰り、え?G芽さんというのはもしかしてイラストレーターの方ですか、とIHさんに尋ねると、そうですけどお知り合いですか?って言ってるうちにG芽さんがいらっしゃり、偶然の理由の成り行きで、僕はG芽さんと会ってお話することに成ったのだった。G芽さんは細身でお洒落で物静かで、洗練されているけど無骨みたいな素敵な雰囲気の方で、勿論というか、その日、イモノコ汁を食べていただいた。その後、秋田ばる七尾でもG芽さんとIWさんの間で、なかなか素晴らしい出会いがあって(当日昼に電車内で隣同士になっていて、その夜に店で出会って、しかも大学の先輩後輩)どうもG芽さんはイモノコ現象とでも呼ばざるをえない、不思議な魔力を備えているのではないだろうか? 5/3(金) いぶりがっこサワーを頼んだお客さんに、これは石川浩司さんが考案したドリンクなんですけど、と説明したら、え?オレ石川さん知ってるよ、昔同じ職場でバイトしていたんだ、って仰る。聞くと石川さんデビュー前の時期に、とある病院での仕事だそう。何かその頃の面白いエピソードとかありませんか?と尋ねたが、もうテレビのまんま何も変わらないユニークな方だった、とのことだった。初めて入った店で何気に頼んだいぶりがっこサワーからそんな話になろうとは、僕もだけど、そのSさんというお客さんもびっくりだっただろう。数日前にG芽さんがM画廊の方々といらっしゃったのだけど、きっとイモノコ現象マジックを振り撒いていったに違いない。 5/4(土) 従来のメニューのアンチョビ・ポテトにとんぶりを乗せて、ポテサラとんぶりって名前でリニューアルした。ところで、U君が、メニューをカテゴリー別に並べた方がいいんじゃないか、って言う。同じようなことは他のお客さんにも言われたことがあるし、また、探し出す楽しみみたいのがあるから、ごちゃごちゃしてる方がいい、という意見も聞いたりなんだよなあ、って話しているうち、じゃあ、海・山・盆地っていうカテゴリー分けにしてみたらって。なるほど、それはいいかもしれない。あと、秋田プレートという名の前菜盛り合わせも提案してもらう。冴えてるね、U君、とっとと実行しなさい、七尾君。 5/5(日) 西荻に新しくこけしと紅茶の店が出来たという噂を聞いていたのだが、こけし同盟ご一行様、というかJさんやSさん達がいらっしゃったので、そのお店情報を聞いてみたら、すぐ近所だった。ミルクティー頼むとマグカップにたっぷりで出てくるという。いいなあ、早速行ってみよう!新しいお店といえば、西荻はカウンタだけのワインバーみたいなのが開店ラッシュで、僕が知ってるだけでも南口側だけで今年に入って5軒。それはそうとそのJさんに髭が似合うと言われ、髭の手入れの仕方やグッズを指南されるが、面倒で僕には続きそうもない。ま、しかし、誉められるとすぐその気になる性質なので、では、髭ではなく、モミアゲを伸ばてみるとするとするか。 5/6(月) 主に職場で、もっとアタマを使えよ、みたいなことを文句の最後に添える、主にコックさんは、たいていアタマが悪そうだ、ということでK君と意見が一致。 5/7(火) さあて、フキの佃煮を作ったし、ふきのとう味噌も作って、それを、うどスティックと合わせたメニューも始めてみるし&初夏な風というか熱気バリバリの牛ピーマン石焼き玄米ビビンバなんちゅうもんを開始するのだ!
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2013-05-07T20:43:00+09:00
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デルフィニューム
4/24(水)先週と今週のニヒル牛マガジン日曜の石川浩司さんの「妖艶ホリデー」にゲスト出演(写真)させてもらっているのだが、なにやらどうやら大正時代の格好がピッタリとはまっているといろんな人に言われ、自分ではどうなのかさっぱりわからないのだが、淺井女史...
4/24(水) 先週と今週のニヒル牛マガジン日曜の石川浩司さんの「妖艶ホリデー」にゲスト出演(写真)させてもらっているのだが、なにやらどうやら大正時代の格好がピッタリとはまっているといろんな人に言われ、自分ではどうなのかさっぱりわからないのだが、淺井女史に褒められニヤニヤしたりして、まあ、格好というのは大変に大事なものであるのだろう、まずは内面より表面、わかっちゃいるけど、ファッションとかねえ、よくわからないすな。 4/25(木) 雑誌に店の紹介記事載って急にお客さんが増えた、というようなことはなくて、誰々さんの紹介で、とかいう理由、いわゆるクチコミで来てくださる方の方が圧倒的に多くて、それはとても嬉しいし、もとはといえば雑誌に取り上げられたのも営業の中からなわけだし、すべては、本番は、夕方から深夜までの店内にあるんだな、と再確認。 4/26(金) 箸で簡単にちぎれるくらいにフワフワだという博多のうどん(うろん)を食べてみたいと前から思っていて、というのも、僕は全般に柔らかいものが好きで、特にウドンは自分で調理して食べるときは買ってきたウドン麺を2〜30分ゆでてわざわざ柔らかくして食べるくらいなのだが、有楽町の交通会館に行ったついでに地下街をぶらぶらしていたら、その博多うどんの店(博多うどん よかよか)がオープンしていて、これが旨かったんだよなあ、スライスしたゴボウの天ぷらがのっている「ごぼ天うどん」というのを食べたのだけど、いりこだしの薄味の薄い色のスープにコシの無いフワフワ麺、近所にあったら通いつめそう。 4/27(土) いろんな場所でいろんな日本酒を飲む機会があるけど、銘柄や産地とかすぐに忘れてしまうことがほとんどで、一時期それ用のノートを作って、そのたびメモしてたりしていたけど、酒の席でメモるというのも面倒なのでしなくなってるが、お客さんから「SakeLover」っていうIPHONE用のアプリを教えてもらって、「銘柄をかんたんに検索できて、味の感想やラベルの写真、飲んだ場所などをサクっと記録できます。」というもので、近々アンドロイド版も出るっていうから、出たら使ってみよ! 4/28(日) 「ど」、「どPink」ときて、なんと「ど黒」っていうのが出て、三度びっくり!墨汁みたいだけど辛口のちゃんとした純米日本酒で、食用竹炭パウダーを混ぜた濁り酒なのだが、炭が脂肪や糖分などの余分なカロリーを吸収して排出する効果があるっていう、腸が綺麗になるそうで、一連の「ど」シリーズは製造元の山本合名会社(白瀑)が独自の研究と経験で完成させた「濁り酒の黄金比率」っていう麹や酒母の割合で作られているっていう、品質に自信があるからこそこうやって遊べるのだなあ、いや遊んでいるわけではないね、美味しさのパッケージ力、演出力ってことだな、これ、大事だ、ど。 4/29(月) E道君が山梨で穫れたというイノシシの肉を持ってきてくれたのだけど、足の骨と肩の骨なのかな?周りの肉をある程度そぎ落として、茹でこぼしてネギと生姜入れてスープにしたら臭みも無くすっきり、でもコクがあって、さてさて大根やら人参やら牛蒡やらを入れて味噌スープにして、振る舞いイノシシ汁にするとするとしよう。 4/30(火) 竹の子もそろそろ終わりみたいで、砂肝とシシトウの山椒醤油炒め、秋田の三種町産の行者ニンニクを刻んで醤油漬けにしたのををタレにした行者ニンニク冷や奴などが好評だし、青々しいものを揃えていこうかな、早く来い来い山菜君!
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2013-05-01T08:02:00+09:00
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指切り玄米
4/17(水)さて、大瀧詠一の作品を調べていたら、「文藝別冊 大瀧詠一」(河出書房新社)っていうムックを見つけて、そんでこれが実に面白くて、内容としては大瀧詠一のディスコグラフィー的なものは勿論だけど、湯浅学、内田樹、萩原健太その他いろんな人との対談、...
4/17(水) さて、大瀧詠一の作品を調べていたら、「文藝別冊 大瀧詠一」(河出書房新社)っていうムックを見つけて、そんでこれが実に面白くて、内容としては大瀧詠一のディスコグラフィー的なものは勿論だけど、湯浅学、内田樹、萩原健太その他いろんな人との対談、寄稿、どれも大瀧氏を知るというというより、音楽、特に日本の音楽、流行歌について、その成り立ちの歴史や影響の仕方みたいのが、それは大瀧氏の考え方を披露する、確認するという形なのだが、僕の興味がどこから沸いているのか、あるいはどこへ向かおうとしているのか、そういうことが読みながらワクワクした気持ちのエネルギーとしてたぎってきて、「分母分子論」という言い方で大瀧氏が説明しているのがこのエネルギーの芽なのだが、この考え方っていうのはいろんなことに応用できそうで、それというのは、アイディアが生まれるエネルギー、そしてそれが醸すエネルギー、飛び散る方向、みたいなことなんだなあ、そんなことまで大瀧氏は言ってないけどね。 4/18(木) えーっと、文部省唱歌っていうのは全部輸入音楽で、「むすんでひらいて」はフランス音楽、「ちょうちょ、ちょうちょ」がスペイン民謡、「蛍の光」がスコットランド民謡、なおかつ民謡をドレミファの平均率に置き換えて国籍無くすみたいにして、それが、そういうのが「洋楽」で、それは音楽においての世界史ってことで、日本を分母にした日本史分の世界史的な解釈、マックのハンバーガーみたいな味の洋楽、あるいは、民謡も標準語になっちゃうみたいな(近代化、ってことなのか?)。 4/19(金) そういう意味での世界史、洋楽が分母となって、日本史、例えば流行歌のようなものが出来ていくのだけど、日本人にとっては日本語で歌われるというのがやっぱり重要で、元曲が原語で歌われると、それは単なる「メロディー」でしかなくて、まあ、それはいいのか、そんで、ジャズでもポップスでも当初はそういう世界史分の日本史っていうことを意識して作られていて、それは主にその世界史というメロディーに日本語を乗せるという作業なんだけど、そのうち分母たる世界史が括弧付きの(世界史)となって消えてきて、日本史だけが残って、例えば流行歌とかがそうだけど、あたかもそれが昔から存在するオリジナルなものみたいに思われてくるっていう現象があって。 4/20(土) 世界史が地盤の下に見えなくなって、残った日本史を土台に日本史分の日本史みたいな形の3重構造になってみたり、ということも起きたりして、そんでついには三重の塔みたいな構造が横倒しになって、日本史、日本史、世界史っていうのが並列で横一線に並んでいるみたいになっちゃっている、っていうような「分母分子論」の初出が1983年11月25日の雑誌「FMファン」だからほぼ30年前なのか、なんていうのを勿論大瀧氏は偉そうに論じているのじゃなくて、細かく例を挙げてそれぞれをそういう「論」にあてはめているわけじゃなくて、むしろ洒落的に「論」な気がするな、あうふへーべん、みたいな馬鹿馬鹿しい単純さの逆。 4/21(日) 何かと、何につけても「ルーツ」を探るみたいなことを考えがちだけど、分母分子、的に分子の位置のものが分母から影響を受けたり、あるいはその関係が変わったりっていうことで考えると、過去という時間の直線の先に「ルーツ」があるみたいな地点があるみたいに事態は単純じゃないよなあ、と思うし、民族の、日本の、ルーツみたいのは、それは血ではなくて文化なのだから、余計に単純ではないし、同じように秋田(と言っているもの)のルーツということを考えると、もはやそれは場所じゃなくて、ほとんど意識みたいなもんかなあ、とか。 4/22(月) 大瀧氏の「分母分子論」をもとに、ずいぶん妄想してしてしまったけれど、今日ディスクユニオンでCD売ってその売場で見つけた「アーリー大瀧詠一」というCDに入っている「指切り」という曲は、ちょっと、というか大分ビビビって痺れました、アメリカン・ポップスと日本昔話が融合した土台の上にUFOが飛んでいるみたいなみたいな、なるほど、妄想も構造を強固にすれば、より飛びます↑飛びます↑! 4/23(火) ニヒル牛マガジンBOX用に作っていたナマハゲのお面が出来たのでニヒル牛に持っていったら定休日なのだったよーん、だびょーん、なもんで明日また行くとするとするけど、先週から食べ物オーダー率が増えてるから仕込みが増してマスマスで、さてねえ、竹の子もそろそろ終わりかなあ、世間は黄金週間でソワソワなんでしょうけど、僕は浮き足だったりしないで音頭のリズムでにょろにょろタコダンスざんすっ、とか意味わかんないこと言ってないでシゴトしろシゴト!
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2013-04-24T16:26:00+09:00
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解けないルービックキューブ・キスはシャボン玉サンデー
4/10(水)きりたんぽ焼くコツが、いまさらだけど、だんだんわかってきたどぉ、回りは香ばしく焼けて中はホクホクにする、これだと汁に入れないでそのまま味噌とか漬けて焼いてもいける、ホロリンコきりたんぽ。4/11(木)きりたんぽを炙ってエゴマの葉の醤油漬け...
きりたんぽ焼くコツが、いまさらだけど、だんだんわかってきたどぉ、回りは香ばしく焼けて中はホクホクにする、これだと汁に入れないでそのまま味噌とか漬けて焼いてもいける、ホロリンコきりたんぽ。 4/11(木) きりたんぽを炙ってエゴマの葉の醤油漬けで巻いて食べてみたら、おお、旨いなあ、エゴマの葉は紫蘇の葉を大きさも香りも派手にしたみたいで、それを甘辛醤油漬けにしたのだが、その派手感がきりたんぽのゴロゴロ感とマッチする、なのだが、メニュー、っていうよりパーティー用のアイディア・ストックにしておくだべさ。 4/12(金) 豆腐きりたんぽ、って出来ないかと思って、水を切った豆腐をつぶして、卵と片栗粉を混ぜて、がんもどきみたいなもんだねこれは、棒に巻いて多めの油でフライパンで焼いて、そんで斜めに切ってきりたんぽと同じ要領で食べてみたらば旨いよ、けど、旨いけど、これは豆腐きりたんぽトマト味、みたいな方向とかの方がいい気がするなあ、寝かせアイディアってことで、保留。 4/13(土) S口さんが大瀧詠一の「LET’S ONDO AGAIN」っていうアルバムがとってもいいよ、っていうので聞いてみたら、ほんと気に入ってしまって、なにやら大瀧詠一という人にむくむくむくと興味がわいてきて、ハッピーエンドだよな、とか、ナイアガラだよな、とか松田聖子だよな、とかそういう断片知識しかないから、とにかくガブガブガブとその仕事群をまるごと食べてみたくなったような、っていうのも、店の内装にスタイルみたいのが無いなあ、と思ってたっていうのがあって、その辺りのことを、この「LET’S ONDO AGAIN」がいいヒント、刺激だぞこりゃ。 4/14(日) 西荻のnano(クラフトと海外古絵本のセレクト雑貨屋&ミニギャラリー)でカシミール・ナポレオンのライブ(悪魔ミサ)があるというので、これはもう行く(参加)しかない、ということで店の営業開始時間を遅らせて、その素晴らしいパーフォーマンスを堪能したのだけど、いっしょに行った(参加した)I橋さんがライブ(悪魔ミサ)終了後、カシナポメンバーのK氏(今日はソロ・ワンマンだった)に声をかけてくださり、なんとご来店してくださるということになり、僕は慌てて店に戻って開店準備中、すみませーん、とお客様がいらっしゃり、すみませーん、もうちょっとお待ちください、って言ったら、あのー、、ってことでなんとカシナポK氏ご本人様であったのだよね、化粧を落とし(人間の仮面をかぶっ)たお姿はまるで別人(人間)ですぐにはわからなくて、その後ご来店いただいたカシナポファンのお客様方といっしょにご飲食をなされ、カシミール・ナポリタンと名付けた海苔(黒)と豚ロース(白)とケチャップ(血)のスパゲッティー(即席無理矢理アイディア)を美味しいと言っていただき、店にあったカセットテープのアルバム「魔王の恋」にはサインをいただき、そのカセットのケースが壊れているから、ということで追加で同じものをもう一ついただき、そちらにもサインをしてもらい、もうシアワセ過ぎる日曜ミサの続きだったのでしたよ。 4/15(月) 定休日。今日発売の雑誌「おとなの週末」に店が紹介された。後ろの方にちょこっと掲載だろうと思って探していたらなかなか見つからず、しかし前めのページにでっかく載ってて書店で思わずのけぞってしまって、それよりなにより別ページで接客や雰囲気のことを誉めてもらってて、だいぶグっと嬉しかったすな。 4/16(火) 八百屋の店頭に積まれる竹の子がどんどん大きくなって、どんどん竹の子ばっかり食べていて、竹の子のオイスターソース焼きそばとか竹の子と豚肉と厚揚げの辛煮とかいろいろ竹の子メニューが突発的に増えて、そして来月の今頃には山菜が出てくるのだろう、そういうことで忙しいのはとてもいいねえ、なんて、思えば、もう開店して半年が過ぎていたのだったよ、月日が経つのと竹の子と山菜はあっという間だなあ、なんて言ってるヒマあったらニヒル牛に用意していただいたにマガジン箱用のナマハゲグッズを製作しなくちゃいかんぞいかんぞ、っと。
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2013-04-17T14:20:00+09:00
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バカなハナシでハベレケレ
4/3(水)西荻案内所で買った愛媛の無農薬レモン5個100円を蜂蜜漬けにする。仕事前ドリンク、ソーダ割り。4/4(木)M子さんから予約の電話。え?20人?、ぎゅーぎゅーのすし詰めだろうがなんだろうがいいから?って言ってもさすがにその人数は身動きとれない...
4/3(水) 西荻案内所で買った愛媛の無農薬レモン5個100円を蜂蜜漬けにする。仕事前ドリンク、ソーダ割り。 4/4(木) M子さんから予約の電話。え?20人?、ぎゅーぎゅーのすし詰めだろうがなんだろうがいいから?って言ってもさすがにその人数は身動きとれないだろうし難しいなあ、って言ったけど、僕も昔からよく知るUちゃん夫婦の結婚祝いのパーティーだっていう。そっかー、じゃあ、ぎゅーぎゅーパーティーやってみるとするとするか! 4/5(金) パーティーの料理はおまかせ、でもキャベツと蒸し鳥のしょっつるレモン和え、と、アンチョビ・ポテトは入れてくれってことで、さて、メインはなににしようかな?って考えたのだけど、比内地鶏の参鶏湯。一羽丸ごとの比内地鶏の料理なんてボリューム的にも値段的にもこんな時でないと出来ないし、豪華だし美味しいことは間違いないしね。お祝い仕様で花火も付けちゃおうかな?その他に、塩豚の紅白ナマスのせ、竹の子のチャプチェ、海鮮とネギのチヂミ、漬け物盛り合わせ等。お酒は純米酒をほとんどにしてっていうご希望だったので早速、北秋田の酒屋さんに発注。 4/6(土) ザンザン雨の営業の合間をぬってパーティーの仕込み。冷蔵庫に余裕が無いし、コンロにはもっと余裕がないから段取りに知恵をしぼるよ。完成のギリ手前までやっておくのだが、食べ物だけではなく、食器のこととかで、忘れていたことを思い出したり、アタマクルクル。塩しておいた豚ロース塊を茹でて冷ましてラップして冷蔵庫にしまって大根と人参を細切りにして塩して漬け汁は酢としょっつる、唐辛子、蜂蜜、チャプチェ用の肉や竹の子、小松菜、椎茸、人参、煮たり炒めたりして用意しておく、春雨は韓国製のぶっといのだけど、水に浸しておいて茹でるのは明日、薄焼き卵を焼いて刻んで飾り用の錦糸卵、アンチョビ・ポテトのソースを作っておく、アンチョビ、ニンニク、マヨ、レモン、しょっつるキャベツ用の蒸し鳥は鶏胸肉を茹でて冷ます、あ、大事なことを忘れるところだった、参鶏湯用のもち米と、ナツメやらの漢方材料を水に浸しておく。 4/7(日) 風は強いけど青空広がるいい天気。比内地鶏が思いの外、肉質が頑丈でなかなかホロっとした柔らかさにならなくて結局6時間火にかける。お腹の中だけでなく外の汁部分にも、もち米を入れたので焦げるんじゃないかと心配だったけどなんとか美味しくできてよかった。予約の準備は何か大ヘマすんじゃないかといつもドキドキだ。ダイジョーブダイジョーブ、と自分に言い聞かせながらなのだが、とりあえず無事に出来上がると本当にホッとする。20人って定員の倍だけどお客さんに手伝ってもらいながらだけど濃密に盛り上がりに盛り上がってナイスでした。サプライズ・パーティーだったので事前に貸し切りの告知出来なかったので、そうとは知らずに御来店いただいた皆様、すみませんでした! 4/8(月) 定休日。蜂蜜レモン漬けに焼酎を入れてソーダで割ってたくさん飲んで終日沈没。 4/9(火) そしてまた竹の子を煮る今週が始まった。新竹の子ってほんとに旨いなあ。エゴマの葉の醤油漬けも出来た。ご飯包んで食べるのがオススメ。あ、もしかして焼きキリタンポと合わせてもいいかもだ。さてさてさて。
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2013-04-10T15:35:00+09:00
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ドキリンコンコン
3/27(水)M嬢から野菜をいただいた。京都大原の野菜。生のままかじってみる。苦い。が、なんだか、うまい。ハタケナ、カンゾウ、九条ネギ、フキノトウ。どれもアクの少ない綺麗なスーっとした味わい。素材本来の美味しさを、どっさりむしゃむしゃ食ってみたい、と思...
M嬢から野菜をいただいた。京都大原の野菜。生のままかじってみる。苦い。が、なんだか、うまい。ハタケナ、カンゾウ、九条ネギ、フキノトウ。どれもアクの少ない綺麗なスーっとした味わい。素材本来の美味しさを、どっさりむしゃむしゃ食ってみたい、と思いました。 3/28(木) 「のんびり」という秋田の情報誌、というか、フリーペーパーならぬフリー雑誌というか、毎回毎回切り口が斬新で面白いのだけれど、それというのも編集長がどうやら大阪の人のようで、なるほど、秋田に生まれ住んだ経験がある自分でも知らないことや、知っているけど興味を持ったことがないことが毎回特集されている。編集長や編集スタッフが個人的に興味をもったことや感動したことを追っているかんじ。最近出た4号ではマタギを特集している。マタギっていうのは北秋田に住む狩猟で生活している人、みたいな理解だったのだけど、「のんびり」スタッフは現役のマタギ&引退したマタギを取材して、なおかつ狩猟に同行して、いろいろなハプニングがあって、最終的にはウサギを美味しくいただきました、っていう、なんていうか、動物を食べる、というより、そのサイクルの中で生きていくということ、みたいな、でもそれをその地のマタギは「難儀な娯楽」って言ってたりして、マタギとは何か?なんて百科事典的に理解したってしょうがないのだなあ、と思いましたね。 3/29(金) 店の近所の公園で花見をした後に来店していただいたK谷さんとY野さんが言うには、桜の木のてっぺんに洋服のハンガー、それも針金の安っちいので作った鳥の巣があるのを見つけて、あれはカラスの巣に違いなくて、カラスが上から目線で花見をしているのだ、ということになったりしたのだが、その大阪生まれのK谷さんの知り合いが、例の秋田の情報誌「のんびり」の編集長であるということが判明。なんとなんと。 3/30(土) 「のんびり」では「秋田今野商店」という麹菌を作っている会社にも潜入取材している。味噌や日本酒、焼酎、醤油を作るのにかかせない麹を作っている会社は日本でも数社(すべての麹を作るのは3社)しかないのだけど、そのうちの一つが大仙市にあるこの今野商店であるという。北海道から沖縄まで、あるいは海外へここから麹が送り届けられている。今は微生物で病原菌や害虫をやっつける生物農薬というのも作っているそうだ。社長の今野さんの顔つきが実に豪快な雰囲気で、髪、眉毛、口髭がモサモサ豊かなせいなのだろうか、食べたら旨そう、と思ってしまう(ヒトを食ってはいけない)。『県外に秋田を発信するのもいいけど、「うまいものならここに食いにこい」って思いますよ...』って僕もそう思うなあ、アピールする=ただ前に出ていく、ってのは、少なくとも今時は流行らなくて、独自性やその魅力をアピールして価値を高める、生み出す、っていうのが賢いと思うな。 3/31(日) 3ヶ月前くらいに読みだした「レヴィナスと愛の現象学」(内田樹、文春文庫)だけど、やっと3分の1くらい。難しいけど、えいやっ、と気合いで読んでいる、というのは嘘で、お経を読むみたいに(お経読んだことないけど)、ただ文章を眺めて追っているみたいなもん、そういう読み方は嫌いではないのだが、読書のほとんどは風呂タイムに行われ、3回に1回は読みながら寝てしまうので本が水没してしまい、乾くまで別の本を読むという、そういう具合である。レヴィナスという人について(というより筆者と関わりについて)から始まり、現象学(デカルトとかフッサールとか)のこと、そんでそろそろ、愛、という単語が出没しだして、おお、やっときたな、あああ愛、ってわけで、愛というのはキモチが生まれることで愛の対象が生まれるみたいな、具体的なモノや人間、とは別に愛の対象が発生するということなのか、なるほど、片思いとか、愛が無くなったのね、みたいのとか、愛といわれるもののほとんどは具体的な相手抜きの幻想とのチチクリアイってことなのかもな、それって結局、他者がいない自己愛ってことだよな、とか、本の内容から勝手に想像を膨らまして、でもどうやらレヴィナスって人は議論を収束させずに対話の原初性を活かしていくみたいな考えみたいだからソレデイイノダ、とか思ったりしているうち、また水没。 4/1(月) 南新宿で食器を買ったついでに韓国食材の店でエゴマの葉を買った。ピリ辛ニンニク醤油漬けを久しぶりに作ってみよう。 4/2(火) 「エゴの辛ネギソース」というのを始めているのだけど、なかなか好評。その昔中華料理屋さんで習った干しナマコの料理を思い出して、なんというか、その食感がエゴと似ている気がして。醤油、レモン、生姜、白胡椒のタレなのだけど、ちょっとずつバージョンアップ中。思い付いたらやってみて、お客さんと反応しながら、店にメニューが適応していくというのがいいと思っております。
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2013-04-03T12:35:00+09:00
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アイブラユー
3/20(水)「音頭大百科」というペラペラの12ページで460円という、高いような気もしたが興味津々過ぎて思わず買ってしまったのだスモール出版ってとこのディスクガイド。一生うんち出ないかも音頭/宮崎吐夢、温度音頭/三波春夫、禁煙音頭/竜ヶ崎宇童、全日本...
3/20(水) 「音頭大百科」というペラペラの12ページで460円という、高いような気もしたが興味津々過ぎて思わず買ってしまったのだスモール出版ってとこのディスクガイド。一生うんち出ないかも音頭/宮崎吐夢、温度音頭/三波春夫、禁煙音頭/竜ヶ崎宇童、全日本当選音頭/ビートきよし、よいしょ音頭/月の家縁鏡、等等、聞きた過ぎるが満載でワナワナしてしまう。 3/21(木) 「シャンパー乳」は大人気で初回入荷分20本が一週間で無くなった。今日は製造元の高橋酒造店の社長と営業部長さんが店を訪れてくださった。製品が出来るまでのいろいろを聞けた。ネーミングの肝である「乳」という部分は今年正月にマグロを1億5千万円で競りおとして話題になった寿司チェーンの社長の案なのだそうだ。あと、日本酒というのは辛口から淡麗辛口へと嗜好が変化してきたけれど、現在は辛口抜きの「淡麗」へと変化しつつあるという。その他いろいろと鋭いお話が繰り出されるのだけど、どんな話も聞いている人を飽きさせず魅了するという、地元の町長から「ふるさと大使」という肩書きをもらったのも、ナルホドナルホドなのでした。あ、そうそう、このお酒の産地の美郷町は美味しい湧き水で有名(名水百選にもなっている)なのだけど、地域全体の家庭の水道もこの湧き水なんだって。すぐ近くで育ったのに知らなかった!飲み水もお風呂もプールも湧き水なんていいなあ。 3/22(金) 「どPink」が入荷した。山本合名という蔵の「ど」という真っ白などぶろく風の濁り酒風の日本酒が人気だったのだが、それに続く、今度はピンク色のどぶろく風の「どPink」である。赤色清酒酵母、という酵母の作用で色付きの日本酒ができるらしい。IW氏やIT等「ど」のファンのお客さんからまだかまだかと待ちこがれる声をじゃんじゃん聞かされ、酒屋に問い合わせしたところ、桜前線に合わせての出荷だという。南の方から順に出荷しているというのだ。ピンクの色のお酒を桜の開花に合わせて売るとはなんとまあオソレイリヤのどPinkでございますなぁ。確かにそこらここらの道や公園で一気に桜が咲きだしてる。 3/23(土) 閉店後、店に忘れ物をしたことに気づき、戻って真っ暗な中を手探りで電灯のスイッチ目指して進んでいったのだが、半開きのトイレの扉の角に顔をぶつけた。右目の上が腫れてみっともない。ケンカ?とかみっともない!とかお客さんに言われている。ぶつかったショックで不眠症が治るかと思ったが、その気配もない。朝方うつらうつらしていて、どっかの駅でフランス人の子供たちに声をかけられ何故かフランス料理の厨房に連れていかれ仕事をする事になり何故かウナギとピーマンを油で揚げていたら何故かS太郎氏が現れ、変な料理作らないでくれ、と怒られる夢を見た。 3/24(日) どPink、大好評。桃色の秘密である赤色清酒酵母っていうのは、協会10号っていう東北の蔵から発見された酵母が突然変異したものだそうだ。赤色清酒酵母は、ある物質を途中までしか作れなくて、その失敗の残骸が酵母の細胞を赤くするという。この「どPink」とか「ど」を作っている山本合名(白瀑)は、ハタハタで有名な八森町という日本海沿岸の漁村で明治時代に創業された蔵で、蔵の裏山の中腹から出る湧き水を3Kmの配管を設置して自家水道として使っていたのだが、1993年にそれまでの単なる「裏山」が「白神山地」として世界遺産に登録されたもんでいきなりこの環境の立地の付加価値が高まったという。そのうち自社で米も作るようになり米から仕込み水までが同じ水という日本でも他に例が無い酒作りをしている凄い蔵である。美味しくて、なおかつ遊びがあるっていうのは格好いいよなあ。 3/25(月) 春の竹の子料理の定番の若竹煮のワカメをギバサに替えてギバ竹煮というのを作ってみたのだが、あんまりパッとしないのでやめた。ギバ竹煮って響きはいいけどなあ、食えなきゃ始まらない。 3/26(火) まったくなー、突如眠くなるだじょー。竹の子、うまし。若竹煮の他、竹の子と豚肉の卵とじ、石焼き竹の子ビビンバ等開始した。春〜、春〜。
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2013-03-27T15:27:00+09:00
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携帯故障して写真が無いという停電みたいな今週、
3/13(水)「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」(伊藤信吾著、講談社)って本を読んだら、ここの豆腐を改めて食べたくなってしまう発見がたくさんあった。男前、っていうテーマは、なめんなよなめねこ、みたいな冗談ヤンキーものだと思うのだけど、それを豆腐でやったのが...
「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」(伊藤信吾著、講談社)って本を読んだら、ここの豆腐を改めて食べたくなってしまう発見がたくさんあった。男前、っていうテーマは、なめんなよなめねこ、みたいな冗談ヤンキーものだと思うのだけど、それを豆腐でやったのが凄いと思う。美味しさを追求しつつパッケージでふざける。時代とのバランスのとり方が優れているんだろう、いや、バランスとらない力のバランス、ってことかも。僕は湯豆腐が好きでよく食べるが、男前のは味が薄いなあ、という印象があった。しかし男前は温めると美味しさが汁の方に出ていってしまうらしい。商品の種類にもよるけど温かくして食べるなら容器ごと温めるか、チンの方が美味しく食べられるそうだ。改めてやってみると、なるほど、ほんとだ。それにしても先日結構大手なチェーン系居酒屋に入ったら、飲み物や食べ物に男前ワードを冠していて、男前豆腐の成功にあやかったのだろうが、なんだか情けない男前であると思いましたよ。 3/14(木) 3GとかLTEとかWIFIとかラジオとかその他いろんな種類の電波が空中に満ちているのだろうが、それぞれに色が付いていたりしたら気持ち悪いだろうなあ、と今日3回くらい思った。 3/15(金) Kさんとカップヌードルの創世の頃の話をしていたら、同じ頃同じ日清食品のカップライスなるものがあったって言う。Kさんは僕とほぼ一緒の歳なのだが、僕はそんなのは見たことがない。お湯が出る自販機もあって駅のホームとかでよく食べたそうだ。不人気だった為、発売してほどなく消えたらしい。お湯を入れて1分くらいでお湯を捨ててその後数分蒸らすのだそうだ。カレー味とかピラフ味とかいろいろな種類があったって。食ってみたいなあ、っていうか、お湯入れてみたい、お湯捨てて蓋して待ってみたい、っていう興味。Kさんに冗談から駒的な流れで石焼きカツ丼ビビンバ作ったら大変喜ばれて嬉しいでしたす。 3/16(土) 去年の今頃もそうだったが、不眠症に突入。2、3時間くらいで起きてしまう。そんで変な時間に急に眠くなる。去年は休みの日に行った高円寺の飲み屋で、カウンターに頭突きをしていたらしいという出来事があって、次の日から不眠症が治った。わざわざ頭突きをしてみるのも怖いのでしばらく不眠保留。 3/17(日) パソコンでこういうのを書いているとなんとなくツイッターとかネット散策したりして、結局原稿が進まないし、何しろこういうのを楽しむには集中して作文トリップみたいになりたいから、ってことで、前から狙っていたポメラっていうポケットワープロ的なのを購入した。新しいモデルが出たせいか旧モデルが半額以下になっていたのだ。持ち歩けて、2秒で起動するし、勿論終了も早い。ネットとかに繋がっていない時間というのは以外とキモチいい。いや、傍らにPCがあったりするわけだからネットから完全に遮断されているわけではないけど。ワープロといえば初めて買ったのは30年くらい前、銀座の蕎麦屋で出前持ちしてた頃だなあ、住み込みのマンションの一室で自動筆記みたいに思いつくままの言葉をひたすら打ち込んでいた。たしか、1999年のキーボード達へ、とかいう題名。プリントして知人の皆様に送り付けたのだが、後に大変迷惑であったことを知った。(笑)なのだが、悶々とした気持ちが噴出していく時間は、なんだか今もちっとも変わっていなくて、笑えないのこった。 3/17(月) ケータイが故障して使えなくなってしまった。困った気分だけど、何に困っているのか考えるとどうもハッキリしない。店用の携帯があるから電話(通話)はできる。誰かから電話きてるかもしれないが、知人のほとんどは店のこと知ってるから緊急の用事があればそっちに電話するだろう。そもそもほとんど電話なんかこない。連絡はメールとかツイッターやフェイスブックののDMで来る方が多い。そういうのは自宅PCで確認できるわけで、大して困らない。なるほど、ここらそこら中を飛んでる電波にいつでもどこでも色付けする機械がケータイなのだな。いじるのが癖になってて、ってことは依存みたいなもんで、なんだかソワソワするのだな。タバコ吸ってた頃のタバコ無い時の気分にちょっと似ているかな。何事も四六時中気になるようになったら要注意ということですね。ケータイ君、壊れてくれて気がつきました、ありがとう、ってことにしよう。 3/18(火) 雑誌の取材を受けた。中央線特集だそうで、最近開店したお店を探していて見つけたそうだ。食べ歩きのスタッフがいて来店したと言う。覆面スタッフということなのか?そんな人いたかなあ?と記憶を遡ってみるが、なにしろ覆面だから心当たりがない。雑誌に限らず世の中には覆面がいっぱいいるのかもしれない。ケータイのこともいろいろ書きたいが覆面にチェックされていて怒られかもしれないのでやめておこう、というのは冗談にしても、昨日Eから聞いた話によるとケータイショップの店員がいい加減な対応するのに腹をたてガミガミ(3時間くらい)文句言ったら次の日から迷惑メールが100通くらい来るようになったそうで、因果関係ははっきりしないにせよ、恐ろしいことである。料理5品とドリンク2品を撮影して終了。手際よく気持ちのいい取材でありました。来月号に掲載予定だす。
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2013-03-20T13:07:00+09:00
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怪奇ギバサ現象
3/6(水)「秋田の酒のきき酒の会」に行った。場所は品川だったのだが、美彩館という秋田県のアンテナショップが、きき酒会の会場の近くにあったので寄ってみた。入り口のガラス戸に張ってある「ギバサあります」の紙を見ていると後ろから「あれ?おにーさん」という声...
3/6(水) 「秋田の酒のきき酒の会」に行った。場所は品川だったのだが、美彩館という秋田県のアンテナショップが、きき酒会の会場の近くにあったので寄ってみた。入り口のガラス戸に張ってある「ギバサあります」の紙を見ていると後ろから「あれ?おにーさん」という声が聞こえて振り向くと一つ下の妹がいた。府中に住んでいるのだが、もう何年も会っていなかったし、こんなところでバッタリということに大分驚いた。建物の中にあるレストランで遅い昼ご飯(僕がきりたんぽ御膳、妹が稲庭うどんセット)を食べながら聞くと、知人への贈り物でギバサを買いに来たのだそうだ。ギバサは県民ショー等で取り上げられ、ちょっと知名度が上がっているらしい。久しぶりに話せて良かったのだがなんとなく照れくさくてぶっきらぼうな態度のまま別れて、きき酒会の会場に行った。500人くらい入れそうな宴会場に25の酒造メーカーが来ていて、それぞれ5種類くらいのお酒が並んでいて試飲できる。試飲というのは決して飲酒ではないので、口に含んで味を確認したらペッと用意されている容器に吐き出すのが正しい。もちろん僕もそうした。仕事前だし酔ってしまっては味がわからなくなるしね。ま、しかし、最後の方の天の戸と新政は美味し過ぎたのでゴックンゴックンと飲酒してしまったけどね。 3/7(木) 昨日の試飲会では今まで飲んだことのないお酒の発見がいろいろあった。ニテコサイダーで有名な美郷町(みさとちょう)の奥清水というメーカーで作っている「シャンパー乳」という、名前から想像できるとおりシュワシュワ系の日本酒、これがなかなか美味しかった。小さめの瓶でお洒落感もいい。気に入ったので値段等聞いて早速20本送ってもらうことにした。シャンパンという商品名はフランスのシャンパーニュ地方製の発泡ワインだけしか名乗ってはいけなくて、このシャンパー乳もネーミングの段階でフランス政府から分厚い文書での抗議があったり、いろいろ大変だったようだ。日本のクリスマスの定番の「シャンメリー」も最初は「ソフトシャンパン」っていう名前だったのだが、これもフランス政府からの申し入れがあって、シャンパンのシャンとメリークリスマスのメリーを合わせてのシャンメリーという商品名に変更になったそうだ。シャンパー乳、の「乳」は同じ秋田県の白濁したお湯で有名な乳頭温泉の頭文字をとったとのことだけど、シャンパー乳は白濁はしていなくて、薄にごりといったかんじ。アルコール分13パーセント、精米歩合65%のれっきとした純米酒で、容量は300cc。瓶の中で発酵して出来た米の甘みがシュワシュワと口の中に広がって、本当に美味しい。 3/8(金) このブログのタイトル「食うことに困ったことなどない」っていうのは斉藤和義の歌詞から頂戴してしまったものなのだが、その歌詞で「僕の見たビートルズはTVの中」っていうのがあって、「リアル」ってなんだろう?ビートルズ、に代表される、音楽とかメディア、は雑誌のグラビアやテレビやCDの中から熱や肌触りの無い状態でやってきて、で、知ったつもりになってるけど、それっていったいなんなんだ?っていう何が疑問なのかはっきりしないわけだけど、リアル、っていうのが自分の疑問の中核のキーワードにいつもあって、そんで、前に書いたのだけど、トマトがたくさん出てくる夢を見て、その疑問フィーリングの象徴的なアイテムがトマトで、そんでそんで、みたいなとこで副題の「トマト色の〜」があったのだけど、どうも最近そういうのはわかりづらいなあ、と気になって、わかりづらいのはリアルではないような、とか気になりだして、表紙の「トマト色の〜」の削ってもらって、さて、それではあんたのテーマはナンなんだ、って考え出して、結局ますますわかりづらくなって、とりあえず、ぶるんぶるんぷるん、っと柔軟体操をしてまずは肉体を鍛えている。 3/9(土) Iさんに買ってもらったライオン・メリー・ボックスセットが届いて、早速DVDを見た。DISK2の秘蔵映像みたいのが特に良かった。いっしょに見たS太郎氏が、これは違う惑星の出来事だ、とか宇宙旅行しているみたいだ、とか感想を宣っておりましたが、僕も同じような感覚になりました。ああ、ソロのナマライブ見たかったなあ、と今更ながら思いましたよ。特に「鎮魂歌」のライブはこの世のものこの星のものではないす、と思ったっす。 3/10(日) 水曜日のきき酒会のパンフレット(出品酒リスト)を改めて開いてみた。出品銘柄の各商品毎に酒の特徴の一口コメントが載っている。ほとんどは「秋田県産あきたこまちを使用し澄んだ香り○×賞受賞、酒通におすすめしたい品です」みたいなコメントなのだけど、新政だけは「しなやかです」とか「ゴージャスです」、「ぽってりです」、「がっちりです」あるいは「ゴージャスでプチプチです」とか、それぞれの商品にそれだけ。一口コメントにもほどがあるだろう、という人を喰ったようなシンプルなコメントで唖然とした。なるほど価値を上げるにはまず目立たなくてはいけないし、ウンチクがうじゃうじゃ漂っているであろうグルメの世界でこういうやり方は正しいと思う。新政のブログ見てみると、これこれこうやって作ってみたら失敗してしまいました、みたいな、情報公開にもほどがあるだろう、というような失敗ネタとかがじゃんじゃん書かれていて、これまた、すっきり爽やか開けっぴろげな印象で、それを狙っているのかどうかしらないけど、時代の先端を行く意識なことは間違いないと思う。そうそう、お店にいまある「亜麻猫」という新政のお酒の裏ラベルには、そのお酒の特殊な製法についての薀蓄がびっしり書かれていて、文末に、(つづく)、とある。いったいどこにつづくのか(笑)、まったく目が離せない面白い蔵だ。 3/11(月) 自己表現、っていうのはよくわからない言葉だと思う。例えばお店、秋田ばる七尾、と僕は一心同体みたいな関係ではない。自分の考え、コンセプトみたいのを反映させる場所ではあるけれど、自己表現ではない。その辺はしっかり決めておかないといけないと常々思う。やることとキモチの距離みたいの。自己、なんてモノがごろんとどっかに転がってるわけないし、自己、なんていうのは毎日生きている中でいちいち何かに反応している、その反応の仕方みたいなもんだと思う。だから、例えば、不平不満を感情的に表現してしまうと、それは人を嫌な気分にさせるだけでなくて、ブーメランのように自分に戻ってきて、自分を蝕み、また、拘束する。反応、だから。自己と表現の距離感、というのも違う。自己なんていう、どっか隠れるような場所は無いってこと。裸の自分、っていうのももっと違う。キモチ悪い。 3/12(火) ギバサ冷奴はもとより、ギバサ納豆長芋や石焼きギバサ納豆玄米ビビンバも人気急上昇中なのだが、ギバサを使った料理を研究しているという方から電話があり、秋田ばる七尾でどんなギバサメニューがあるのか食べてみたいとのことだった。遠くからギバサを求めて来てくださるだなんて!この春はギバサ探検にいっそうの情熱を注いでみるだべさ。
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2013-03-13T07:33:00+09:00
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タコ食う海藻も好き好き
2/27(水)Sが来店してくれた。高校以来だ。嬉しいねー!いろいろと僕の知らない秋田物産情報を教えてくれた。まずはガザ海老。由利本荘(南部の海沿いの地域)でとれる海老で、顔付きがオソロシイがもの凄く旨いらしい。皮ごとバリバリ食べられる。ホッケといえば北...
Sが来店してくれた。高校以来だ。嬉しいねー!いろいろと僕の知らない秋田物産情報を教えてくれた。まずはガザ海老。由利本荘(南部の海沿いの地域)でとれる海老で、顔付きがオソロシイがもの凄く旨いらしい。皮ごとバリバリ食べられる。ホッケといえば北海道と思っていたけど、ハタハタ漁が終わった後の男鹿半島ではホッケが目茶苦茶獲れるそうな。獲れるんだけど傷むのが早い魚だから、なかなか有効利用できないそうな。あと男鹿半島に近い八郎潟で獲れるオキアミの塩漬けにして発酵させたのをイシャジャっていうそうなのだが、それと豆腐とネギを煮たのがイシャジャ貝焼き(カヤキ)と呼ばれる料理でとても旨いそうな。そうな、そうな、そうなのね。いろいろとお試し品として送ってもらえそうなので楽しみだ。特にイシャジャは面白そうだなあ。 2/28(木) エゴ、売ってるとこ見つけたけど、高いなあ。原料探して作っちゃおうか、と探したら、あった!ので、エゴを自作してみることにした。 3/1(金) 秋田の人は「駄目だ〜、駄目だ〜」って口癖のように言う人が多いような気がする。ムーミンに出てくるじゃこうねずみの「無駄じゃ〜、無駄じゃ〜」みたいだなあ、って思ったら面白くなった。ダメダーマン。 3/2(土) 新聞で紹介されたせいか、ギバサ奴の注文が激増している。ギバサ、っていうのは魔界的な響きだなあ。怪獣ギバゴン、妖怪ギバサラン、二度と戻って来れないギバサ平原。ギバサに並んで秋田でよく食べる、そしてこれまた魔界的サウンド海藻食品のエゴを作ってみた。能登半島産のエゴ草を取り寄せて、煮溶かしたのを練りながら冷まして金枠に入れて冷蔵庫にしまって一晩待ちます。 3/3(日) おー!エゴ、出来た!しっかり美味いぞ。秋田味噌+酢 キビ砂糖+辛しで酢味噌を作ってかける。そういえば秋田で売ってるエゴは白っぽいのが多かったなあ、と思って調べてみると、原料のエゴソウはもともと茶褐色なのだけど、海水で洗い天日で乾燥させる作業を繰り返して白っぽくなったのを使ったのがそれみたいだ。佐渡あたりではエゴネリ、イゴネリ、新潟、長野あたりではエゴ、イゴっていう名前で食べられていて、九州とかのオキュウトもほとんど同じものらしい。今回入手した原料のエゴソウは濃い茶褐色のもので、袋には「えご草・能登産・最上品」と書いてある。次回は白っぽいものを探して作ってみるとするとするべ。 3/4(月) 去年の10月に開店して、来月で6ヶ月になる。なーんとなんと。しっかし早いね、年月が経つのは。去年の夏には冬が来る気がしなかったけど、冬を通り越して、もう春になってきた。高校生の頃、親や教師を基準に、自分は30歳とか40歳になる気がしなかった、というか、(なるにちがいないのに)ならないつもりでいたけど、とっくにそこを超えてしまっている。そんでそのうち死ぬわけだが、死ぬ、というのは大分わかってきた気になっている。死ぬことは寂しい。しかし死んだら(たぶん)寂しくないから、もっとも寂しくない。むしろ生きることがわからない。たぶんそれは意味ではなくて現実、なう、なのだ。すべては、なう、にしかない。死んでも、なう、なう。 3/5(火) エゴ、ってどういう説明したらいいのか?海藻(エゴ草)を煮溶かしたものを冷やして固めたもの、で、説明にはなるのだけど、美味しさとかはまるでわからない。プルプルとした食感の海藻食品。うーん、それはそうなのだけれど、とりあえず食べてもらいたくて、尚且つ食べた後に、食べる前に想像していた以上のびっくり美味しさ感が欲しい。なんてブツブツ考えていたところで、突然「石焼ギバサ納豆玄米ビビンバ」というアイディア(メニュー)を思いついて、早速東新宿の食器屋に行って石焼の器を用意。試作して試食してみたらナイスだったので今日から始めた。これナカナカ好評でしたよ。皆さん、パクパクパクってあっという間の勢いで食べてしまうのでした。今日の分は完売。
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2013-03-06T06:47:00+09:00
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ちょちょんがちょん
2/20(水)先週秋田に行った時に見つけて買ってきたのが県内限定販売の「鶴ごころ」という焼酎。横手市山内産のいものこ(里芋)が原料である。焙煎した芋を使っているからなのか、スモーキーな香りがする。ほのかな甘味が後からやってくる。こんな味の焼酎は初めて。...
先週秋田に行った時に見つけて買ってきたのが県内限定販売の「鶴ごころ」という焼酎。横手市山内産のいものこ(里芋)が原料である。焙煎した芋を使っているからなのか、スモーキーな香りがする。ほのかな甘味が後からやってくる。こんな味の焼酎は初めて。秋田ばる七尾名物「いぶりがっこサワー」に通じる美味しさだぞ!? 2/21(木) 西荻の西友でダニエル君とばったり会った。最近店とかでも会ってないから久しぶり〜。PVを作ったから見てくれ、と言われた。昔8ミリカメラで撮った映像を使って編集したそうだ。見たら頭がオカシクなるから見ないほうがいいよ、って、なんのこっちゃ!来月25日(月曜日)には江古田で面白そうな組み合わせのライブがありますねえ。おちょこ(w.山下渉、露木達也)vsダニエル・クォン、「唄と声の邂逅」、3/25(月)、at Flying Teapot、03−5999−7971。VIDEO 2/22(金) なんだか(イワユル)洋楽(特にロック)が店のBGMというのがどうも違うなあと思いだして、ここ半月くらいそのテの音楽をかけるのをやめた。毎日の生活の中から洋楽(特にロック)が消えて、気のせいかなあ、音楽の聞こえ方が以前と変わった。音楽というものを洋楽(特にロック)の延長線上で聞いていた気がする。これは(洋楽の)○×みたい、って理解、納得、シッタカしちゃう、みたいな。思い込みが無くなって聞こえ方が変わったのかな?そんで音頭みたいのがいいのではないかと思ってきている。音頭製造ソフト、とかあったらいいな。ブライアンイーノが作った簡易アンビエントミュージックな楽器みたいなの見たことあるけど、ああいうのの音頭版みたいのとか。音頭あんびえんと。 2/23(土) 読売新聞夕刊に店の記事が掲載されたのだ。5件の電話問い合わせがあった。ほとんどが年配の秋田出身の方で、きりたんぽ食べたいなあ、ということで電話いただいたのだけど、話をしていくうち、お昼の営業はやってないってことがわかると「あら、それなば駄目だんすなあ」ってことで「せば、また、まんず」みたいな会話となりました。 2/24(日) 秋田新幹線のこまちの車内販売で「ニシンの燻製」というのがあって、ホタテの貝柱が何個か連なって入っているみたいな細長いパッケージなのだけど、美味しいし安いしおつまみにサイズが手頃だし、お店で出したり出来ないものか?と思って、パッケージのシールに記載されていた製造元に電話してみた。秋田県大仙市のI珍味店。予想はしていたけど、新幹線内での販売のみと返答があった。キャラメルの小さいみたいのが10個入って220円。お酒の好きな方は、こまちに乗ったらこれお勧めですよ。 2/25(月) 二十日大根、100日たっても、葉っぱだけ。 2/26(火) ニシンとフキの貝焼き(カヤキ)が好評!粒山椒がピリッときいて旨い。ニシンとフキというのは相性がいいなあ。グツグツフツフツツ〜。ホタテと菜の花の貝焼き、というのも始めて、これは玉子とじ。秋田で買ってきたエゴと生ジュンサイは売り切れた。エゴは気に入ってもらえるか心配だったけど、美味しいと好評だった。トコロテンがもうちょっとスカスカにカステラみたいになってプルプルな美味しさ(説明になっていない)。常備できたらいいなあ、探してみるとするとするか。もうすぐ3月というのに寒いすな、まんずまんず。
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2013-02-27T15:55:00+09:00
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吸盤ダンス
2/13(水)現在発売中の雑誌「danchu」(3月号)は「新しい日本酒の教科書」って大書きされていて、その中の特集記事の「辛口を頼まれたらどうするか」というのがとても面白い。飲食店や酒販店にとって「辛口ください」っていうオーダーは、なかなかやっかいな...
2/13(水) 現在発売中の雑誌「danchu」(3月号)は「新しい日本酒の教科書」って大書きされていて、その中の特集記事の「辛口を頼まれたらどうするか」というのがとても面白い。飲食店や酒販店にとって「辛口ください」っていうオーダーは、なかなかやっかいな注文のようだ。僕の店で日本酒の注文の相談をされる時も確かに「辛口のお酒はどれですか?」と尋ねられることが多い。そういうときには、まずは日本酒の辛口の目安となる「日本酒度」の高い物を紹介し、次いで日本酒度が飛び抜けて高いわけではないが、スッキリした飲み口のものをお勧めする。最近だと、まずは「刈穂 番外品」(日本酒度+21度)というものと「天の戸醇辛」(日本酒度+8度)を紹介する。それで「刈穂はこの中では飛び抜けて辛くて尚且つずっしりした味わいだし、醇辛はキリッと辛いけど旨さもしっかりあります」みたいな説明をする。それでどちらかに決まればそれでいけど、うーん…、って決めきれないでお客さんが迷っている時は、辛い、というのを「スッキリ感」という言葉に代えて、更に選択肢を増やしてみる。なるほど、そうだよなあ、辛口、っていうのはなんだか意味不明の定義?だなあ。 2/14(木) さて、danchuの記事では、その辛口問題についてどのように説明しているのか?NHKの「ためしてガッテン」で専任ディレクターを担当している北析一さんが協力しての企画である。辛口の目安である「日本酒度」というのは「日本酒度計」で計る。これは日本酒に含まれる糖分量の指標で、数値が高いほど「辛口」とされる。だけど、人間には分からないほどの量の砂糖を入れても、日本酒度計の目盛りは大きく振れたり、糖分がかなり多くてもアルコール度数が高いと日本酒度計では「甘くも辛くも無い酒」という評価になったりするそうだ。日本酒度が高いお酒を実際に(5種類のお酒を10人の人で)データ的なものをブラインドで試飲してもらうと、日本酒度+12という極辛とされるお酒でも甘いと感じる人がいたりとか、感じ方は結構バラバラで、更に燗にしたり食べ物といっしょ(肉じゃが、お刺身)に飲むと結果は更にばらついたり。 2/15(金) 酒類総合研究所というとこに移っての実験では、同じお酒に「酸」を加えるとほぼ全員が辛くなった!と感じ、「香り」を加えるとその香りの種類によって熟成感やなめらか感という甘さを感じたりするのだった。照明の色でも味覚が変化して、白味のある光の方が赤みのある光より、辛さや甘さを感じやすいんだって。辛さ、っていうか、味覚っていったいなんだよー!? 2/16(土) ってな記事を読みつつ考えつつ、僕は正午発の新幹線こまちに乗った。秋田食材仕入れ行で実家の横手に行くのデス。ついでに、かまくら祭りも見ました。僕の小さい頃は各家庭とか銘々が家の前にそれぞれのかまくらをこさえて、中に水神様を祀り、電気を灯して火鉢で暖をとり、道行く人に甘酒をふるまう、というものでしたが、ま、だいたいは同じだけど、今は市内の数箇所にまとめてかまくらを作るように変わってきた。大きいのもいいけれど、小さいのをたくさん作ってそれぞれに火が灯っているのもなかなかいいね。前の日に雨が降ったらしく、その後冷え込んで雨で溶けた分が凍った上に更に雪が降ったものだから、もー、道が滑って滑ってどうしようもない。2回転んで尻餅をついて、近くを歩く人に笑われてまったく、もー。 2/17(日) ついでに梵天(ぼんでん)も見た。ワインのフルボトルくらいの太さの長い丸太の先にそれぞれがデザインして作った飾りをつけたものが梵天なのだが、昨日はその飾りの出来を品評するコンクールがあって、今日はそれを横手市の外れの標高200メートルくらいのところにある旭岡山神社に奉納する日だ。僕は小さい頃からお祭りが生理的にあまり得意ではなく、というか、特にお神輿をかつぐみたいなのは、はっきり嫌いである。なのだが、急にこの生まれ故郷の梵天奉納というのを見たくなった。さて、午前10時に旧市街の中心部にある市役所の脇の道路に30以上の梵天が集合、市職員のマイクアナウンスの合図と参加者の吹くホラ貝の音や雄叫びと共に神社に向かってスタート!っていっても熾烈な競争感は無い。持ったことは無いが、相当重そうな梵天は1人で持つのが決まりなので、数十メートル毎に持ち手が交代する。耐え切れなくてしょっちゅう倒れそうになる。あるいは頭上の電線につっかえて動けなくなる。出発前から酒を飲んで盛り上がっている人も多い。ゴールめがけて突進!という雰囲気はまるでない、いや、あるのかもしれないが、見ているかぎりは酔っ払いながらも必死なかんじ。じょやさー、じょやさー!という掛け声を発しながら交通規制をしている市内を抜けて急に狭くなった道が神社への山道の始まり。ちょっとした雪山登山だ。じょやさー、じょやさーが、ジョナサン、ジョナサン、に聞こえ出した辺りで大分汗が吹き出てきた。急に雪がワサワサ降ってきたかと思えばまた青空が出たり。そんで登りきって山頂にあるのは朽ちかけた古ぼけた神社である。その旭岡山神社の中めがけて早く着いた順に、横にした梵天をその梵天を作った同士が皆で抱えて神社に突入する、しかし押し返される、負けじと押し込む…神社ホーノーが神社ソーニューに見えて見えてきた頃に山を下りて、郊外にあるスーパーマーケットで地元のセリや生じゅんさいやエゴという海草食品やボダッコと呼ばれる極辛塩鮭等を買って新幹線に乗って冷やおろしの高清水を飲みながらいつのまにか寝てしまって10時過ぎに東京着。 2/18(月) 「ためしてガッテン」の北さんは長年食べ比べの実験をしていて、その結果言えるのは、人の味覚は10人10色で、舌の感覚だけではなくて、それ以外の外界からの情報、生まれた地域やこれまで食べてきたものにも左右され、どんなにわかりやすい二者択一の味比べ実験でも答えが10対0とかにはならない、っていう。70年代の菊正宗のテレビCMや80年代の新潟の淡麗酒で辛口=旨い酒という刷り込みがあったのかもしれなくて、でもところが、もはや今は日本酒作りの環境も流通も良くなり、全体的に味の要素が複雑になっているし、吟醸酒では辛口というよりむしろ濃厚甘口の方向になってきている、とdanchuはまとめている。 2/19(火) 日本酒が変わってきた、っていっても、砂糖(醸造用糖類)が添加されたみたいなお酒もまだまだ大量に流通し飲まれてるわけだし、そういうじゃなくて、っていうキモチ、ぼくはアタシは違うんです=辛口、みたいのキモチがどっかで働いてるのかもしれない。日本酒というのはどこまでいっても米のお酒だから、作るほうは米の旨みをどう表現するか、味わう方は米の旨みをどう受け取るか、ということになる。表現の仕方にしても受け取り方にしても人それぞれで、しかもある一部分だけを抜き出して語れるほど味というのは単純なものではないだろう。甘さへの単なるアンチとしての辛口なら、それはもったいない。例えば「刈穂 番外品」の辛さは「直角」、「天の戸醇辛」の辛さは「ソプラノ」みたいのでいいんじゃないのかな、と思うのだな。「隠れ彦べえ」というお酒に付けたキャッチフレーズは「香しい豊満」なのだが、そう言って勧めて飲んでいただいたお客さんが「これは豊満ではなくて筋肉質ですね」って言ったりとか面白い。そのキャッチフレーズが合っているか、正しいか、じゃなくて、店の場合だったらお客さんの欲しているのは何か?っていうのに辿り着けるようにする方法や直感みたいのを工夫したり鍛えるのが大事だと思う。そもそも特定の味を求めているわけでは無いことだってあるかもしれない。そんなことを言い合う時間は楽しいのだから。お、また雪が降ってきた。 ※お知らせ 今週末2/23(土曜日)の読売新聞夕刊で、「秋田ばる七尾」の紹介記事が(小さくですが)掲載されますので、機会ありましたら是非ご覧くださいませ!!
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2013-02-19T07:24:00+09:00
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分かれば分かる意味の無さ!?
2/6(水)今まで無かったのが不思議、みたいな組み合わせなのだけど、秋田りんごビール、っていうドリンクメニューが出来た。吉祥寺にあった韓国料理店で一緒に働いていたスタッフのW菜ちゃんが来店してくれて、お飲み物は何にしますかいな?と聞いたらば、リンゴジュ...
2/6(水) 今まで無かったのが不思議、みたいな組み合わせなのだけど、秋田りんごビール、っていうドリンクメニューが出来た。吉祥寺にあった韓国料理店で一緒に働いていたスタッフのW菜ちゃんが来店してくれて、お飲み物は何にしますかいな?と聞いたらば、リンゴジュースと生ビールミックスで、とお願いされたのがキッカケであります。美味いよ、これは!ところで東京生まれのW菜は、秋田って津軽ですよね!?と仰ったのである。秋田と青森をコンドーしているわけで、なんだと〜、とびっくりしたのだけど、そういえば東京に住みだした頃、自分の出身地を尋ねられて、秋田です、と言ったら、ああ、知ってます!岩手ですよね!?と返ってきたことがあったのを思い出した。当時は大変びっくりしたものだが、まあ、そんなもんだなのだ。 2/7(木) プロのカメラマンのお客さんから撮影術、というか綺麗に写すコツみたいのを教えてもらった。携帯+ロウソクの光くらいでも、結構ナイスな写真が撮れるのである。ほんの2,3分のことだったけどプロに実演で教えてもらうと撮影のコツのガッテンガッテンが体感的に理解できた。カメラに限らず包丁や楽器もそうなのだと思うが、高価な道具を購入したりするのは別に悪いことではないけど、肝心なのは使い方、という、これまた当たり前のことか。 2/8(金) 2年くらい前に開店した近所のSというラーメン屋を気に入ってしまって最近よく行く。ほぼ3日おきにワンタン麺、味噌ラーメン、ラーメンと食べて、今日はレバニラ炒め定食。どれも好きな味だ。以前にS太郎氏が、食べ物屋の人はみんなどっかマトモじゃなくて、でもマトモ度低い方が味はいい、みたいなことを言ってたのを思い出した。このラーメン屋も店主がいい。なーんだかマトモでない。いや、飲食店としてはマトモだが、毎朝電車で会社に出勤とかは絶対に似合わない。まあなー、コックさんなんて働く時間長くてその割りに全然儲からなくて、でも嫌いじゃなくてそれやってるわけで、世間的にはマトモじゃやってられないな。マトモじゃなくてケッコーだけどよ。 2/9(土) 夢の中で料理の注文がたまって焦っていたのだが、ふと、あれ?これは夢だから、この焼きそば作らなくていいんじゃねえ?とか気がついて、残っていたの作るのやめた。もの凄く得をした気分になった。 2/10(日) おいしい!のリアクションを体丸ごと爆発するみたいなゼスチャーで表現する方がいて、嬉しかった。猫とか犬はニャンニャン、ワンワンもっとクレクレタコラ!と鳴いておねだりはするが、うわー今の猫缶は抜群に美味しかった〜、みたいな、感動を相手に伝える表現はしないよな〜。オイシカッタリアクションは人間のカラダならではのオリジナルじゃないのかな!? 2/11(月) なかなかいい音しますね〜、高かったでしょう?と店のオーディオ機器についてお客さんに言われることがあると、嬉しい。なかなかいいでしょう!?でもスピーカーは2つで2500円、CDデッキは1980円、アンプは105円!と自慢(笑)する。レトロなコンポ風な物が音も姿も好きで、おまけに金が無くてそうなっただけなのだけど。最近右スピーカーから出る音がちょっと引っ込むみたいなことが多くなって、原因はアンプかなあ?針のVUメーターっていうのが気に入っているんだけど。 2/12(火) 新政がここのところ凄い斬新な日本酒を立て続けに出している。最近では「亜麻猫」というお酒。焼酎を作るのに使う白麹というものを使って作ったのだそうだ。日本酒を作る工程で雑菌の繁殖を防ぐ為に出来合いの乳酸を加えるのだが、この白麹というのはクエン酸を大量に出す麹なので、それをしなくていいから、よりナチュラルな味わいになるという。実際お米の風味が爽やかなのに強く印象に残る味な気がする。軽くてしなやか猫みたいな、ということで「亜麻猫」というネーミング、そして、しゃれたラベルのデザイン。八代目蔵元の佐藤祐輔氏は38歳、東大で英文学を学び、好きな音楽は民俗音楽とテクノ、なんだかなあ、行ってみて見てみたい聞いてみたい蔵がまた増えた! ※お知らせ 今週末2/16(土)と2/17(日)は食材買出しで秋田に出かけるため、「秋田ばる七尾」はお休みとなります。2/18(月)は営業します。よろしくお願いします!
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2013-02-12T14:07:00+09:00
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だぶるはぴねす
1/30(水)BGMをもっと工夫してみたい。例えば人の動きに合わせて鳴る音装置とかできないかなあ?店内でいろいろいろいろが鳴りまくって響くみたいの。光を遮るとか物に触れるとかに反応して音が鳴る。演奏、とかじゃなく。BGMって、当たり前みたいになってるけ...
BGMをもっと工夫してみたい。例えば人の動きに合わせて鳴る音装置とかできないかなあ?店内でいろいろいろいろが鳴りまくって響くみたいの。光を遮るとか物に触れるとかに反応して音が鳴る。演奏、とかじゃなく。BGMって、当たり前みたいになってるけど、いつからあるもんなのだろうか? 1/31(木) 現代生命論の「全体は部分の総和ではない」みたいに、自分+自分+自分、の集合が宇宙ではなくて、同じように自分以外の世界の集合が自分以外の宇宙ではなくて、交じり合いながら膨張して平衡を保つ宇宙、みたいな夢想的原理で、接客サービスを膨張してみよう!あぽーーーん! 2/1(金) いぶりメニュー(燻製メニュー)を作るべく、いぶり作戦を開始したのだよ。スモークチップを入手したので、缶詰の空いたのを2個重ねて鶏肉の切れっ端を燻してみた。缶の底にアルミホイルを敷いてスモークチップを大さじ1くらい、火をつけて30秒くらいしたら煙が出てきた。モクモク、というほどでもない。ホワホワ。金網をのっけて、鶏肉置いて、その上に缶を逆さまにして被せるという作戦。燻煙時間や火加減を変えていろいろやってみたのだけど、時間は素材に火を通すというのでなければ、20〜30分で大丈夫みたい。火加減が強すぎるとチップがすぐに炭になって素材に炭味臭がついてしまう。弱すぎると煙が出ないけど。あとおそらく一番重要なのは、素材の水分を十分に減らしておくこと。水分が多いとうまくスモーク状態にならないし、酸味がつく。水と煙が反応すると酸ができるってことのようだ。缶が小さくて熱源から素材までの距離が近すぎて、カピカピになってしまった。 2/2(土) 昨日のいぶり作戦を参考に今度は小さめバケツとちょうどそれにはまる網を調達して重ねてみた。スモーク時はフライパンの蓋をのっけて密閉する。AKB70いぶりマシン1号機誕生(大袈裟)。手始めにミックスナッツをやってみた。おお、なかなか好調!乾いた素材だからなのか、あっという間にいいかんじになる。スモークチップに砂糖(キビ砂糖)を加えたせいか、色づきもナイス!気を良くしていろいろ素材を準備するとするのだった。比内地鶏を蒸して塩水に漬けた後、冷蔵庫で乾燥してみる。タコをキッチンペーパーでグルグル巻きにして水分吸収。ウズラの卵をおでん風に味付けした後水を切ってこれもキッチンペーパーに挟んでみる。さてさてこれらを明日いぶすのだ!それにしても比内地鶏は高価だねえ、胸肉1枚1025円♪ 2/3(日) いぶり作戦3日目。まずは比内地鶏とタコ。十分水を切ったつもりだったが、スモークし出すと水分が染み出てきてなかなか煙がのらない。こまめに水分を拭いて、蓋の水滴もいちいち拭いて、時間も多めにかけて、なんとか出来上がり!そのあとのウズラの卵のときもそうだったが、接地面を小さくした方が仕上がりが良さそう。針金で釣るみたいのがベストなのだろうな。荒めの網をもう一枚敷いたらいいかもだ。初いぶりの品々、S太郎氏にも試食してもらったのだが、なかなか良いのではないかなあ。カマボコとかチーズとか砂肝とかもやってみたいね。ところでところで、秋田名物いぶりがっこは最初にスモークしてから漬け込むので、一般的な薫製の方法とは順番が逆なんだよねえ。これはなんか重要なヒントな予感だど。 2/4(月) どうしたもんだか、最近は平日が忙しくて週末はそうでもない。西荻で飲食業、特に個人店(といっても西荻は個人店ばっかりだけど)やってる方と話すとだいたいの人が、西荻は傾向が無い、と言う。時間とか曜日とかではっきり傾向が出ない、みたいなこと。例えば吉祥寺だとわざわざ降りて飲み食いする場所だけど西荻は帰宅場所だから、住んでいる人の行動時間帯とかに直に影響されるんじゃないのかなあ、とか。また別の人は、最近はメールで連絡を取り合ったり、ツイッターとかフェイスブックで、誰がどこで飲んでる情報がきっかけで行動するのパターンが増えてるから、以前とは飲食の動機が変わってるのだよー、とか。 2/5(火) ひさしぶりに気まぐれスープサービスをやった。塩豚を茹でたスープに玉子の白身を溶いて、おぼろ豆腐と海苔入り。今夜から雪になるらしいから、融けた雪だるまのスープ、と命名。先日の成人の日の3倍くらい降るだろう、と気象庁は言っているけど、さてさて、またあちこちに小さな雪だるまが出現するくらいの雪になるのかね〜?
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2013-02-06T14:56:00+09:00
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我愛你身欠鰊戻緩慢的
1/23(水)またしても再会!高校卒業以来だから31年ぶりだ。眼鏡だったのがコンタクトになって最初わからなかったが、横顔を見て記憶が蘇った。先々週35年ぶりに会ったNの時もそうだったが、Tとも話し出して3分もするとここ2,3年会ってなかったなあ、くらい...
1/23(水) またしても再会!高校卒業以来だから31年ぶりだ。眼鏡だったのがコンタクトになって最初わからなかったが、横顔を見て記憶が蘇った。先々週35年ぶりに会ったNの時もそうだったが、Tとも話し出して3分もするとここ2,3年会ってなかったなあ、くらいの記憶の距離感になった。8時だョ!全員集合、は秋田(あと青森、福井、山口、徳島、佐賀)では放映してなかったんだな、僕はドリフの大爆笑とそれを勘違いしていましたね。Tはその頃東京の親戚に家に行った時にすべてのチャンネルが写ることに驚いて、TVを持って帰ると言って呆れられたそうだ。Tは中学校の頃からビートルズが大好きだったそうで、そんなことは高校の時は全然話題にならなかった、なんでだろうね?とか話した。Tにとって音楽とはリアルな人、あくまで人との出会いで、ポールやリンゴやジョージの来日は当然見に行ったし、懐メロなんてものは存在しないって、その他いろいろ、懐かしいだけじゃなくてそんな話を出来るというのはシアワセだ。 1/24(木) 歯医者で定期健診。奥歯だけじゃなく前歯でも歯ぎしりしてるのねえ、と手鏡で前歯の噛み合わせの形を確認させられながら言われた。噛むというのはストレス発散なのだそうで、でも歯と歯が離れた状態の方が体としては気持ちがいいらしい。時々意識的に、舌を上顎につけて、というのをやるといいのよ、まあ、パートナーが嫌がらないのなら歯ぎしりも別にどうってことはないのだけど、ですか、そうですねえ、もう〜、ウルサイ!とビンタされたこともありますが、もしまたそんなことがあれば対策を講じましょう。 1/25(金) コマイについて詳しいことが判明。語源はアイヌ語のコマエで、小さな音がする魚、という意味。別名のカンカイはサハリンのギリヤーク語のカンカツに由来しているそう。産卵期の1〜3月頃に沿岸の氷を割って網や釣りで漁獲するので氷下魚という字をあてている。コマイの大きいのをオオマイと言い、稚魚はゴタッペ。マダラやスケトウダラと同じ鱈の仲間だそうです。 1/26(土) ホタテの貝殻を使って卵とじを作るのはカヤキという名でメニューにしていたけど、それだと、カヤキって何ですか?って質問はされるけどオーダーはなかなか入らなくて、卵とじって名前にしたら良くなったとか、粕漬け焼きというのはなかなか人気がなくて、それは粕がミソッカスみたいなしょぼいイメージだからかなあ、と思って吟醸焼って名前にしたら注文増えたとか、わかりやすくイメージ良くと、いうのがいいみたいだなあ、と久しぶりに来店してくれたS子に話したら、そんなこといったって、イブリガッコとかハタハタとかブリコとかギバサとか、この店のメニューはほとんど意味不明なんだから、今更どうしようもないでしょう、と言われた。なるほど、おっしゃるとおり。 1/27(日) 素材の持ち味を活かすのが大事、とかよく言われるが、そりゃそうなのだが、そのもの独自の味わいを堪能するってこって、なんでも塩ちょっとつけて的な食べ方とか、でもねえ、そりゃそうだけど、それだけでしょう、と思うんだよね。野菜いろいろをスープにするといろんな味が渾然一体となってなんとも素敵な甘さや香りが出来上がるし、そこに肉や魚が加われば更に魅力のバリエーションが増えるし、炒めたり焼いたりでもそうだしと僕は思ってるのだが、とある雑誌のインタビュー記事見てたら、日本料理の小山裕久さんがお刺身に直接ワサビをつけて食べるのがいいなんていうのは最近のことで、ワサビは醤油に溶いて、それで例えばそこにマグロをつけて食べると醤油はマグロ出汁になるし次にカレイをつければその味が加わるし、本来的にはそうやって混じり合うおいしさが大切、みたいなことを言っていて、お刺身は僕もそっち派(醤油にワサビを溶く派)だから、なるほど〜賛成!と思ったね。あとテンプラを塩で、とか焼肉を塩で、とかはしない派。 1/28(月) Iさんに布団乾燥機って何ですか?と問われたので、え?布団乾燥機をご存じない?ということでその素晴らしさについて熱く語らせていただいた。雨とか冬とか布団干せない時でも布団がフワフワに出来るんですよ、冷たい布団に入るなんてあり得ません、とか。違うかなあ? 1/29(火) S太郎氏にスモークの極意についてご教授いただいた。スモーク前に水分をなるべく少なくするのが重要みたいだ。ま、とりあえずやってみて、失敗してみるべ、チャレンジ!
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2013-01-30T06:14:00+09:00
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風に吹かれタコ
1/16(水)予約については開店直後の時間帯(18時〜19時くらい)からのスタートでお願いしまーす、ということにしてたのだけど、4名くらいまでならいつの時間からも大丈夫にいたしましたす。席をとっておくのが難しいと思っていたけど、なんとか出来るようになっ...
予約については開店直後の時間帯(18時〜19時くらい)からのスタートでお願いしまーす、ということにしてたのだけど、4名くらいまでならいつの時間からも大丈夫にいたしましたす。席をとっておくのが難しいと思っていたけど、なんとか出来るようになってきたので。オープンして3ヶ月たってお客さんの流れのペースが少しわかったきた、なんとなくだけど。 1/17(木) 突然段ボール+石川浩司withおにんこの「管轄外」というのが気に入っている。先月ブラックサバスに突如目覚め→人間椅子→芸人の墓(水中、それは苦しい)→初期エレカシ、っていう自分のお気に入り流れがあって、その波頭ってかんじだなあ。母音的な音?みたいな。ボインボインおっぱいいっぱいずんずんずん(意味無し)。お店のBGMは60〜70年の洋楽ロックに気まぐれ的に他のも紛れ込ましてシャッフルしています。自分のカラーを反映とかではないと思うけどなあ。たぶん僕はカラーなんて無いなあ、底の欠けたどんぶり、いつも何かが通り過ぎていくだけ。ジョニミッチェルの初期10枚組みボックスセットがが2424円ですと。びっくり。 1/18(金) 先週末に雪の日サービスってことで厚揚げ納豆汁をお出ししたのが好評だったから、その後、牛出汁大根スープ、もやしスープ、塩豚白菜スープ等やってみた。雪もほとんど溶けたからとりあえず終了です。また気まぐれでやってみますよ。汁は楽し。 1/19(土) お店で出してる日本酒の中でも安定した人気なのが浅舞酒造の「天の戸」なのだけど、社長の柿崎秀衛さんがお亡くなりになられたそうだ。社長に直接お会いしたことはないけど、浅舞酒造にはいろいろお世話になっているし、日頃ブログを読んで蔵のことを近く感じているせいもあって、しかも最近のブログは故人を偲ぶお話が続いていて、だいぶ、悲しい。享年56歳、というのは世間的には早すぎる死ということなのだろうが、僕としては何かの機会、試飲会とかでお会いしたかったなあ、と今更思って、でも、しょうがないことだ。 夏田冬蔵・絵日記<http://amanoto.livedoor.biz/ > 1/20(日) お客さんから、東北の中で秋田県というのは酒蔵が多い方なのですか?と質問を受けたのだがわからないので調べてみた。日本酒全国酒蔵名簿2009年版によると(なので、地震以降の状況は反映されていないわけだが)、東北の県別の酒蔵の数は青森24岩手23秋田40山形57宮城32福島77。福島が圧倒的に一番である。日本全国には1709あって、47都道府県平均は約36、酒蔵の数だけで考えると、東北各県というのはそんなに多くない。秋田県は東北の中では多い方、ってくらいか。全国一位は新潟県96次いで長野県90福岡県63。東京は10。どこにあるのだろう?丸眞正宗(北区)、澤之井(青梅市)、多満自慢(福生市)、嘉泉(福生市)、喜正(あきる野市)、千代鶴(あきる野市)、桑乃都(八王子市)、金婚正宗(東村山市)、國府鶴(府中市)、鳳桜(狛江市、休蔵中)。だそうです。因みに焼酎を作っている酒蔵はおよそ全国で450軒。一位は鹿児島122。鹿児島には日本で唯一日本酒の酒蔵が無い。沖縄にも日本酒があって泰石酒造「黎明」。勿論酒蔵数がすべてではありませんが俯瞰ですね、ふかーーん。 1/21(月) いぶりがっこ、ってのがあるのだから、スモークもの増やしてみたいなあ、いぶりタコ、いぶりブリ、いぶりトンブリとか。スモークの技、募集中。 1/22(火) 秋田からお酒が届きまして、キャッチフレーズをお客さんにお願いしました。《スっとしてぎゅっと!》一白水成・純米吟醸生原酒・袋吊り、《しみしみ湖にダイヴイン!》やまとしずく・純米吟醸生原酒・おりがらみ、《削らない太陽SUNSUN》新政・低精白純米酒・90、《直角に曲がるキレ味》刈穂・山廃純米原酒・番外品+21。秋田だけでもまだまだ知らないお酒や食べ物がたくさんあるよなあ、そう、まだまだまだまだ、いろいろ。すごいこったぁ〜。楽しいこったぁ〜。
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2013-01-23T13:55:00+09:00
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おはよう おやすみ こんにちは
1/9(水)何故だかお汁粉が食べたくて食べたくて堪らなくなって、その時たまたまTWITTERで秋田ばる七尾のお汁粉のお知らせ見たので、と御来店のUちゃん。お汁粉だけで帰ってもいい?って言ってたのに結局熱燗も飲んでお帰りになられましたね。1/10(木)僕...
1/9(水) 何故だかお汁粉が食べたくて食べたくて堪らなくなって、その時たまたまTWITTERで秋田ばる七尾のお汁粉のお知らせ見たので、と御来店のUちゃん。お汁粉だけで帰ってもいい?って言ってたのに結局熱燗も飲んでお帰りになられましたね。 1/10(木) 僕はヒステリーがとても嫌い。だからそれについて考えたくなるが、おそらくはそんなことより、自分が穏やかに書いたり話したりの方が、先だね。 1/11(金) 幼稚園〜中学校がいっしょだった友人が店を尋ねてきてくれた。30年ぶりくらい。最初は誰だかわからなかった。向こうもわざと知らないふりをしていた。でもわかってからはすぐにお互い興奮したような会話になった。早く結婚して子供も早くに産んでというのはいいなあ、と(いつも)思う。ついでにオンナ遊びのニオイがプンプンしていてナイスでしたN君。 1/12(土) ギバサ奴、に続き、ギバサ納豆長芋をメニューに入れてみた。ギバサというのはアカモクという海草で、秋田ばるでは男鹿半島産のものを使っているのだが、北海道から九州の日本海沿岸各所でとれるらしい。細かくたたいてネバネバ状態なので似たもの同士の納豆とかと合せてみたら美味しい!のだ。この組み合わせは秋田県横手市のとあるラーメン屋のサイドメニューにもあるそうで、チンタツって名前なんですと。。 1/13(日) 今週は意外な出会いがお店で頻発した。〜お互い初めての来店で対角線の位置に離れて座っていたお客さん同士が突如見つめ合い20年前に通っていた予備校の同級生だった〜初対面のお客さんが会話してみたら当日に西荻窪では無いところで電車で隣り同士だったことがわかりしかも出身大学が先輩後輩だった〜西荻窪在住の同郷の知人を訪ねる道すがら秋田の店名が気になって何気なく入ってみたという秋田県横手市に住むお客さんが僕の妹の同窓生だった等等。なんでも出会いから始まるわけだが、例えば夫婦とか家族とかいっしょに住む同士でも寝て起きて、また朝とかに改めて出会う。おはよー。恋人や友人も、また来週、とかに出会う。やあーやあー。誰かと初めて出会うのも、2回目3回目出会うのも、出会いということではいっしょ。付き合う、っていうのは、何回も出会う、ってことでもあるのだな。お店なんてホント毎日出会いばっかり。まんずまんずー。 1/14(月祭) 大雪。こんなときでも来てくれるお客さんに何かサービスしようと思って、厚揚げ入り納豆汁を用意した。3連休最終日で明日から仕事だというのに、ちょっと呑み足りないからというお客さんで12時過ぎた頃から混み出して、用意した分の納豆汁はみんな無くなった。寒い時にスープサービスというのはなかなか喜んでもらえるなあ。あさっての休日明けにもやってみよう。冷凍庫にストックしてある牛出汁を使って黒胡椒を利かせた大根のスープとかね。 1/15(火) お店の休日。乾物屋で大ぶりの乾燥氷下魚(こまい)のを見つけたので購入。そう、これくらいの方がムシリガイがあるのだよ。熱燗のつまみに、よく火の通った根菜を食べたいと思って、三平汁を作った。塩鮭とジャガイモとかニンジンとかをたっぷり。実は先週お客さんから教えてもらって知ったのだが、石狩鍋は生鮭を使った味噌仕立ての鍋で、塩鮭を使って、その塩分を活かした塩味のが三平汁なのであった。おや、こまいと三平汁、今日は北海道な日だった。秋田と近いからね。お世話になっております。
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2013-01-16T04:35:00+09:00
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共感しながらツッコミながら
1/2(水)T君の今年以降の世界の予測、、、「定型・業務処理」から「非定型・情報処理」に完全に移行する、人間の活動のほとんどは非定型処理、それに長けたシステムの構築の方向にすべては進んでいく、、、たぶん情報を「扱う」のではなくて、伴走、共感、変化、刺激...
1/2(水) T君の今年以降の世界の予測、、、「定型・業務処理」から「非定型・情報処理」に完全に移行する、人間の活動のほとんどは非定型処理、それに長けたシステムの構築の方向にすべては進んでいく、、、たぶん情報を「扱う」のではなくて、伴走、共感、変化、刺激、変身、それらの連鎖。Uちゃんの去年の名言「人生は、仲間を増やす運動だ!」はそういうことかもなぁ。 1/3(木) コムタン雑煮は牛テールスープをちょっと醤油入りの塩味汁にして、そのテールのお肉を裂いたものとタケノコ、カマボコ、戻しシイタケ、セリ、ネギ、お餅、そして大根おろしと貝割れ大根、柚子の皮と黒胡椒。でした。好評のほっけ薫製や秋田味噌焼き豚とかは今後も続ける予定だす。 1/4(金) 休み開始。なんだかいろいろとガッサーと自分のもろもろがどっさり急速に新陳代謝的大チェンジしてる。気がする。が、楽しく暴飲暴食。 1/5(土) お正月三が日営業が終わって年末と年始が一度にやってきたみたいな気分になってガバガバ呑んで食ってをしたせいもあるのかもしれないけど、ぐったりグーグー丸一日寝こんでしまったよ。納豆汁をたっぷり作った。1日3回3日分くらいはある。これだけ食ったら具合悪いのも治るだろうよ。オール・ベジタブルで消化も良さそうだし。今年はもう少し太りたいね。ダイエットの反対語って何だろう?と思って調べたら、ダイエットっていうのは食事で体の状態を調整すること、みたいな意味だから、太るのもダイエットなんだってよ。「水中、それは苦しい」の新作アルバム「芸人の墓」に感動しっぱなしだ。感想、みたいのが最近書けない。対象、っていうのかな?そういうものを定める自体が疑問になってきた。追っかけ続けたい、とか、影響受けたい、とか思うけど。感想、じゃなくて自分のその後のあり様が大事って気がする。時間の充実みたいの。あ、そうだなあ、新しい人と出会うと新鮮で楽しいけどちょっと不安な気がするのは時間が変わるからかも。あ、勿論、時間っていうのは、あの時間じゃなくて、この時間、っていうか、なうの自分の感じている感覚の全部みたいの。いろんな人と付き合いつつ共感しつつ突っ込み合いつつ。 1/6(日) 喉が痛い、おまけに休肝日にしたのに酔っ払ってるみたいにふらふらする、またもや今日も寝て過ごす。行きたいところがいくつかあったのに!食欲は結構ある。起きて納豆汁、少ししてラム肉ともやしを焼肉のタレで炒めて野菜ジュース飲みながら食べて、少し寝て日本蕎麦入り納豆汁を食べて、メール返信した後お汁粉食べて、また寝て起きてラー油と豆板醤入り納豆汁、これはかなり旨い。明日は火曜からの営業の仕込み開始。 1/7(月) 「調べる。行ってみる。確かめる。また調べる。可能性を考える。実験してみる。失われたものに思いを馳せる。耳をすませる。目を凝らす。風に吹かれる。そのひとつひとつが、君に世界の記述のしかたを教える。」(ルリボシカミキリの青/福岡伸一) 1/8(火) エレファントカシマシを聞きたくなって1st〜3rdを何回も聞く。いろいろなことが一度に沸き起こって膨らみ続ける年末年始。ふあ〜お〜。
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2013-01-09T13:57:00+09:00
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年明け蕎麦を食っている
2/26(水)鉄道写真撮影好きの人というのは不思議だなあ、というお話をKさんとしたのだが、確かに大勢が集まってほとんど誰が撮っても同じく写るのに、っていう。なんで夢中になれるのかなあ?別に文句あるわけではないが、気にしてみると成る程興味深いぞ。その気持...
鉄道写真撮影好きの人というのは不思議だなあ、というお話をKさんとしたのだが、確かに大勢が集まってほとんど誰が撮っても同じく写るのに、っていう。なんで夢中になれるのかなあ?別に文句あるわけではないが、気にしてみると成る程興味深いぞ。その気持ち良さって、なんだろう?みんなと同じことをするのに進んで参加する、という、ラーメン屋とかの行列とかみたいなもんかなあ?それとかクリスマスとかバレンタインデーとかお正月とか、行事みたいな感覚。 12/27(木) そうそんで、他人と同じような流れで泳いでいたいのだけど、どっか「自分らしさ」みたいのを発揮したいみたいな。 12/28(金) なんていうか、ばたばた感、ブラックサバスの。さららら〜、って流れていってしまわない感。最近欲している、気になる感覚。 12/29(土) めふん(鮭の腎臓の塩辛)発見! 12/30(日) ブラック・サバスファーストが届いた。1曲目が雨の音で始まってオソロシイ。お掃除プレイリスト「akuma」に追加。開店前の掃除っていうのは儀式みたいなとこがあって、今日はたいして汚れていないから省略とかは無い。楽しい、とかいうものではなくて、しないとさっぱりしない、っていう悪魔祓いみたい。個人的な精神(自由とか欲望みたいな)をひとまず我慢して、っていうのが儀式なのか?個人と大勢っていうのはどんな関係なのだろう?つか、大勢なしの個人というのはそもそも無いだろう。個人なんてほぼ100パーセント社会的な存在なんだし。つかの間の「個人」っていう「幻想」?2012年の営業終わったー。とにかく目まぐるしい1年だった。あまりにいろいろな気持ちがあって、あまりにいろいろな出会いがあって、あまりに感謝にまみれていて、今は振り返れないまとめられない。いつでも気にかかっているのはまずは明日の営業。そして来てくれるお客さんのこと。物言わぬお客さんこそ大事、とTに言われたのだが、全くそのとおり。他人への想像力。それは8割くらい当たる想像でなくちゃいけない。勝手に自分だけ納得するのは単なる妄想。ニテコッピーっていう新メニューを吉祥寺在住の食の達人Dさんが発明してくれた。ニテコサイダーが外(そと)、焼酎が中(なか)というホッピー的な。営業中に生まれ、すぐに人気になり、気がつくとニテコサイダーの在庫があと4本。新年の入荷は3日。あちゃー。 12/31(月) 本年最終休日。陽があるうちにサウナに行きたいなあと思っていたのだが、三が日の営業の分の仕込みが意外と時間がかかってしまって、結局10時過ぎに秀の湯到着。銭湯手洗いの蛇口にもお正月の飾り?を発見、水を扱う商売だからなのかなあ?休日の仕込みにブラック・サバスは全く合わなかった。まず興味をもつこと、不思議だな、と思いその気持ちやその対象と付き合う、育てる、それが純粋に探究心からのことなら、後悔したり、対象に不満を持ったりしない、するわけがない、こむゆにけーしょん、語るものではなくて、会いに行くもの、交わすもの、新しい時間、や、キモチ、辿り着いて水をあげて見たことも無い双葉が出て、もしかしたら違う砂に植え替えて、さらに強く生き延びる為の。 1/1(火) 明けましておめでとうございます!2013年もよろしくお願いいたします(゜0゜)/ 元旦〜3日営業いたします。雪の芽舎・金箔入り酒、コムタン雑煮、秋田味噌焼き豚、ほっけ薫製、甘エビ塩辛、めふん(鮭腎臓)、味付けぶりこ等、初春おすすめの品ご用意してます。お待ちしてまーす♪秋田ばる七尾
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2013-01-02T04:25:00+09:00
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ハートにしみるエンジェル、降臨。
12/19(水)何かと突っ込み入れる人は面倒くさい気がするが、気持ちが行き過ぎないように、の為にはありがたいこっちゃね。独り言みたいのは突っ走ると必ず暴走ヒステリー。12/20(木)昨日はニヒル牛マガジン忘年会を秋田ばる七尾で開催いただき盛況だったし、...
何かと突っ込み入れる人は面倒くさい気がするが、気持ちが行き過ぎないように、の為にはありがたいこっちゃね。独り言みたいのは突っ走ると必ず暴走ヒステリー。 12/20(木) 昨日はニヒル牛マガジン忘年会を秋田ばる七尾で開催いただき盛況だったし、久しぶりに会えた方も多くて嬉しかった。そんで2次会的に残った2コ編集長、モチメさん、J子さんでブラック・サバス、フー、クイーンが順番にかかるという深夜のロック音楽大会となったのだけど、ブラック・サバスというのは僕はほとんど今まで聞いたことが無くて、そんで聞いてみたら、ドラムが特にだけど、どったんばったんとぎこちなさ過ぎで、ぶはははは〜、なんだこれ〜、カッコ悪〜、とうけたのだが、ところが翌日の今日になって、開店前の掃除の時、ズダダダダ、ズババババ、と、どったんばったんのぎこちないリフが脳内で鳴りだし、しかもそれには勝手に歌詞までついているではないか!?イクド〜イクド〜ホラドッコイダベダベダベヨと秋田弁的な。開店前の掃除みたいな単純作業の時には仕事がはかどる音楽が必要で、それはスッチャカスッチャカとレゲエのことが多いのだけど、音楽って自分には鑑賞するもんではなくて、生活に必要なもの、ブラックサバスのズダズダズビズバのリズムが妙に気持ちいいし、作業にしっくりくる。どうしたことだ?ブラック・サバスのパラノイドとマスター・オブ・リアリティという手持ちの2枚のアルバムをお掃除プレイリストに。プレイリスト名はAKUMA。画:2コ編集長
12/21(金) クリスマスとかねえ、どっかアホクサイのだけど、取り入れたふり、というか、なんちゃってじゃないのかな?日本なんてなんでもかんでも、なんちゃって、じゃないのかなあ?京都のお寺も和服も和食とかも。それがいけないとかそういうことではなくて、それが日本。やりすごして、とにかく生き延びるという方法。 12/22(土) ダニエルがライブのことを突然語りだした。私はリバーブが嫌いだ、ライブハウスでノー・リバーブと頼むとハイと言うが本番が始まると必ずどんどんリバーブが大きくなる、日本人はリバーブが好きなのか?特にデジタル・リバーブは最悪だ、昔のリバーブはプロセスがある、マイクで拾った音をすぐさまデジタル処理するのではなくいくつかのプロセスを経てそれは響く音になるのに、部屋というのもリバーブなのに、私はオジサンだからそれがとても重要なことなのだ、ヘッドフォンから聞こえる音とスピーカーから聞こえる音を同じになるように調節したのです、音楽が好きな人というのは大変だ、アタマがおかしい、というようなことを語りましたダニエル30歳。 12/23(日) なんとなく苦手ぽいな人かなあ、ということはあるけど、ニガテ、と決めちゃったらそれで終わりだと思う。アナタは居る、ワタシは居る、まずそれがコムユニケーションの始まりの呪文。お客さんで人間椅子(バンド)が大好きな女子が来店され、どうも今週はブラックサバス〜人間椅子というマイ流れのような気がしてきて、人間椅子はテレビ(イカ天)でしか聞いたことがないのだけど初めて聞くならどのアルバムかでしょうか?と尋ねるとベスト盤も最近出たのだけど、やっぱり1stかなあ?ということだったので、人間失格っていうのを注文してしまっただよ。相変わらず開店前にはブラック・サバス。僕は黒っぽいながらもどっか爽やかなメロディーの曲調なのが好きなのだが、ドロローンとまるで大雨の後の川の濁流のようなブラック・サバスはなんだか自分には新しい感覚でザワザワするのだなあ。静かな調子の曲には愛おしさを感じてしまっている。いったいオラはどうしちゃったのかいな? 12/24(月) 月曜だが祭日なので営業(明日が振替休日)。クリスマスに秋田ばるって無いだろうと思ってたかをくくっていたら、結構たくさんの方に来ていただいた。嬉しい限りだよ。夜12時過ぎた頃に、お客さんから、それにしても音楽がまったくクリスマスっぽくないねえ、って言われたので、スティービーワンダーのクリスマス的な曲ばっかり入ったCDをかけたのだが、どうもマッチしない。この店にクリスマスは無いのだ、という意見に落ち着いた。 12/25(火) あー、そっかー、エキセントリック、っていうのは、奇妙な、とか、変わった、って意味だから、使い方が違うな。ヒステリック、か?それにしても今年ってまったく凄い変化変遷の年だったなあ。ほんとにほんとにありがとうございました!しかないよ。いいこと悪いこと全部ひっくるめてちょっとプラスなら万々歳で、あんまりプラスもダメだろう。夜はエコーユナイトのライブに行く。行って良かった。注油された。今週は夢⇔リアルだらけだったなあ。夢とリアルは紙一重。ほんとに。振らなきゃ始まらない、振らなきゃヒットも糞も無い、ってことだな。れっつらごん。 【秋田ばる七尾、お知らせ】年内は31(月) がお休み、新年は1(火)〜3(木)の三が日は営業し、4(金)〜7(月)がお休みとなります。よろしくお願いいたしま〜す!
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2012-12-26T04:30:00+09:00
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あのねえ。。
12/12(水)身につく、とか、身にならない、っていう言い方は面白いなあ、と思う。身についている、身についてない、ことは、見える、ということ。立っているだけで、きっと何か見えてしまっている。今更急にどうなることでもないのだけど、日頃から、ということだろ...
身につく、とか、身にならない、っていう言い方は面白いなあ、と思う。身についている、身についてない、ことは、見える、ということ。立っているだけで、きっと何か見えてしまっている。今更急にどうなることでもないのだけど、日頃から、ということだろう。僕はサービス業、肉体商売なわけで、気をつけましょう。 12/13(木) 秋田のリンゴです、と言うと、え?秋田でリンゴ採れるんですか?と訊かれることが多い。とっても美味しいんだよ〜! 12/14(金) ここんところ朝日が昇ってから帰る日が続いていたが、今日は定時で閉店となった。ポストに不在配達票が入っていて、月曜日に受診した脳ドックの病院からの届け物のようだ。結果の報告まで2週間くらいかかる、って言ってたのにやけに早いなあ。あれ、もしかして異常がみつかって大変です!とかかなあ?などと心配になる。アナタハ脳ミソがアリマセン、とか(無い)。あー心配だ心配だ。酒飲んでとっとと寝よう。 12/15(土) アーティストというのはどうやって食ってきたんですかねぇ、みたいなことをYさんに問いかけたら、例えば音楽家が印税みたいな方法で収入を得るのはここ何十年かのことであるとか、モーツァルトとベートーベンではパトロン的なもののあり方が違っていたとかいう話となり、ほぁー、なるほど、ここ最近のことばっかりで最近というのができてるんではないなあ、と当たり前のことを今更ながらに思ったのだ。脳ドックの結果は異常なしだった。あー、心配した! 12/16(日) 飲食店とか特にそうだと思うけど、混む日とか混む時間というのは他のお店とも共通していて、だいたいいっしょになることが多い。生活時間帯ということもあるかもしれないけど、天気や温度とかからくる気分なのかなあ、とか思う。集団、っていう単位が確かにあるなあと思う。選挙っていうのも、投票するのはひとりひとりだけど、どっか集団心理みたいのがあるのだろう、と思った。これあれそれ、それぞれの問題はどうなのか、って考えての結果じゃなくて、考えの傾向の流れに乗っかるっていうこと。投票ってことはそういうことしか出来ないということだな。投票になってから考えてもしょうがないのだな、というか、流れを構成している要素がなんなのかとか、小さな別の流れや、流れにならない水たまりとか、いろんなことを知るようにしたいと思ったのであった。だけど円形脱毛症を被ばくってのはダメだなあ。オラは全面被ばくか?あと、寂しさとかやるせなさ、みたいのがエキセントリックやヒステリーに繋がりやすいのかな、とか、それが悪いとかではなくてね、考えというのはもともとそんな感情が出発点なのかなぁ。カシナポを3回ほど聞きながらの営業。 12/17(月) 定休日。店についてこうしたい、って思っているとことがゲンジツに超されてる、みたいな気がしてきた。店が暴走してるとかではなくて、ゲンジツというのは生き物みたいで、それとの付き合い方を更に更に考えなさいね、ってかんじね。なんてことがアタマの中で堂々巡りの一日。才能がどうとか前回ちょっと書いちゃったけど、そういうのは定義とかあるわけでないから、あんまり追求するとクサイ話になってしまうかもなあ。才能なんて病気みたいなもんで本人は困っているのかもしれないし。こういうの僕は好きです、でいいのかも。夜は新宿を徘徊。片腕が無いマスターの店でお告げみたいなことを言われたような気がするが、よく覚えていない。ゲンジツに超されるも糞も無い。オラはほんっとにしょうがねえなあ、っていうのがゲンジツ。自分の本音っていうのはどうしようもなくみっともない。けどわかってあげれるのはその自分だけ。とかなんとか、スイッチを盛大に押されたわけだが。。 12/18(火) おろしニシンうどん、というのを始めた。なかなか好評。550円。
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2012-12-19T15:04:00+09:00
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めふん食べたい
12/5(水)身欠きニシンとキューリのチヂミ、というアイディアを思いついたので、試作してみる。キューリを一塩したのとニシンは合いそうだとか考えているうちに浮かんだのだ。えー、そんなの身欠きニシンが勿体ない!って思う方の為に煮物系ニシンメニューも残してお...
身欠きニシンとキューリのチヂミ、というアイディアを思いついたので、試作してみる。キューリを一塩したのとニシンは合いそうだとか考えているうちに浮かんだのだ。えー、そんなの身欠きニシンが勿体ない!って思う方の為に煮物系ニシンメニューも残しておこう。でも、チヂミにするとニシンの小骨が軽く焼ける感がなかなかいいと思うのだが。 12/6(木)<選挙に行こう!>☆20の質問に答えればどの政党が自分の考えに近いかわかります。 http://bit.ly/SLp7m2 選挙だなあ、候補者や政党をちゃんと調べてみよう、ってことで、やってみたら社民党、共産党、新党日本の順。ふーーむ。でも、そもそも設問について自分の考えがはっきりしないのが多数。うむむーー(汗)。知ってみるきっかけとしては良いね。エキセントリックな音声に煽られないように。エキセントリックというのは結果的にいいこと何も無いからね。 12/7(金) 疲れてとかで面倒でも湯船につかってから寝ると寝起きが快調。エキセントリックというのがナゼ嫌か、というと、自分にもそういうとこがあるからだろう。誰かに言われるか自分の思い付きに引っ張られるかして、そのまま感情的に突っ走る。なにしろエキセントリックなものだから、突っ込まれるても説得するだけの内容がなくて、そこで自分を笑えるだけの器量も無いから、キレる。それだけ。豊かさ、の正反対の出来事。でも、衝動っていうのかなあ、これをしたい、やりたいっていう欲求、突発的な欲求というのは大事だと思う。それを抑えているとダメな人、元気の無い人、になってしまうと思う。衝動、欲求を負へ変換するのがエキセントリックなのかな?ちゃんと欲求を活かすようにしながら、それを見届けていればいいんじゃないかなあ、と思っている。いばったり、だましたりはいけない、という自分ルールを設けて。 12/8(土) 日本酒の熱燗はレンジでチンすると早いけど、とっくりをお湯に入れて暖める方が美味しいと思う。レンジのはとげとげしい感じ。おかんメーター(棒温度計に燗の温度の目安がついたもの)大活躍。<『日本国憲法改正草案』がヤバすぎだ、と話題に・・・>って記事、細かいとこはともかく、最後のとこの「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。」ってのはおかしいよなあ。権力を制限するのが憲法じゃないのか?これじゃあ逆だぁ。<『日本国憲法改正草案』がヤバすぎだ、と話題に・・・> http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/Jiminkenpo2012.htm 12/9(日) Daniel Kwon のライブはおかげさまで予約で満席になった。モチメさんが「別次元の才能」って言ってたけど、僕も本当にそう思う。才能、ってそういえばそもそも別次元のことなのだなあ、と開演前のリハでスピーカーから音が出た時、鳥肌になって思った。説明することではないな。あ、モチメさんの「お客さんが発していた、今自分がすごいものを見てるんだという空気も、発酵するようにじゅわじゅわ膨らんでいって。この目に見えない泡まみれになるのがとても好き。生命力が沸き立つ。命が喜ぶ。それが祭。それが芸能。ライブゆえの効能。」ってのが、それかなあ?<https://twitter.com/kili_mochi/status/278004335412133890 より> 12/10(月) 店は定休日。夕方から脳ドッグ。千駄ヶ谷の病院。検査着に着替えて台の上にあお向けに寝て、1ミリも頭を動かさないでくださいねー、と言われ、口もですか?と尋ねると、口もです目をつむってじっとしていてください20分くらいですからー、って首のあたりをゲキオチクンみたいな発砲スチロールみたいので固定されてアーチ状の検査機械の中に。バイブレーション付きのノイズミュージックみたいな音が時々途切れながらもガンガン鳴ってるみたいな状況。それは苦ではないのだが、くしゃみしたくなったらどうしよう?とか、この状態で脳卒中とかなったら脳内状況わかりやすくて助かり易いだろうか?とか余計な考えが浮かんでむずむずした。2週間後くらいに結果を郵送、ってことはクリスマス頃に脳の写真が送られてくるわけだな。夜割り40%引き、だけに全体に流れ作業でサービス的な対応はいっさい無し。別にいいけど。待合室でTWITTER覗いたらダニエルが若松孝二の特集を池袋の新文芸座でやってる旨をポストしていて、久しぶりに映画館行こうかなあ、って思って「胎児が密猟する時」と「犯された白衣」を観る。裸の女の人がいっぱい出てきて大変良いのだが、エロスというよりはエキセントリックについて追求してる気がした。2本とも気分良くなって半分くらい熟睡した。寝てしまう映画はいい映画である、と決めているので、いい映画である。ダニエルは若松孝二もそうだが、ATGとかも好きで詳しいし、ピンクレディーより少し前に活躍したゴールデンハーフというグループの高村ルナの音源探しています、とか、まったく謎なお方でござるよ。 12/11(火) 風営法の解釈変更なのか?クラブとか踊るの規制が激進んでいるみたい。そういうの誰が得するのだろう?フツーはバックにそれを画策して得する団体があるらしいが、この場合それは誰/何処なんだろう?オジサンたちが、自分のテリトリーの外で楽しそうな世界があるのが気に食わないのか?議員どおしで恋愛したり結婚したりしてるみたいな狭い世界の住人だからからなぁ?誰か教えてちょ〜。 秋田北部の日本酒蔵元の山本合名の「ど」っていう名のにごり酒が入荷して大好評だ。とろっとクリーミーだけどキリっとシャープな味わい。これは、い け ま す ! 大おすすめ!! だけどなあ、実はめんどくせえよなあ、選挙とかめんどくせえ、考えるのめんどくせえ、一瞬燃えたキモチになっても日常たいして変わらないし、そうなんだよなあ、あと10分多く寝た方がいいのかもしれないよ、だけど政治や他人を変えるなんてできないけど、自分を変えることなら実は10分もかからない、ああ、めんどくせえ、そんで、いつもスイッチを押してもらってばっかり、ありがとね。 高橋優・ボーリング
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2012-12-12T07:13:00+09:00
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モジモジ亀の母さんは日向ぼっこ
11/28(水)綺麗な大きな月のすぐ近くで明るく輝く光は何の星?北秋田のバター餅ってなんだ?という疑問は後回しにしてとっとと寝たのだが、お相撲さんがすり鉢みたいな場所にいっぱいいて喧嘩を始め、しまいには全員そこからどこかに逃げ出し、そしたら今度はそこに...
綺麗な大きな月のすぐ近くで明るく輝く光は何の星?北秋田のバター餅ってなんだ?という疑問は後回しにしてとっとと寝たのだが、お相撲さんがすり鉢みたいな場所にいっぱいいて喧嘩を始め、しまいには全員そこからどこかに逃げ出し、そしたら今度はそこにK梨ちゃんが現れキクラゲと卵炒めが食べたいと言い、僕はそこで料理を始めたのだが、夢だから肉無しでいいや、と手抜きをしてしまった、という夢を見た。 11/29(木) という夢のその夕方にK梨ちゃんが御来店。不思議。そんでY川さんとか来ないかなあ?って思っていたらY川さんがその後お友達と御来店。不思議が続く日だ。キムチチーズきりたんぽ、先週石川さんご来店の日の同じ時間にいらした女性のお客さんが提案してくださったのだが、ピザ風にやってみたら美味しくできたのだ。良く眠れた日は気分が楽だ。気持ちいいとか悪いとか暑いとか寒いとか体のどのあたりが僕にそう言ってくるのだろう?言ってくる奴カラダのどっかににいるのだよ、確かに。回虫とかだったりして。 11/30(金) つい最近まで夏だった気がするが、そんなわけないが、すっかり寒いのお。セルフ組み立ての木工ゲームをS太郎氏に彩色してもらった。素晴らしい宇宙! 12/1(土) やんややんやと話を交じわすのがとりあえず好きな人と、守りの人っていうかどんどん自分の鎧を厚くしていく人、みたいな分け方をしたとして、前者は知見が広がるのを楽しみつつ相手との距離を調節するけど後者は勝ち負けにこだわる気がする。議論で勝ち負けなんていうのは仕組みさえわかれば簡単なことだからね、そんなことより、自分の知らないことを知っている人と付き合いたいな。20代は年上、40過ぎてからは年下が面白くなった。今はコミュニケーションのバランス感覚の良い人に感心するし、学ぶことが多い。 12/2(日) M爺からいただいた野見山暁治の「四百字のデッサン」が面白い。短く簡潔な文章なのに話がちゃんと展開していく。工夫だなあ。工夫は大事だよ。 12/3(月) 定休日。店の近所の古道具屋さんでナイスな傘立てを見つけて購入。今あるのは倒れ易くて困っていたのけど今度のは安心。折りたたみも出来る。食器の補充に東新宿に行く。テンポスバスターズというとこ。立川にもあるが新宿の方が品揃えが圧倒的に多い。大久保駅から歩いたのだけどサムギョップサルの店が流行っているのか雨なのに並んでいる店が多数だった。行きも帰りも迷って余計な道をうろうろしてしまった。急ぎじゃないんだからべつにいいんだ。花園神社に辿り着いたのでお参りしてゴールデン街に寄ってだらだらする。帰ってサウナってお休みお終い。 12/4(火) 今週末のDANIEL KWONのライブのフライヤーを切り絵作家のモチメキリエさんに作ってもらった。素敵です!右手の弦を爪弾く指の具合がまったくダニエルっぽいと思います。まだ若干空きありますので是非ともご予約くださいませ! ホタテと桜海老の卵とじが人気だどぉ〜。 まんずまんず。
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2012-12-05T15:29:00+09:00
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乙女心は冬の空
11/22(木)たんぽぽ茶が人気だなあ。たんぽぽコーヒーとも呼ばれたりしているみたい。ほろ苦くてコーヒーみたいな色だからかな。カフェインが無いから妊婦がコーヒー代わりに飲んだりするらしいし、肝臓にもいいらしい。たんぽぽの根が材料だそうだが、たんぽぽの根...
11/22(木) たんぽぽ茶が人気だなあ。たんぽぽコーヒーとも呼ばれたりしているみたい。ほろ苦くてコーヒーみたいな色だからかな。カフェインが無いから妊婦がコーヒー代わりに飲んだりするらしいし、肝臓にもいいらしい。たんぽぽの根が材料だそうだが、たんぽぽの根って見たこと無いなあ。春に掘り起こしてみるか、だんでらいおん。 11/23(金) いぶりがっこサワーというのが誕生した。石川浩司さんがお店に来てくださり、その時に話の流れでポコっと出来上がってしまった。以前、秋田料理お試しセット、というのをご考案いただいた時も思ったけど、なんとも絶妙にお店にスポっとはまるアイディアを出してくださるんだよなあ。言われてみると、なんだかずーっと前から存在していたみたいな自然な気がするのだが、もちろん新規開発案なのである。それはもの凄く、凄いことだ、と思うのであるんす。ありがとうございます! 11/24(土) そうなんですよA子さん、野菜ものが足りないのですよね、メニューに。秋田の、しかも昔の、1年の半分が雪に埋もれて新鮮な野菜なんか無い、だから乾物とか、という発想が先にたっているせいかな。季節スリップして夏、ということでいいのかな、空から南半球が降ってきたみたいな。かぶりつき生野菜感覚で。いぶりがっこサワーはちょっと手を加えて現在Ver.2となったのだ。きりたんぽがここ数日人気急上昇中。ハタハタが出てきたから、しょっつる鍋や味噌焼きも始めようっと。 11/25(日) 今日は女子話だから聞いた話は忘れてね、って目の前に2人の女の子と座るM子に言われたのだが、だけど、カウンターの中で仕事していて、お店でお客さんの会話を僕はほぼ聞いていない。いや、聞いていないわけではなくて、音楽を聞くみたいに音声として聞くようにしているから、意味としてはあんまり聞いていない、ってことかな?ちゃんと聞いちゃうとお客さんが気軽に会話できない空気になってしまう気がするし、何よりも料理しながらお話というのが苦手だからそっちにいかないように。例えば立ち食い蕎麦屋とかでもやたらに店員が雑談してるお店はどうも不味い気がする。時間感覚じゃないのかなあ?と思う。料理している物と自分との時間が変わってくるみたいの。あれ?って焦がしちゃうとか。それにしても声というのは不思議だなあ、と思う。嫌い!と叫びながらも音声は明らかに好き!って言ってるだろ、みたいの。字面ではなくて、どんなココロなのかな?みたいなの。文章でも同じかもしれない。嘘はつけない、ということなのかな。体裁だけ整えてもしょうがない。音声といえば、ロック食堂で仕事をしていた時に2回刃物とか持った人と戦ったことがあるけど、戦ったといっても取っ組み合いしたわけではなくて、1度目はある音楽イベントが終了してお客さんが帰っていくのをレジカウンターの中から見送りながら伝票をチェックしている時、ふと目を上げるとカウンター前に長身の女の人が立っていて、顔に異常な量の玉玉玉の汗をかいていて、明らかにアジア系外国人なたどたどしい日本語で、助けてくださいこのマンションに変な人がいます、と、変な人はアナタでしょう?とは勿論言わずに、どういうことなのかいろいろ尋ね、そのうちその女の手許に視線がいって驚いたことに刃渡り数十センチみたいな刺身包丁を持っていて、そっからは本当に冷静に集中して、思えばその女の音声だけを聞いていた気がするけど、あるタイミングがやってきて極自然に、ちょっとごめんなさい、と僕は言って血走った女の目を見つめたまま女の手から包丁をゆっくり取ってカウンターの下にしまった。もう1回は年末の深夜に1人できりたんぽを焼いていると、遠くの方からウォーという声が聞こえてきてだんだんその声は大きくなって店の前の看板が蹴られて倒れる音といっしょにその雄叫びは最高潮になり、外に出てみると看板のアクリル板が粉々に破れていて、暗い通りの向こうに何事かを叫びながら蛇行して歩く男がいて、どうしようかなあ、面倒臭いなあ、と逡巡しながらも、このままというのも嫌だなあと思い、馬鹿野郎どうしてくれるんだ弁償しろ、と何回も同じフレーズを、僕はその遠くの男に向かってどなり続けたのだが、そのうち男はこちらにふらふらと覚束ない足取りで近づいてきて、電柱と電柱の半分くらいの距離で立ち止まり、サラリーマンの格好をした若い男だったから、忘年会帰りに会社のアレコレとかで荒れているのだろうか、とか想像しつつも、相変わらず僕は、馬鹿野郎どうしてくれるんだ弁償しろ、と同じ文句を唱え続けていたのだが、相手の男は黙ったままで、しかも手には途中から先の無い割れ口がギザギザのワインの瓶を握り締めていて、しまったなあ、と僕はやや後悔な気持ちになったのだが、馬鹿野郎どうしてくれるんだ弁償しろ、と、音声にだけ集中してその男にお経みたいな調子で同じことを言い続けているうち、突然その男は近くに寄ってきて、ひざまずいて、すみませんでした、と頭を下げ、僕はそのお経みたいのを唱えたまま男の前で腰をかがめ、ちょっとごめんね、と言葉を挟んで、緑のガラスの瓶を男の手から抜いて後ろに放り投げた。ジングルベルジングルベル、12月が近くなって妙なことを思い出してしまったなあ。ああ怖かった、ほんとに。 11/26(月) お休み。ゴロゴロ。近所のパパパパパインでラーメン食って、サウナ。激しい雨の後に月夜。冬眠的熟睡。 11/27(火) ☆★☆★☆★☆ 秋田ばる七尾でDaniel Kwon(ダニエル クォン)のライブが開催されることになったのでお知らせです。 12/9(日曜日)、18時開場で19時開演、20時終了です。1200円でいものこ汁付き、通常メニューもあります。定員は13名。ご予約はお店まで(090−6718−0785、18時〜)お願いします。お待ちしてま〜す! ☆★☆★☆★☆
Daniel Kwon / "A Tiger's Meal" - SLEEPERS FILM
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2012-11-27T00:27:00+09:00
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睡眠導入プラシーボは少し無言
11/14(水) 711歩棒鱈は黒糖を使って甘じょっぱく作ってみた。お客さんの評判はなかなか良いよ。次回分をもどすとするか。店は大きなボールを置いておくスペースが無いので自宅台所で。家の中がちょっと乾物屋臭い。11/15(木) 1374歩秋田県山内村からイモ...
11/14(水) 711歩 棒鱈は黒糖を使って甘じょっぱく作ってみた。お客さんの評判はなかなか良いよ。次回分をもどすとするか。店は大きなボールを置いておくスペースが無いので自宅台所で。家の中がちょっと乾物屋臭い。 11/15(木) 1374歩 秋田県山内村からイモノコが届いた。今年最後の生のイモノコだ。いつもは孫イモというものだが、今度のは子イモ。しっかりめな硬さなので、キンピラとかも美味しいですよ、って送り先の高橋さんが電話で教えてくれた。キンピライモノコ、作ってみるべえ。天の戸のWEB内にある夏田冬蔵っていうブログをひさしぶりに覗いてみたら、秋田ばる七尾のことが書いていた。先日僕が電話した時にお話したSさんがこのブログを書いてる「ごんべえ」さんのようである。杜氏が書いてるのだと思っていた。夏に蔵を訪問したときは整然と片付いていた場所に今は蒸し器とかが並んで湯気もうもうの写真がたくさん載っている。これから来年の春まで仕込みなのだなあ。http://amanoto.livedoor.biz/archives/51899252.html 天の戸公式サイト http://www.amanoto.co.jp/ 11/16(金) 959歩 天の戸の期間限定生タイプのお酒が入荷した。活き活きとした新鮮な味わいで美味しい。でもNON生タイプ(火入れした、通常のもの)の方がイワユル日本酒的な力強さがあって好き、という方もいる。比べて飲んでみるのも面白いよね。東北のソウルフード、オランダせんべいも再入荷。明け方怖い夢で目が覚めて、それは小さい頃から時々見る恐怖の夢で内容を他人に話すと大変なことになる、と何故だが思い込んでいる夢なのだけど、起き掛けに「前からばかり見るから後ろができるのよ」というお告げみたいな声が聞こえて、あ、そうか、斜めからとかいろいろ見てみたらいいのか、真正面からしか物を見ないと「裏」という恐怖が発生するんだな、となんだかどうやら納得して嬉しくなり二度寝して、こんどはいろんな人が万華鏡みたいに現れて百面相をする夢を見て驚いて目を覚まし、結局寝られなくなって、店に行って掃除とかしたのだ。そんで「津軽」を読んでいたら、最後に話が突然走り出して、総武線がいきなり新幹線になったみたい、でも文面はあまりに静かに平和で、どうにもこうにも胸がいっぱいになったまま昼寝。 11/17(土) 1243歩 人によるのだろうが、僕は人生が最初から楽しいものだとは思えないなあ。大変過ぎるよ。でも、なんとか生き延びたいし、できれば楽しくしたいよ。どうすれば楽しくなるか、は、たぶん、誰も知らない。だけど、いつでも楽しむことに努力を傾ける人はいて、そういう人が僕の指針。なんて思いながら水中にある大分柔らかくなってきた干し鱈を一本引き上げてみると、匂いが乾物から生物ぽくなってきていて、それはそろそろ調理しても大丈夫の合図なのかもしれないど。 11/18(日) 1241歩 昔読んだクレジオを本棚の奥から見つけて、鱈を煮ながら読む。読書というのはココロの軟膏みたいな面があるなあ。理論武装、みたいに本を読んだりする人もいるが、そういうのは恥ずかしいことだと思う。フツフツフツ、という汁の煮立つ音を聞きながら、火加減を時々見直しながら。あと1年もこういうことを続けたら、棒鱈に強い男になれるだろうよ。 11/19(月) ガスストーブとモモヒキを出した。脳ドックを予約した。父ちゃんお爺ちゃんヒイお爺ちゃんと3代続けて40代でいずれも脳卒中で死んでいる。僕ももうすぐ50代、あと数ヶ月の命の可能性が高いので、秋田ばる七尾を未体験の方はお早めにどうぞ、というのは冗談だが、念の為、脳の様子を確認しておこうと思い、脳ドッグのことを調べたら、平日夕方以降4割引、とかお得な割引ドックがいろいろあったので、おもわずさっさと予約してしまった。あと3ヶ月の命です、とか言われたらどうしようか?ま、そういうこともあるかもしれないし無いかもしれないし、でも明日だってあるかも無いかもしれないし、同じことで、そこんとこはみんな平等よ。ってことにしよう。キョウモオカゲサマデシアワセデシタオヤスミナサイマタアシタオギャー! 11/20(火) さて、ちょっと新メニュー投入。棒鱈山椒煮600円、塩豚ともやししょっつる炒め400円、浅漬け300円、ハーブにんにくピーナッツぴりんぱらん350円等。あと、たんぽぽ茶350円。雪の芽舎(ゆきのぼうじゃ)純米吟醸の火入れしてない生タイプも入荷。これで刈穂、天の戸合わせて3銘柄の生タイプ日本酒が揃った。12月のどっかの日曜でDaniel Kwonのライブやる予定。いものこ汁付きで1200円くらいでどうかなあ?年末年始の営業は年末はカレンダーどおりに31(月)がお休み。お正月三が日は営業して4(金)〜7(月)がお休みの予定。さてさて、とりゃとりゃ。
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2012-11-22T16:36:00+09:00
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魔法の擦り切れのぬいぐるみを抱っこちゃんライフ
11/7(水) 947歩寒くなってきたなあ。初マフラー。津軽の実家に戻る人の送別会の女子3人組み様がいらした。コマイは津軽ではカンカイというそうだ。あと、どうやら津軽と青森は違うみたいだ。先週末から津軽が続いている。11/8(木) 803歩日付の後に書...
寒くなってきたなあ。初マフラー。 津軽の実家に戻る人の送別会の女子3人組み様がいらした。 コマイは津軽ではカンカイというそうだ。 あと、どうやら津軽と青森は違うみたいだ。 先週末から津軽が続いている。 11/8(木) 803歩 日付の後に書いてる〜歩というのは、営業時間内に店で歩いた歩数。一歩50センチとして、1000歩で500メートル。あんまりたいしたことないなあ。ロック食堂だったらこの5倍はいってるな。ホールは競歩みたいに歩いて、厨房は反復横跳びみたいだったな。 ずっと品切れだった西内徹さんの初ソロCDがやっと届いた。サックス&フルートの達人。西内さんとは札幌に住んでいた頃に知り合ったのだが、音楽とか読み物とか考え方とか、もの凄く影響を受けた。簡単に人の受け売りとかしないオリジナルな人で、それはそれとしても、毎日のように花札とかパチンコで遊んで面白かった。あんまり頻繁に会っていたので、電車乗るのが面倒くさくなって、西内さんの近所に引っ越したくらいだ。僕は大学中退して上京したのだが、ちゃんと卒業した西内さんと再会した時に、チンドン屋に入りたいなあ、と西内さんが言って、その頃僕は、今は料理研究家として大活躍の高山なおみさんがシェフのレストランで仕事をしていたのだが、高山さんに何気にそのことを話したら、あたしチンドン屋知ってるから明日紹介してあげる、って言われ、ビルの半地下にあったそのレストランの翌日午後3時頃に仕事帰りの仕事中そのままの格好のチンドン屋御一行様が現れ、僕はそのチンドン屋の親分の名刺を頂戴し、それを西内さんに渡し、そんで、西内さんはその小鶴屋というチンドン屋に就職した。故篠田昌巳さんとチンドンが縁で知り合いになり、サックスについていろいろ教わってるんだ〜、と話す西内さんはそれまで見たことないくらい嬉しそうな顔だった。パンクやアバンギャルドを愛しているけど綺麗なメロディーは大好き、っていう昔から変わらない姿勢が感じられて、本当に素晴らしいアルバムだなあ、と思います。 11/9(金) 857歩 干し鱈を買いに行く電車の中で「津軽」を読んでいたら、干し鱈(文中では、干鱈(ヒダラ))を金槌でたたいてむしって醤油をつけて食べる、ということが書いてあるページに遭遇した。カヤキの話も出てきて、ホタテ貝の貝殻を用いて味噌に鰹節を削って入れて鶏卵を落として食べる、これはもともとは病人の食べるものでお粥にこのカヤキのタマゴ味噌をのせて食べる、のだそうだ。そういえば江戸時代の風俗に詳しいM嬢から聞いた話では吉原で連泊のお客さんにこのカヤキが出されていたそうで、こちらは病人食というよりスタミナであるな。面白いものだ。干し鱈はもどすのに3日くらいかかるから、来週メニューに出るかな。 11/10(土) 764歩 日本酒を注文した。火入れをしていない期間限定の生タイプ。 「天の戸」は直接蔵に電話したら、土曜日で事務の人がいないのですが、って職人さんらしき人が出た。そろそろこの冬作るお酒の仕込みが始まっているのかもしれないなあ。 それと「雪の芽舎」の生タイプをこちらは西音馬内の酒屋さんに予約していたのだが、10日発売というのが担当さんのカン違いで20日発売でしたスミマセン、って電話きて、ずっこけ。 11/11(日) 801歩 メタな視点、っていうことを最近よく考える。原発や地震の報道への反応の仕方についてK氏がTWITTERで語っていたのがキッカケなのだが、自分の考え、なんつったって、それは案外オリジナルではなくて元ネタがあるもんで、それをわかってないとカッコ悪いし、語る、っていうこと自体、相当に醒めてないといかんよな、ってなこと、自分の考え、状況、すべて重層的なのぞよな(わかってないと、建て増し建築みたいな言い訳ばっかりが続く続く続く〜、なのだな)。そんでXTCの海賊版でデビュー前の音源を聞いて、こんな良い曲がお蔵入りになるなんて、って思って、そういうのはビートルズでも思ったことなのだけど、OKテイクっていうのは、自分の元ネタを超えた先にある、ってとこを追っかけていって、自分の演奏(とか考え)が常に元ネタになって、そんでそれを超えて、っていう、ヘリコプターでどんどん段階的に上昇していく的超メタ視点みたいな、優秀っていうのは修行的な行為でありますのだなあ、と思ったのだ。 11/12(月) 秋田ばる七尾、定休日。 ベランダの二十日大根がなかなか実を付けない。調べてみたら、間引きをしないと駄目だそうだ。なので、間引いて、その分はサラダにして食った。植物にも話しかけるといい、とか聞いたことがあるので、ねえねえねえ、と声かけしてみるが、ほっといて、って言い返されてるみたいな、のは気のせい?二十日大根、種を蒔いてすでに六十日、なかなかなあ、難しいものだ。 西荻でM爺と酒を飲んでいろいろお話、その後新宿行って「月に吼える」にちょっとだけ寄って「新宿OPEN」で西内さんのライブがあるというので行くが、お店の告知とスタート時間が違っていて、最後の曲30秒くらいしか聞けなかった、けど、久しぶりに西内さんと話できてよかった、けど、BGMが大音量レゲエで、CD買ったよー!、おーグッジョブ!、みたいなことを二言三言叫ぶように会話しただけで帰って、サウナった。 11/13(火) 640歩 新橋に用事で行ったついでに東京駅に寄って気になっていた駅弁、秋田比内地鶏のいいとこどり弁当、を買った。そぼろ肉はしっかりした味で美味しかったし、なによりオカズが良くて、いぶりがっこ、いぶり人参、ぜんまい煮、ごぼう煮、がんもどき煮、そしてササミフライというセレクションがナイス! ストーブ出すほどではないけど大分寒くなってきて、どうも毎年今頃からしばらくの期間寂しくなる傾向にあるけど、アル中をこじらせない程度に熱燗とかで乗り切ろう。マイナスとプラスが共存するのが人生、振り幅大きくして耐えられなければ、はいそれまでよ。ってほど振り幅大きくはないけどな、原則はひとりきりの人生、勝つも負けるもないよな、どこまで想像力の宇宙の遠くに行けるか、能力じゃなくて願望。ホームレスとかになったら達成できるだろう、とか時々思うけど、わざわざそんなことはしないけど、堕ちるっていうのは最高にチャレンジング。勇気があるならそうしてみたいけど、まだまだ無理無理。みっともなく生きるさ、ポコポコポコチンチンチンコだどピョーン、なーんて思いながらお隣さん(シャカマフィン)に寄ったらオムニバーグさんと久しぶりにお会いして達人的ないろいろアドバイス頂きサンクスベリーマッチな日でしたYO〜。
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2012-11-14T13:09:00+09:00
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こまちね
10/30(水) 720歩アブねー、アブねー、おでん(タマゴ)を火にかけたまま寝てしまっていた。朝起きて、メールチェックとかしながら、飯何食おうかなあ?今日は近所からいい匂いするなあ、、と思っていたのだが、匂いの出所は自分の台所だった!慌てて火を消す。...
10/30(水) 720歩 アブねー、アブねー、おでん(タマゴ)を火にかけたまま寝てしまっていた。 朝起きて、メールチェックとかしながら、飯何食おうかなあ?今日は近所からいい匂いするなあ、、と思っていたのだが、匂いの出所は自分の台所だった!慌てて火を消す。アブねー、アブねー、しっかりしろー。 秋田県田沢湖町からキノコが届いた。キンタケ、サワモタシ、ナメコ。天然物はさすがに旨い。 (でも値段もそれなり。) キンタケは網焼き、サワモタシは酢醤油で煮てとろろがけ、ナメコは醤油煮におろし添えで。 さて、お客さんの反応が楽しみ。 11/1(木) 814歩 キンタケの網焼きが絶賛旨いとのこって、嬉しい。 量もちょびっとだし、心配だったが、良かった。 ナメコも旨いのだが、珍しい感が薄いんだろうなあ、出足悪い。 ブログアクセス数が去年暮れは2000/月くらいだったのが、ここんとこ伸びて、先月は4000を越えてるどい。およよ。 スペシャルゲストがいらして、早朝まで賑わいました。 こまい(氷下魚)が人気だなあ。 北海道にいた頃はスナックみたいなところはだいたいこまいがあった。 干し魚だから硬いんだけど、揉んでいるうち柔らかくなって、それを裂きながら、マヨネーズに一味唐辛子をどばーっとかけたのをつけて食べる。 秋田の食いものってわけではないけどね。 酒飲みは必ずはまる。 11/2(金) 855歩 初めてのお客さんが多数来て頂いて嬉しい。 たまには飲んで帰るかな、とロックオンに行ったら、馬之助さんとH嬢に2年ぶりくらいに会ってそのあとロマンチカ。馬之助さんは翌日意中の女性とデートだそうでソワソワ。チャレンジャーはいいなあ。そうだ、大事なのはチャレンジ精神だぞ、おぎゃー! 11/3(土) 1037歩 朝はお粥を食べて、その後店に行って、近所の「はましん」というお惣菜やさんの日替わりお弁当食べて、その時いっしょにチラシ寿司買ってそれが夜食。はましん、は、そのお隣のお寿司屋さんが経営しているそうで、でかい焼き魚がドーンと入ったり、魚が充実のお弁当(しかも安い)。ぬか漬けのお新香も美味しいし。食べきれなかった焼き魚を次の日のお粥にのっけて、っていうサイクル、最近のマイ食事パターン。 店のトイレが広めだから、トイレ展覧会とかいいんではないか?とお客さんから提案いただいた。いいな!なので、どなたか、ご興味のある方はご連絡ください。 ベンジョーエグジビッション(仮題。。) 期間1ヶ月、展示料とか無料、ってかんじで。 11月4日(日) 521歩 またしても意外な繋がり(千鳥繋がり)からお客さんが来てくれて、嬉しかった。 いにしえのTHE MANZAIのカセットテープをI氏が持ってきてくれた。聞いてびっくり、話のスピードが恐ろしく速くてついていけない。こんな凄かったのか、と今更ながらにおどろく。話題が唐突に転換する感じも気持ちいい。ツービートは今聞くと一番わかりやすい。ヤスキヨの破壊力は断トツ。カセットで出ていたなんて知らなかった。カシナポに続きカセットレコーダーが活躍。秋田ばる七尾ではカセットもかけられますどー。 11月5日(月) 開店して初のお休み。体が休みモードでめちゃだるい。 法律相談で立川、その後、東急東横の秋田物産展で渋谷。 夜は丹羽さんのゴールデン街ママデビュー初日に顔を出した。『月曜の女、特製豚汁』美味し。 帰って久しぶりのサウナ、そんでその後アウトレイジを借りて見る。冒頭の黒塗りの車の列、最後の野球とか、初期北野武の映画思い出す。たけし軍団を俳優に使って撮るのと同じように、豪華な俳優で遊んでいるみたいで面白い。今上映中の続編(アウトレイジビヨンド)の予告編を見たらたけし死んでないのかよ。なんだよコンニャロ。最近血圧上昇気味なのでゆっくり休もうとか思っていたが既に午前6時だよコンニャロ。ちょっと寝てまた立川行きコンニャロ。 11月6日(火) 711歩 先月の開店から22日営業しているがそのうちの19日間来店頂いているY氏が今日はイカ粕漬け焼きと熱燗。いいなあ。オラも客になりたい!と思ってしまった。 秋田直送のナメコ第2回分は、海苔ナメコピリ辛煮というのを作った。 身欠きニシンは豆腐と実山椒で煮たのをメニューに入れた。 雨が上がって街中がもやっている。 津軽出身というお客さん、東北の言葉のルーツは津軽弁だと仰いました。 家に帰ったら注文していた太宰治の「津軽」が届いていた。
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2012-11-05T19:25:00+09:00
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魔王の恋に憧れて
10/24(水)今日はそろそろ混んでいないかな?と思って、いうことで初来店いただいた方々がなぜか集中してしまい激混んだど。お客さんの流れというのはホント不思議だなあ、といつも思う。昨日は閑散としていたのに。っていうか、時々しか混んでいないし。(いらっし...
今日はそろそろ混んでいないかな?と思って、いうことで初来店いただいた方々がなぜか集中してしまい激混んだど。 お客さんの流れというのはホント不思議だなあ、といつも思う。 昨日は閑散としていたのに。っていうか、時々しか混んでいないし。 (いらっしゃる前にお電話頂ければ安心であります) 狭いですー、と僕が事前に言い過ぎたせいか、思ったよりは広い、という感想が多い。 帰宅帰りにちょっと、と寄っていただいた方が、秋田魁新報の話がきっかけで、僕の大好きな作家の担当編集者さんなことがわかって、とても驚いたし、かなり嬉しかった。その編集者さんも作家も20年前から僕は一方的に知っていた。そんで、それとは別に、その後近所の飲み屋の店主と話していたら、その方の知人が僕が20年前住んでいたアパートのお隣さんだった。 20年前が急にやってきたなあ、の日であったよ。 M奈ちゃんの知り合いのカメラマンから電話があり、料理人の写真の展覧会やるから撮らして欲しいとのこと。ポートレートと包丁と、って言うから、包丁なんて家庭用のですけど〜、と躊躇するが、ダイショーブですから、だそうで、まあいいか。 まんさくの花、と天の戸大吟45が売り切れ。 10/25(木) すごく自然にお客さん同士の話が繋がって面白いなあ。 店の作りのせいが大きいだろう。 カウンターの形がジェイ(J)の字。 僕はといえば、以前に比べお客さんとの距離が凄く近くなるから、大丈夫かなあ?と心配だったが、むしろ楽だね。 手許で大体のことが出来るから、会話が途切れないから。 話が途中になるのは気持ち悪いよね。 僕はお話は上手ではないので、お客様放置気味だけど。 ご勝手にのびのびとお楽しみくださいね。 アンチョビポテトは毎日売切れになる。 ポテト強し。 身欠きニシンも地味に強し。 粕漬け焼き(イカ、サバ)は地味すぎなのかな? 食べると美味しいと言われるが。 あと一工夫二工夫+ヒラメキアピールが必要なんだろう。 10/26(金) それにしてもいろんなことが起きる。 僕は一喜一憂とかしない安定した精神のアダルトなので、がしかし、ぬいぐるみに苦情言いながら寝たい気分だね。 ぬいぐるみ持って無いけど。 パンダのぬいぐるみとか買おうかな。 ちょいたれ目って好きなんだよな。 あーあ、ダサダサ。 スマイリーを見たい。 10/27(土) カシミールナポレオン、近々またライブ見られそうだ。 元気になってきた! 日本酒売り切れが増えたので発注、明日6種類入荷予定じゃ。 水ギョーザ、作った。以前は醤油タレだったけど、今回はしょっつる酢タレ。なかなか評判良いよ。 天の戸からおちょことか前掛けとかノボリとかグッズが届いた。 ぼちぼちと熱燗のお客さんが増えてきたぞ。 熱燗は天の戸純米がおすすめ。400円。 10/28(日) Iカメラマンが顔と手と包丁の写真を撮っていった。 料理人になったのはなぜですか?と質問され、フリーターの延長みたいなかんじで、とモゴモゴと答える。そのテの質問にはいつも困る。 料理人です、なんて言ったら、ちゃんとした料理人の人に悪いなあ、という気持ちがどこかある。 じゃあ、なんなんだ、っていわれれば、なんだろう?人間、毎日人間とお付き合いしてる人間、うーん、そんなんじゃ答えにならないか。 10/29(月) かまぼことんぶり、が好評だ。 小ぶりの厚めに切ったカマボコを串に刺してにワサビマヨネーズ&とんぶりのせ。 発注した日本酒が在庫切れで木曜到着に延期になっちゃった。 店の分が品薄になってきてるよ。 日本酒の銘柄よりは、味の感想の文章でオーダーされることが多くて面白い。 「ソプラノな辛さ」(天の戸、醇辛)は、ソプラノくださーい、「旨みはじけ過ぎ!」(ゆきの美人、純米吟醸)は、はじけるお願いします、のように。 とりあえず飲んで味わってもらいたいので、気軽に注文できるのはいいことだよね。 100ccグラスだから種類もはしごできる。 でも、日本酒専門店、のつもりはないのだ。 ビールとかサワー飲みながらも、途中ちょっと日本酒寄り道してみてねぇ、くらいのかんじでぜんぜんオッケー。 10/30(火) 仕事中にどれくらい歩いているもんだろう?っていうI氏との話がきっかけで万歩計(歩数計)を買った。ネットに接続して毎日の歩数を記録できたりとかいろいろ種類があるもんだな。とりあえず歩数が記録できるだけのシンプルなの、1618円。 2,3日中に田沢湖からキノコが届く予定。 ナメコ、モタシ、キンタケ、シメジ等。 茹でキノコとろろかけ、キノコ酢の物、大根おろしあえ、牛すじキノコ醤油貝焼き(カヤキ)とかでいこうかな。 あと肉類が少ないので、豚ロース吟醸焼きみたいの研究中。 ご飯セットみたいのも始める予定。ライス、ミニ納豆汁、いぶりがっこで300円とか。 あ、そうそう、定休日は月曜にした。 場所的に日曜がいいかな?と思っていたけど、そんなことはないようだ。 公式WEBとかTWITTERとかやるかどうか、考えてはいるのだけど、保留中。 なんか、飲食店って、そういうのはちょっと違うんじゃないかなあ、って思っている。 飲食店に限らず、なんだけど。 なんか違う。 とかいってそのうち始めるかもしれないけど。 やり方次第なんだろうけどな。 惰性でそっちにズルズルいきたくない。 秋田ばる七尾、早くも半月がたった。 スタートは悪くない。 僕は昔からビギナーズラックな傾向がある。 マージャンとかパチンコとか花札とかやると最初は必ず勝つけど、その後がいけない。 ずっとビギナーならいいんだよな。 と、思って、最近はなるべく、オギャー、と呟くようにしている。 人と会うのもいつも初対面な気分がいいね。 オギャー。 カシミールナポレオンみたいにね、無敵になりたいなあ。カシミールナポレオン、ヴォーカルのK様。お題「自我」でポーズしていただきました。
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2012-10-31T13:27:00+09:00
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あっちょんぶりけ
10/22(月)今日で開店から1週間の「秋田ばる七尾」。派手な告知とかしてないけど、旧知の方々に連日来ていただいて、ほんとに感謝感謝!通りすがりの近所の方や、近くの銭湯の帰りの方とかもボチボチいらしてくださり、これまた嬉しい。それにしても、船は出たけど...
今日で開店から1週間の「秋田ばる七尾」。 派手な告知とかしてないけど、旧知の方々に連日来ていただいて、ほんとに感謝感謝! 通りすがりの近所の方や、近くの銭湯の帰りの方とかもボチボチいらしてくださり、これまた嬉しい。 それにしても、船は出たけど、何処へ行くのかなあ、って、なあ、もしかして行き先決まってないのかもか? 行き先お客さんに相談してたりしてか? 行き先、じゃないかも。 浮かび方、泳ぎ方、みたいの。 関係ないけど、とあるお客さんに、ニヒル牛マガジンの文章だけだと、この人は完全にアタマおかしい、という印象なのに、実物はマギャク、って言われた。 ううむ、なるほど、秋田ばる七尾、もそんな感じなのかもな。 なんだかな、でも待つのも意外と苦にならなくなってきた、という気持ちは新しい発見。 待つ、あるいは並ぶ、というのはヒジョーに苦手なはずなのだが。 ビール冷やしてイモノコ汁温めて、待ってるよ〜、だよ〜。 10/23(火) コンセプト、というのは、アタマの中や紙の上にあるのだが、実際のお店で人、人、人とお付き合いしていくと、コンセプト〜?しゃらくせーことガタガタ言ってんじゃねーよ、って感じになるんだわよね。 どっちの方向に向かっているのか、だけ残して、あとは考え直し。 服を着替えるみたいに。 あ、りんごジュースが入荷することになったんだよ。 いつもの「ふじ」じゃなくて「つがる」って品種だけど。 ホットラムリンゴ、とかもできるな。 寒くなってきたなあ、しかし。 またしても、あんまりご飯食べなくなってきた。 キモチが落ちつかないせいかなあ。 どっかテキトーな温泉のテキトーな大広間でテキトーなお膳をテキトーな気分で熱燗で食いたい。 とか、妄想しつつ、ボチボチと、やりますだ。 秋田ばる七尾 (秋田のお酒と小皿料理) 杉並区西荻南1−23−11 090−6718−0785 18時〜3時 定休日未定(10月は無休)
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2012-10-24T13:13:00+09:00
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そして10/15(月)秋田ばる七尾、開店したど。
10/10(水)仕込み開始。酒粕床を作る。地味な料理が主流、というか、炒め物ジュージューみたいのは、あんまり無い。秋田の漬物、酒粕付け焼き、味噌貝焼き(カヤキ)等、準備中。基本的にはお酒のおつまみ。焼きそばとか炊き込みご飯もあるけんど。秋田県美郷町六郷...
仕込み開始。 酒粕床を作る。 地味な料理が主流、というか、炒め物ジュージューみたいのは、あんまり無い。 秋田の漬物、酒粕付け焼き、味噌貝焼き(カヤキ)等、準備中。 基本的にはお酒のおつまみ。 焼きそばとか炊き込みご飯もあるけんど。 秋田県美郷町六郷からニテコサイダーが届いた。 六郷は日本の名水百選にも選ばれている美味しい湧き水の地で、その地で食う、流しソーメンとか最高! 定番のサイダーに加え、りんごサイダーというの、これはどんなのかなあ?冷えたら飲んでみよー。 明日は冷蔵庫搬入なのだが、狭い店の細いカウンターの中にどうやって設置するのだろう?百戦錬磨のそれで食ってる会社なのだからなんとかするのだろう。 いまいちな体調なので帰って鍋焼きうどん、のつもりが還暦の美女Gとばったりこん。庄屋で近況報告なり。 10/11(木) 冷蔵庫、入れてみたところが、1センチくらい冷蔵庫が大きくてトイレのドアが開かない!寸法図って発注した営業さんが青くなる。結局、技術屋さんの機転で、床を上げて冷蔵庫の位置をずらして、なんとかなった。おそらく二十歳くらいの営業女子、話してみたら秋田県能代市出身、なんだよ、ぶー、ぶー。 どうも気持ちがつんのめっている。このままの先にはろくなことがない。オラが焦っても焦らなくても体制に影響は無い。ので、もう少し呑んでから寝よう。明日はビールサーバー設置とか。 10/12(金) 午前中は保健所の検査。 合格〜。 15日からの営業許可がおりた。 ふーー、 午後は生ビールサーバーの設置。 キリン、ハートランド、です。 冷蔵庫もそうだが、狭い場所に限界ギリギリで押し込む作戦だから、ビールサーバーも最薄の製品。 全体的に秘密基地な様相である。 大物機器の搬入はすべて終了したので、保留にしてた収納の仕方を考えつつ、必要なものを買出ししつつ。 ゼロから設計して、ではないから、実物が来ないと具体的な用具とかの配置が決められない。 無理矢理のパズル。 100円ショップというのはこういうときはホントに便利。 昔は100円ショップの製品は、100円だけどちょっとだけ主張、かどうかわからないが、100円ショップならではの独特さがあったが、最近は素直に実直に真四角とか真ん丸のデザインの製品が増えていて、使い易い。 そんでその後、秋田から日本酒が届いた。 メニュー書く為に、それぞれ、ちょこっとずつ、試飲。 みんな、美味しいし、飲みやすい。 通のお店にはしたくないのだな。 誰がどう評しているか、とか、一般的なことはいいの。 例えば、付き合って3回目のデートで来てくれたヤング男女の話の繋ぎのネタ、になればいいの。 メニューの文句工夫しなくちゃだな。 通みたいな人は人生決まっているでしょう? そういう人は行き場所が他にいくらでもあるし。 常にね、いつでもね、今でもね、新しい人がいいな、とか。 余計なこと言うとお客さん減っちゃうからやめなさい、、、 はい。 10/13(土) 飲食店の新規オープンというのはそれは「起業」なんだよ、と言った、起業・経営の大先輩から、「今後の飛躍にむけて必ず役立つので、少し力を残しつつ、強弱つけながら、メリハリと、よいリズムとをつくって」ってメッセージをもらった。いい言葉だなあ。心がまえね。 仕込みをしているといろーんな方が覗きに来てくれて、声をかけてくれて、ありがたや。 そんで、いろいろ話しているうち、あ、看板の電気コードこのままじゃ足引っかかるぞ、とか、モンダイ点が発覚する、ので良かったぞ。 あたまコンガラガリガリになりそうになりつつコンガラナイように整理整頓しつつ。 10/14(日) 主に食べ物の仕込み。 初日のメニュー書くのに気分転換したくて、途中サウナで汗。 汗をかくとか寝るとかで、大体の事はリセットできる。 心配は、無い、な。あるとすれば、自分が気づいていない心配(笑)。 10/15(月) お花をたくさんいただき、ずっとパンパンに満席で、ただただお待たせし、やろうとしていた形にはほとんど出来ず、でも嬉しい悲鳴というのはこのことなのだろう、いつのまにか懐かしのN子が皿洗いしてくれていたり、かつてからの常連様は席を空けていただきずーーっと立ち飲み状態だったり、これでいいのか?と問えば良くないのだが、とりあえず甘えてしまったな。ほんとーーーーに、ありがとうございます!! 営業時間、18時〜3時、西荻南1−23−11、秋田ばる七尾、090−6718−0785、定休日は未定で、10月は無休です。 アウトレイジ、最初のまだ見てないから、最初の定休日にはツタヤで借りて見るのだコンニャロ。 *** The ピーズ / 生きのばし
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2012-10-17T14:21:00+09:00
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今日の先
10/4(木)「秋田ばる七尾」スタート用の秋田の日本酒を西馬音内(ニシモナイ、秋田県雄勝郡羽後町)の酒屋さんに注文した。冷蔵庫の搬入日が決まったので。ゆきの美人、福小町、天の戸、まんさくの花、刈穂、高清水、新政、雪の茅舎、etc...家賃とか敷金とか破格に安...
「秋田ばる七尾」スタート用の秋田の日本酒を西馬音内(ニシモナイ、秋田県雄勝郡羽後町)の酒屋さんに注文した。 冷蔵庫の搬入日が決まったので。 ゆきの美人、福小町、天の戸、まんさくの花、刈穂、高清水、新政、雪の茅舎、etc... 家賃とか敷金とか破格に安く済んで良かったけど、冷蔵庫はケチれない。 店の立ち上げは何回か経験してるが、その毎回、冷蔵庫は、いつでも、うわ!っていう金額の見積もりがくる。 そこでケチって業務用を家庭用にしたりすると大変なことになる。 (冷えない、というか、開け閉めしてるうち、ただの「棚」になる) とはいえ、僕はゲンナマは限りなくゼロに近いので、リースになる。 (正確には月賦) リアルとはなんぞや?なんてことを考えてしまうことが多いのだが、やっぱり温度とお金。 熱い冷たい、と、マネー、ですね。 なんてことを、思ったのでした。 10/5(金) 常にいろんなことを並行して考えていて、夢遊病というのはこんなかんじなのだろうか?とかに加えて、更に考えを増やしつつ、歩いていたり、自転車こいでいたり。これは危ないね。 1人でもくもくとやっているから、やることをいちいち言葉にしたりしなくていいわけで、ところが不意に電話がかかってきたりすると言葉の世界に戻らなくてはいけなくて、言葉というのは速度が遅いのだなあ、と、信号待ちみたいな気分になる。 ああ、そうか、言葉というのは結構キモチ悪いんだな、と思う。 ヤーホホーーーイ、ポポポーーイ、とかそれくらいで意味が伝わればいいのに。 歌うように話せばいいのかもねねねのね。 10/6(土) 一日があっという間だ。店で作業したり、ホームセンターに自転車を飛ばしたり。 用事をまとめて自転車を飛ばせばいいのだが、40ワットの電球を20ワットに替えたい!とか、さささささっと実行しないと次に繋がらないような問題が多いのでしょうがない。 ロック食堂の時など、24時間で1食とかよくあったが、最近は腹が減ってしょうがない。 コーフンしてカロリーが燃えているのだろうか?いや、単純に動き回ってるからだろう。 今までは食っても食わなくても変わらなかったのに、ナゼか体重が増えている!? 店の中が大分整ってきて、設備的にはあと冷蔵庫が入れば営業できるくらいなのだが、何か足りない。 と思って、初心に帰る、というか、最初に考えたコンセプトのメモに戻ると、入り口のこととか、その他、考えるのを無意識的に諦めていたみたいだ。 自分と他人が繋がるのが目的ではないから。 他人と他人が繋がるように。 僕は、店は、単なるネタ、場所、でいいの。 そんで、フツーーー、にしなきゃ、ダサい。 と思いつつ、宇宙人雪だるま人形とか作ってしまったが。 瞬間的に他人になれる技術なのだろうサービス業。 おお、字余り、だが。 つべこべ書くと面倒臭い飲み屋と思われそうだが。 まあ、いいけど。 10/7(日) 西荻、吉祥寺近辺ではどうにもできない小物を仕入れに新宿、東急ハンズに行った。 アイディアはボーっとある。 でも形に出来ない。 似た物を探す。 あ、これだ、というものに出会う。 87円の金属板w 飲食店に限らず「頑固オヤジ」みたいなのは、もはや、全く駄目だよな。 好き嫌い、を超えて、そういう全体的な意識の流れなのだろう。 僕は「頑固オヤジ」は嫌いではないが、ま、それ以上は言ってもしょうがないね、やめとかないと、駄目。 残す、というか、埋めない、でいいのだ。 10/8(月) 今日は、シシャモと塩サバを焼いてみた。 アパートにあるみたいな程度の設備のキッチンでどれだけのことができるのか。。 制約の中で工夫して幅を深みを出していこう。 それにしても一度にちょこっとしか作れないなあ。。 思案、思案。 明日は保健所に行って、営業許可の申請。 10/9(火) 保健所に行って営業許可申請をしてきた。木曜か金曜に実地検査。すんなり通るといいなあ。 夜にショップカードのデザイン案届く。 S郎氏夫妻が作ってくれた。 お二人とも現在は料理人だが以前はデザイナー。 公園でナマハゲのお面を付けた僕を撮影したりとかしたの。 とりあえずはショップカード無しでいいと思っていたのだが、いやいや絶対あった方がいい、と言われ、作っていただいた。 確かに無いと困ることが増えてきた。ありがとうございます。 相変わらず考えつつ自転車飛ばしつつな毎日。明日はまたまた立川(テンボスバスターズ)へ行く予定。 寒気がするのでサササササウナじゃー。 来週の今頃はもう開店してるのかいな、 なんて、人ごとみたいに言うな。 お風邪などお気をつけくださいませね。 ☆☆☆ The ピーズ とどめをハデにくれVIDEO
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2012-10-10T13:35:00+09:00
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セプテンバーの次
新しくお店を立ち上げるのに関わるのって何回目くらいなのだろう?5回目くらいかな?初めての時は、20代、チェーン店みたいなとこで、オープン前に合宿みたいのをした。そんなのめんどくせえなあ、と思ったが、結局夜はみんなで酒を飲むから、まあ面白かった。その時は...
5回目くらいかな? 初めての時は、20代、チェーン店みたいなとこで、オープン前に合宿みたいのをした。 そんなのめんどくせえなあ、と思ったが、結局夜はみんなで酒を飲むから、まあ面白かった。 その時は、その前に勤めていたお店、場末の飲み屋だったけど、カノジョができて、もっとパッとしたいと思って、場末を止めてチェーンにした。 カノジョからは、場末のアナタが好きだったのに、と言われた。 結局ふられたのだが、そのせいなのかどうかわからない。 まあ、何かが変わるときはいろんなことが同時に変化するもんだなあ、ってまた思ってる。 あ、今、秋田ばる七尾、という店の立ち上げをしているのだ。 チェーンやオーナーがいる店は、基本は言われたことをするわけだが、今度は自分がオーナーなので、コンセプトシートみたいのを作った。 なので、コンセプトさんの仰るとおりにやってる。 コンセプトというのは案外大事で、そういうのがないと、家飲みの延長みたいになる。 (家飲みみたいの、がコンセプトならいいけど。) もわーっと夢想して行き詰まりになるよりはいいが、現場に入ってやりだすと、キックオフ、スタートー、だから、イメージと行動がお互いの追っかけっこみたいになって、アタマもカラダもクルクルしてる。 集中、集中。 小さいお店だから、入れたかった冷蔵庫の寸法が合わないとか、いろいろ問題も起きてくる。 どひゃー、っと工事!とかして現実を変えればいいのだが、そういうことをする実力は無いので、アタマをひねる。脳ミソの蛇口を開けっ放しにして、なんかいいものが出てくるように。 アイディア、っていうのは人生だなあ、と思う。 好きなことをガツガツ丸呑みで飲み込んで、消化なんかしてなくていい。 とにかくその絶対量がアイディアの原資になるんだろう。 ぜんぜん足りねえ。 でもまだまだ今も人生、気張らないで、さくっと、静かに始めたいぜ。 今がいちばん楽しいでしょう?と言われたのだけど、ちょっとそういうかんじとも違うかなあ。 ずーっとドライブとか川下りとかみたいのしてて、また新しい関所を通過して出てきたみたいな気持ち。
せいぜい沈まないようにな! また、来週、お知らせします。 ☆☆☆ ドロ船 / The ピーズVIDEO
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2012-10-03T11:46:00+09:00
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SAKE(5)
イメージ、って言葉をよく使うけど、何気にテキトーな言葉だよね。こんなかんじ、ってことなんだろうけど。そう、その、そんなかんじ、の話をしてもしょうがないので、いや、実はそれが問題なのだけど、お酒を作る時に、というか、作り始める準備段階でどんなふうに出来上...
こんなかんじ、ってことなんだろうけど。 そう、その、そんなかんじ、の話をしてもしょうがないので、いや、実はそれが問題なのだけど、お酒を作る時に、というか、作り始める準備段階でどんなふうに出来上がりの味を考えるのかなあ、っていうことに興味があったので、聞いてみたんだ。 「設計図」と呼んでいるみたいなのだけど、刈穂では、蔵元(会社)がそれを考える。 どんなお米をどれくらいの精米歩合にして、麹、酵母はどんなものを使って、最終的にどんな純米酒にとかどんな大吟醸酒に、という設計図を杜氏に伝え、作ってもらうという方法でやっているそうだ。 家を建てるのに例えて、設計士が蔵元で、大工の棟梁が杜氏みたいなもの、と説明してくれた。 天の戸では、お酒の最終的なイメージとか考えるのは会社なんですか?という聞き方で尋ねたのだが、ああそれは杜氏ですね、と答えが返ってきたので、設計図みたいの会社で考えたりしないんですか?ともう一回聞いたのだが、うーん、だいたい杜氏ですね、とのことだった。 そんなことそれ以上しつこく聞くのもシロートとしてカッコ悪いのでやめたけど、あと、例えば、商品のネーミングとかはお酒が出来てから考えるのかそれとも事前に考えるのか、とか、その辺は興味あるなあ。 とか思いながら天の戸のウェブをポチポチしてたら『夏田冬蔵 −新米杜氏の酒造り日記』(無明舎、1995年)というなんとも惹かれるタイトルの本が目に飛び込んできた。著者の森谷康市氏は天の戸の現杜氏で、1957年生まれ、酒造り業界では(おそらく)とても若い杜氏で、農学部卒業後この道に入って修行の後、32歳の若さで杜氏になって、というようなことが紹介文に書いてあるから、醸造理論と想像力が駆使されて、いろんなタイプの天の戸が出来上がっているんだろう、などと極めて勝手な想像にワクワクしながらこの本を取り寄せて読んでみた。 もう、とにかく、面白い。 トイレ入るにも持ち歩き、日が暮れて字がギリギリ見えるくらいになるまで周りが暗くなっているのも忘れていた、みたいな、猛スピードでページが過ぎていって、途中半分くらいのとこだけど、いったん止めた吟醸酒作りを再開したはいいけど、うまく出来ず、3年目にやっと成功して、しかも全国大会で金賞を、ってとこでは、つられて嬉しくなって、うわわわ〜んと思わず大泣きしてしまったよ。 白状するが、と前置きがあって、蔵に入る前は吟醸酒というものの存在や酵母のこととか知らなかった、って、著者は言う。大学卒業後、実家に戻って家業の農業をやっていたのだが、農閑期の冬に何か良い仕事はないかなあ、と思いながら田んぼの草むしりをしていたところに、中学の同級生の天の戸の専務(現社長)がトラックから降りてきて「今度の冬からうちの蔵にきてみないか」って酒造りの仕事に誘われて、というのが今に至るきっかけだったのだそうだ。 「なんにも知らなかった」というのが謙遜なのかどうか別にしても、本当に酒造りのことがわかり易く語られている。 そう、知ってる知ってる、っていう人の話はどんなに聞いてもさっぱりわからないのだけど、でも、この森谷杜氏は酒造りの科学みたいなことなんかほとんど書いてないけど、そんなこと知ってもしょうがない、ってことが、よーく身に沁みてわかる。では、なにが大事か、なんてこともゼンゼン書いていない。いったい何が大事なんだろうか?っていう著者の語りに引き込まれるだけなんだ。 冬の間蔵に泊り込み、朝は5時前に起きて薪で火をおこして米を蒸すお湯を沸かして、というところから一日が始まり、厳寒期の冷たい水で何百キロもの米を研いで、雪が吹き込む寒いとこから一転サウナ室みたいな麹室に移動しての作業をしたかと思えば、合間に雪下ろししたり水とか薪を運んできたり(雪がたっぷり積もった道をたっぷりの薪を積んだ一輪車で蔵から50メートル離れた小屋を4往復、とか想像しただけでオラ、ばてる)、で夕方5時くらいに晩飯なのだが、その後さらに麹を揉みほぐす作業して、、、いや、あの、苦労しないといけないのだなあ、なんてことでは、なくて、実際、労働時間とか昔のまんまじゃ働く人いなくなるだろうってことだと思うが、今はひたすら楽にやるように工夫してるらしいけど、体使って、体動かして、天の戸っていうお酒が出来るんだなあ、っていう、そういやあ、料理だってそうだったよ、そうだよそうだよ、っていう当たり前のとこに引き戻されて妙に納得しちゃったの。知識や記憶(だけ)じゃ駄目なんだよ、なんだってかんだじゃねーだろ、肉体派じゃー、ゴーゴー!!ってこと。 いきなり飛躍するようだけど、イメージっていうのは、それなんだよきっと、棒高跳びの選手が飛ぶ自分をイメージするみたいに、でも、何度も何度もチャレンジして補正を繰り返し、自分が操る手足といっしょにバーが落ちなくなるようにイメージ、何かが達成される時の手掛かりみたいなもの、イメージ、カラダと重なるアタマみたいの、、、うーん、飛び過ぎ注意〜〜〜!? でもね、どうしたいか、ってそれさえ常に発展途上、ってのもありみたいな。 だけど、なぜか知らんが、好き、だからみたいな。 あ、その晩飯の後の麹を揉みほぐす作業だけど、最近は麹にバッハやモーツァルト聞かせて育てるとこもあるらしいが、天の戸では物凄ーいシモネタ合戦の中で行われるそうだ。 物凄ーいシモネタ、ってどれくらいなのだろうねえ!? 味わいの秘密はそれかもしれないwww さて、お話は、っていうか、状況はさらに跳んで、「知り合いの店が空くみたいだけど」っていう情報をS郎氏が教えてくれて、行ってみると、そこは駅から近くはないが決して遠くはなくて、10人で満員みたいな狭さだけど、見てすぐに「秋田ばる七尾」っていう店名を思いついて、これはいいみたいだ、と思って、急にそれこそアタマもカラダもフル回転になったわいな(つづく)。
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日本酒
2012-09-26T13:28:00+09:00
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SAKE(4)
秋田での酒蔵訪問の2軒目は横手市平鹿町浅舞にある天の戸である。天の戸の製造部長の柿崎さんは以前ロック食堂に来ていただいたことがあり、しかも僕の高校の先輩でもあるので、訪問するのになんとなく緊張感が薄い。相当ひさしぶりに会った実家の横手市に住む自分の妹と...
天の戸の製造部長の柿崎さんは以前ロック食堂に来ていただいたことがあり、しかも僕の高校の先輩でもあるので、訪問するのになんとなく緊張感が薄い。 相当ひさしぶりに会った実家の横手市に住む自分の妹とのご対面の方が緊張したね。 その妹の運転する車で浅舞に行ったのだが、早く着きすぎて、蔵の近所の喫茶店で一休み。 カフェ、ではなく喫茶店という場所もこれまたひさしぶり。 アメリカンコーヒーを注文。 田んぼがぐわーーっと広がる中を通る道を抜けて、この天の戸の蔵のある浅舞という町に辿り着いた。 盆地のせいだと思うが、蒸し暑い。 その喫茶店に妹を待たせて、さて、天の戸に行きました。 写真を撮り忘れたのだけど、入り口にぶら下がる杉玉が凄く大きい。杉玉というのは杉の葉で出来たバスケットボールみたいので、酒蔵の軒下にはたいていぶら下がっていて、新酒ができると緑の葉に替えられるっていう。 中に入ると蔵特有の冷んやりな空気感が気持ち良い。 ロック食堂にいらした時の製造部長の柿崎さんは背広だったけど、浅舞の現場の柿崎さんは仕事着だったので、とっさにわからず妙な間が空いてしまい、あの、すみません、でした。 じゃあ、まず、ウチの水です、と、蔵の向かいにある建物の中に案内してもらった。 天の戸のお酒は全部この湧き水で仕込まれている。 ひと口飲ませていただくと、旨い!甘い! これが、天の戸の秘密ですね、なんてちょっと単純すぎるな感想を言ったら、柿崎先輩にっこりしてくださったど。 そしてこれは原料となるお米。 『美山錦』『吟の精』『亀の尾』『美郷錦(みさとにしき)』『星あかり』『秋田酒こまち』等の酒造好適米を全〜部近所の田んぼで作っている。 水も湧き水だし、何から何まで地元浅舞の材料で出来るお酒なのだなあ。 これは洗米した後のお米を蒸す時に使うもの。 手をいっぱいに広げたくらいの大きさなのだが、同じくらいの大きさの作り付けの釜でお湯を沸かし、そこに載せて使うのだ。 これは槽(ふね)。 刈穂の蔵にもあったけど、お酒の最終段階のどろどろの醪(もろみ)を袋に詰めてこの槽で絞るという、天の戸も昔ながらのやり方なのでありました。 そして、天の戸19種類を利き酒させていただきましたよ、うしっし。 この時は業者さんの利き酒会とたまたま重なった為、こんなたくさんの種類の天の戸を利き酒できるという、なんともラッキー♪ 通常、利き酒は一種類利く毎に吐き出すものなのだけど、飲み意地汚い僕は、一種類毎にこっくんこっくん旨え旨えと飲み込むものだから、全種類利き酒(というか飲酒だね)した頃には、ちょっとフラっとしましたね。 天の戸 大吟醸 精米歩合35%、天の戸 夏田冬蔵 純米大吟醸 精米歩合40%、天の戸 ランドオブウォーター 純米吟醸生酒 精米歩合55%等等、日頃口に出来ない一升一万円するようなものとか、まだ市場に出ていないものとか、ホントに貴重な体験をさせてもらって、大変嬉しかったす。 ラベル見ながらだから、うーんなるほど、原料米が美山錦だからこういう風合いなのか、とか、精米歩合80%ってすげえチャレンジングなお酒だなあ、とか勝手に納得しながら利き酒していたけど、目隠しとかしての利き酒だったら、どんな風に感じるのかなあって思ったな。まだまだお酒の味の違いを細かく判別できる能力はないからね、ま、これから徐々にね、少しずつ少しずつ、利き能力を高めましょう。 でも、この天の戸ってどのお酒も個性的な気がするんだよなぁ。 例えば一般的に吟醸、大吟醸のお酒ってお米の雑味を贅沢に削り取っているから、すっきり飲みやすいんだけど、なんかそれだけ、というか、記憶に残らないというか、そんな感想を持つこともあって、でも、天の戸は凄く研ぎ澄まされている味わいの奥にも何か、親切とか、温かさとか、ユーモアみたいなの、そんな核っていうか、広がりを感じるのだ。 なんてね。 その喫茶店なら蔵の裏口から近いですよ、と、柿崎さんに見送っていただいた。 目をつむった写真になってしまい、先輩すみません! ほろ酔いのせいということでご勘弁ください。。 もうすぐ夕方くらい、汗がまたジワーっときた、ったく暑っちいなあ、黄金色の田んぼから風が吹いてきて、時々涼しい。 あー、楽しかった! (つづく、かも)
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日本酒
2012-09-19T16:52:00+09:00
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SAKE(3)
秋田県大仙市神宮寺にある刈穂酒造にお邪魔したのだ。
スマホアプリからのポストだけど、ちゃんと見られるのな?
日本酒度+21、っていう、とんでもない辛口にびっくりしたことがきっかけで注目のこの刈穂というお酒、まずはその超辛口製品が生まれたいきさつの...
スマホアプリからのポストだけど、ちゃんと見られるのな?
日本酒度+21、っていう、とんでもない辛口にびっくりしたことがきっかけで注目のこの刈穂というお酒、まずはその超辛口製品が生まれたいきさつのことを取締役製造部長のSさんに聞いてみた。
10何年か前、ちょうど目標の日本酒度までキレてきて(発酵が進んで糖分の比重が下がる=アルコール分が増える、そういうのを、キレてくる、っていうんだって)モロミをさて絞ろうかという時に、ちょっとしたトラブルが起きてその作業が伸びてしまって。
そしたらその伸びた時間中にキレにキレて、日本酒度+12くらいの予定が+18くらいまでいってしまい、こりゃ失敗だぁ、と思ったけど、試しにちょっとだけ製品にしてみたらこれが大好評!
その工程を再現して、番外品って名前の日本酒度+21みたいな凄い製品が誕生したのだそうだ。
日本酒度+12っていう時点で凄いことみたいだから、その最初から凄い技があったんだなあ、日本酒度+21を実現してしまうのは単なる偶然ではないよなあ、なんてシロートながらに思います。
確かに日本酒度高いけど、単純に辛口、うす辛いだけ、みたいなお酒じゃなくて、しっかりと飲み応えがあるところがオラは好きです。
刈穂っていうブランドのそもそもは、慶応元年(江戸時代末期)に当時の社長さんが自宅そばで酒作りを始めたのが起源だそうな。
歴史の長い酒蔵なんだなあ。
基本的に手作業で、でも、温度管理とか品質管理とかは先端技術を駆使してる、って感じました。
一回に1500キロの米を洗米して蒸して、というサイクルでお酒を作るそうです。
1500キロのお米は一升瓶約2千本のお酒になる。それがこのタンク一つ。
こちらが麹室。
壁にヒーターがあって、作業中は室温35度くらいに保たれるそう。
(大吟醸用に更に別の麹室もあるのだった。)
あ、あと、お酒の火入れのことや、キモトと山廃の違いとか、いままで疑問だったことを丁寧に説明してもらい、大変納得納得!(その辺りはまた今度)
お酒の最終段階のモロミを絞るのはこの槽(ふね)と呼ばれる物体。その名の如く舟みたい。
ちょっと大きめの枕カバーくらいの袋300枚にお酒最終段階のモロミを詰めて(これも手作業!)この槽(ふね)に重ねて積み、それに徐々に重しをかけて透明なお酒に絞る。
そんで、刈穂酒造の槽(ふね)は6個あって、それにちなんで、六舟(ろくしゅう)って名前の製品もあるんすど。
あと、カワセミのイラストのラベルの製品もあるんだけど、それっていうのは、蔵の裏が土手になっていて、そこに最近つがいのカワセミが住みだしたそうで、そんで、カワセミっていうのはきれいな水辺にしか住まない鳥、ってこともあり、カワセミの名前を冠したお酒を作ったって。写真撮り忘れたけど、とても涼しい感じの綺麗なラベルで、試飲させていただいのだが、飲みやすく爽やかな、すーっと遠くまで風景が伸びるみたいな♪味わいと思いました。
刈穂酒造の蔵見学の後、その裏の土手に行ってみたら、カワセミはみつけられなかったけど、わさわさと草木が生い茂っていて、コウロギやモンシロ蝶や、おんぶバッタや、トカゲや、トンボやらがいて、それはそうと、オラは急におしっこ我慢できなくなって、おもわず立ちションしてしまい、立ちションの先に黒と黄色のまだらの蜘蛛がクモノスの真ん中で迷惑そうにプルプル震えてた、ごめん!(つづく)。
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2012-09-11T16:30:00+09:00
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